白秋ながや文庫

日々の徒然。

人間の性

2015年09月07日 | 日記

前記の格差社会についての追記である。まず経済力があると人生の問題の60パーセントは解

決する。残りの40パーセントは老いと死である。

今、高齢生活困窮者160万世帯を超えたという。政治が悪い。社会が悪いじゃかたずけられな

いもんだいがある。これは太古の昔から搾取する側と搾取される側の人間の性である。

冨と地位と名誉をえたものは貪婪の虫がつく。うまみを覚えもっともっと歯止めが利かない。

脅迫者、被害者、傍観者の3者で類系される。富裕層、困窮層、中流層。

言葉は意味を持つ。文字のごとくである。

経済は資本主義であれ社会主義であれ、格差の歪みはある。

そこで問題提起しよう。不安や不満や絶望や喪失感を怒りでなくそうとするのは動物ではない人

間が人間である意味を考えようではないか。富裕層に訴えたいあなた方の40パーセントののが

れられない老いと死これを不満や不安にしない方法があるとすれば30パーセントの財力と権力

を社会還元しなさい。そうすれば王様と乞食の悩みではないけれど社会の閉塞感はなくなり回り始める。あなた達にはそういう使命義務があることを忘れてはならない。


格差社会について

2015年09月07日 | 日記

王様と乞食の物語を例にだすまでもなく、富裕層と低額所得層の悩みは人の欲の問題である。

勝ち組が躁状態であって負け組みが鬱状態かというとそうでもない。

窮鼠猫を噛む。ではないけれど社会的困窮者でも攻撃的に箍が外れて猟奇な行動に走る者もい

たりする鬱屈して歪んだエネルギーの解放である。やられた側はたまったもんじゃない。

たいして鬱々として自己喪失願望に走る者もいる。

ではピラミッドの頂点とは言わないものも20パーセントの富裕層はどうかというと、これも躁と

鬱の二通りいる。前者は躁状態のため自分勝手な振る舞いをし、思いやりがなくなる。

後者は鬱状態のため脅迫観念にとらわれ孤立する。

男女間、親兄弟間、職場を含め、まわりを見渡すといるよね。病んだ人たち。

基本は妬み、嫉妬、驕り、……いずれも区別ではなく、差別、逆差別のもとになり病んで行く。

ストーカー、暴走通り魔、孤独死、自殺……胸の痛む環境である。

思うに昔、テレビが一億総白痴化といわれた時代があった。

しかし、ウオークマンから始まった情報の多様化、または個別化がこのような事態を招いたよう

な気がしてならない。たとえばスマホを電話優先にしていてググっているときや音楽をきいて

いるとしよう。そんなとき電話をタイミング悪くかけようものなら躁状態の人間から一方的にまく

したてられ怒鳴られてガチャ切り。話したいことがあったのにソレは無いよと鬱に自分を攻め

る。たぶん相手も絶望感や不安感や不満を快楽や怒りで相殺しようと必死なのであろう。


青春ドラマと言えば

2015年09月06日 | 日記

布施明が歌う、青春とはなんだ!これが青春だ!、森田健作の俺は男だ!中村雅俊の我ら青春!俺たちの旅、俺たちの祭り、俺たちの勲章、勝野洋の俺たちの朝……その他大映テレビのシリーズ。スクールウォーズ、不良少女と呼ばれて、ヤヌスの鏡……エトセトラ。

青春を描いた爽やかなどドラマは冷めて現実逃避などと思ってはいけない。

エンターティメントは生きる勇気を与えてくれる。。

ドキュメンタリーがいきつくところが人間の死がテーマとするならその逆の生である。

ドラマの影響は自己同一化するにはもってこいである。

たとえ現実で様々な挫折を味わっても誇りひとつを胸にかかげて恐れ知らないそれが若さだ

そうともこれが青春だ。ゆがんだ感情ではなく、爽快な感情を解放するとき不満や不安があっ

たとしても勇気を出して前に進もう。当たって砕けろですね。答えはでる。

自己実現を経験してみることだ。

たとえ模倣から始まったことでも、なにごとも経験。しかし犯罪に類似することはご法度だ。

夢を追うことは清々しいことだ。苦しいこともあるだろう。悲しく辛いこともあるだろう。だけど

くじけない心。頑張りすぎるとポキッとくることもあるから、しなやかにが理想だ。

……青春はいいもんだ!


生きる事はおもしろい~五木寛之著より

2015年09月03日 | 日記

人が生きていくということは、決して楽なことではない。

それどころか、人生というものは苦しみ、苛立ちや鬱屈に満ちているような気もする。

しかし、そんな日々を、うつむいて嘆いてばかりいるわけにいかない。

一瞬、一瞬を、自分でおもしろく生きる工夫をしなければ仕方ないだろう。

一瞬がかわれば一日が変わる。一日が変われば一年が変わる。そんなふうに自分に言い聞か

せながら、今日まで生きてきた。

なんとなく怪しい時代である。

「味気なき世をおもしろく」と、つとめてそうおもいつつ毎日をすごしている。

……あとがきより引用。