マジック ザ ギャザリング

清酒!!酒嚢飯袋のマジック ザ ギャザリングに関するブログ

第10回大会優勝者デッキ紹介

2011-06-19 12:55:29 | デッキ紹介
こんにちは

今日は、今月行われた「第10回酒嚢飯袋マジック大会」の優勝デッキをご紹介します

チャンピオンに返り咲いた直樹選手のデッキはどうなっていたのか
徹底分析です


第10回酒嚢飯袋マジック大会・優勝
レガシー
直樹 の白赤兵士デッキ



クリーチャー22枚

4枚…ベナリアの司令官
4枚…ボロスの補充兵
3枚…長弓兵
2枚…炉火のホブゴブリン
2枚…コーの飛空士
2枚…古参兵の剣鍛冶
2枚…陸軍元帥
2枚…磁器の軍団兵
1枚…秀でた隊長


スペル15枚

4枚…征服者の誓約
4枚…清浄の名誉
3枚…稲妻
2枚…古参兵の武装
1枚…存在の破棄
1枚…憤怒の炎の道


土地23枚

14枚…平地
9枚…山


【サイドボード】

4枚…紅蓮地獄
2枚…存在の破棄
2枚…磁器の軍団兵
2枚…古参兵の武装
2枚…粉々
2枚…石弾化
1枚…稲妻



今回の優勝デッキは「白赤兵士デッキ」
クリーチャーは最大で4マナと、フィニッシャーがいるわけではなく、軽量クリーチャーを強化しつつの殴り勝ちを目指すデッキ。
カードの役割とともにデッキを振り返ってみましょう。


まず、クリーチャーを見てみると殴り勝つ!!って気持ちが前面に出ているのがわかります

1マナ…ボロスの補充兵
2マナ…長弓兵
3マナ…磁器の軍団兵

この、序盤に盤面を支配するであろうクリーチャーはすべて「先制攻撃」を持っています。

    
「ボロスの補充兵」          「長弓兵」               「磁器の軍団兵」



さらに2マナのクリーチャー強化エンチャント「清浄の名誉」が4枚、パワー強化をしてくれる3マナクリーチャー「古参兵の剣鍛冶」、パワーとタフネスを強化する3マナクリーチャー「陸軍元帥」と、クリーチャー強化カードが目白押しです。

    
「清浄の名誉」            「古参兵の剣鍛冶」           「陸軍元帥」



フィニッシャーがいないデッキと話しましたが、このデッキは上記の様なクリーチャー強化カードの多様で「どのクリーチャーでもフィニッシャーになりうる」のが大きな強みです。

5マナで兵士クリーチャー・トークンを6体出してくれる「征服者の誓約」は、自軍の兵士クリーチャーの数によってパワーとタフネスが変動する「ベナリアの司令官」と相性抜群
一気に6/6以上になってしまうのです

  
「征服者の誓約」           「ベナリアの司令官」


また、二段攻撃を持っている「炉火のホブゴブリン」が強化されたらそれだけでも大きな脅威となります


「炉火のホブゴブリン」


次にスペルの部分では、先ほど挙げたように「征服者の誓約」「清浄の名誉」が大きく活躍しました。
また、軽量クリーチャーを戦場に並べるため「憤怒の炎の道」も入れてあります。が、1枚しか入っていないため手札に来ることは一度ありませんでした。


「憤怒の炎の道」


エンチャント・アーティファクト対策に「存在の破棄」をとりあえず入れてあります。1枚しかないですが、サイドボードに2枚入れてありますので、相手のデッキを見ながら2戦目以降の投入という形にしてあります。
兵士デッキということで、部族アーティファクト「古参兵の武装」も入れてみました。
一気に+5の修正と、言うような劇的な修正値は出せませんでしたが、常に+2的な渋い働きをしてくれました。


「古参兵の武装」



次にサイドボードです。


康選手が前回大会に「感染デッキ」で勝っていたため、軽量クリーチャー対策として「紅蓮地獄」は4枚入れておきました。
実際に、康選手が「感染デッキ」で参加してきて2戦目以降はフル投入で頑張りました(笑)


「紅蓮地獄」


サイドボードに唯一入っているクリーチャーとして「磁器の軍団兵」があります。これは、相手がノンクリーチャーデッキで来た時の「稲妻」の変わりや、「存在の破棄」が必要ない時などの交換要員です。このデッキならクリーチャーは多ければ多いほど頼もしいですからね。

「存在の破棄」と「粉々」は相手がエンチャント・アーティファクトを多用しているデッキで来た時のための要員。アーティファクトだけでいいならダメージも与えられる「粉々」を投入、エンチャントなら「存在の破棄」のように分けました。
友亮選手との対戦では「存在の破棄」フル投入です(笑)

  
「存在の破棄」            「粉々」


「石弾化」は…好きだから入れてみました(笑)
相手が大きな壁を入れてくるデッキや、「平和な心」などで動きを封じ込めるデッキの時に投入予定でしたが、今回は出番なし。
次回こそは使いたいと思います


「石弾化」




最後に、このデッキのマナカーブをちらっとご紹介です

まずは、クリーチャーカードのマナカーブ。



続いて、デッキ全体のマナカーブ。







と、なっております。

クリーチャーだけで見ると3マナ域でドンっっと跳ね上がっていますが、全体で見ると滑らかなカーブになっているのが特徴的ですね




ではでは、今日はここまで