マジック ザ ギャザリング

清酒!!酒嚢飯袋のマジック ザ ギャザリングに関するブログ

赤単ゴブリン

2011-06-15 11:32:44 | デッキ紹介
こんにちは

今日は、各地で行われている日本選手権予選大会からデッキをご紹介
今回のデッキは「赤単ゴブリン」

前回開かれた第11回酒嚢飯袋マジック大会にて友亮選手が使用した「赤単ゴブリン」
大会で使われているゴブリンデッキはどんなものなのでしょうか?

今回は「新たなるファイレクシア」が発売前と発売後のデッキをご紹介します


日本選手権2011予選・名古屋1次・3位
スタンダード
岩月芳文 の赤単ゴブリン



クリーチャー24枚

4枚…ゴブリンの先達
4枚…燃えさし運び
4枚…ゴブリンの戦煽り
4枚…ゴブリンの奇襲隊
4枚…ゴブリンの酋長
3枚…トゲ撃ちの古老
1枚…オキシド峠の英雄


スペル13枚

4枚…稲妻
4枚…焼尽の猛火
3枚…噴出の稲妻
2枚…槌のコス


土地23枚

4枚…ぐらつく峰
4枚…乾燥台地
15枚…山


【サイドボード】

4枚…危険なマイア
3枚…躁の蛮人
4枚…電弧の痕跡
3枚…壊滅的な召喚
1枚…槌のコス



日本選手権2011予選・東京1次・13位
スタンダード
中恵示 の赤単ゴブリン



クリーチャー24枚

4枚…ゴブリンの先達
2枚…トゲ撃ちの古老
2枚…ゴブリンの奇襲隊
4枚…燃えさし運び
3枚…ゴブリンの戦煽り
4枚…ゴブリンの酋長
3枚…躁の蛮人
2枚…オキシド峠の英雄


スペル13枚

4枚…稲妻
4枚…焼尽の猛火
3枚…燃え上がる憤怒の祭殿
2枚…槌のコス


土地24枚

4枚…乾燥台地
4枚…ぐらつく峰
1枚…沸騰する小湖
15枚…山


【サイドボード】

2枚…壊滅的な召喚
2枚…電弧の痕跡
4枚…漸増爆弾
3枚…四肢切断
1枚…躁の蛮人
1枚…饗宴と飢餓の剣
1枚…戦争と平和の剣
1枚…溶鉄の尾のマスティコア






一番目のデッキリストが、「新たなるファイレクシア」発売前のもの、二番目が発売後のものになります。

大きくは変わっておりませんが、「新たなるファイレクシア」から、「燃え上がる憤怒の祭殿」「四肢切断」が取り入れられております。


「赤単ゴブリン」デッキは「カルドーサ・レッド」に良く似ていますが、「カルドーサ・レッド」ほどの速攻性はありません。
と、言ってもこれだけの軽量クリーチャーを取り入れているため他のデッキと比べたら速攻性はもちろんあります。

ゴブリンの王的存在「ゴブリンの酋長」
このデッキのメインターンはこのクリーチャーが出てくる場面、つまり3ターン目がキーとなります。


「ゴブリンの酋長」


「ゴブリンの酋長」自身に速攻が付いていますし、他のゴブリンの強化も兼ね揃えます。
3ターン目までにどれだけのクリーチャーを展開できるかも一つのカギとなります。


また、「燃えさし運び」はクリーチャーとしてももちろんですが、2点火力としての面で評価されいます。
今はやりの「石鍛冶の神秘家」なんかが除去できるのは大きいと思われます。


「燃えさし運び」


さらに、アーティファクト対策として「躁の蛮人」も入ってきます。
各種剣や「殴打頭蓋」などの対処が行えるので重宝します。
二番目のデッキではメインデッキに投入されていますが、相手の出方を見つつのサイドボードからの導入でも十分でしょう。
ゴブリンでもないですしね。


「躁の蛮人」


勝利への道のりはひたすら殴り続ける事です。
「ぐらつく峰」を使ってパワー強化、「稲妻」などの火力呪文で相手クリーチャーを除去しつつ勝利を掴みましょう


と、土地へ目をやるとなにやらおかしな事が…


単色のデッキなのに、二つのデッキ共に「乾燥台地」が入っています。二つ目のデッキには「沸騰する小湖」までも。

  
「乾燥台地」             「沸騰する小湖」


平地なんて入ってないし…
なぜだろう…




みなさん、なぜ入っているかわかりましたか?

順にカードを見ていけばわかると思います。

そうです。
「焼尽の猛火」があるのです。



「焼尽の猛火」


上陸さえしていれば、2マナでクリーチャーとプレイヤーに3点ずつ与えられる優秀なカードがあるんです。
そのために入っているのですね。


そして、忘れていけないのは4マナでこの能力を持ち合わせているこのお方。



「槌のコス」


とどめの一撃をたたきつけてくれるはずです

サイドボードにはアーティファクト対策の「躁の蛮人」、クリーチャー除去の「四肢切断」などが入れられております。
剣が2本入っていますが、相手のデッキに合わせてのプロテクションをつけるのでしょう。
「攻撃は最大の防御」を絵にかいたような突撃が見られそうなデッキですね



「カルドーサ・レッド」が大きく取り上げられていますが、キーカードはゴブリン系統ですからね。
まだまだ、ゴブリンデッキは終わりません



ではでは、今日はこの辺で