1989年(平成元年)にバルテックから登場した2-2号機「タッチダウン」
文字通り、アメフトをモチーフにした機種で、シングルボーナスの集中がウリだった。
残念ながら、現役当時は設置に恵まれず、実戦の機会がなかった。集中搭載の2号機では、主にアラジン、ガリバーII、チャレンジマンAZ、クレイジーバブルスなどを打っていた(ジャンプ、トロピカーナA、チャレンジマン、フルーツチャンスなどは、あまり打てず…)。本機は、主に関西方面での設置が多かったと聞くが、都内でも局所で設置されていたようだ。
今から4年半前、上野ガード下のパチスロゲームセンター「DENDO上野」がオープン間もない時期に、本機と遭遇する機会があった。当時は、本機の他にもアーリーバード、ワンダーセブン、ブロンコ、ニュースターダスト、ガリバー…といった香ばしい機種達が置いてあり、現金投資も厭わずに通っていた。もちろん、現在もレトロ台を堪能するには打ってつけの店である。
「タッチダウン」のゲーム性について
★ビッグボーナスのないCタイプ
★メイン役はシングル集中役とレギュラーボーナス
REG確率…1/416.7(全設定共通)
(REGは「T.D」の三つ揃い)
★シングルボーナス集中役…「スーパーボーナス」
スーパーボーナスに入ると、シングル絵柄の「33」「77」が頻繁に揃う(シングル確率が1/20.7から1/2.07にアップ)。シングルは5枚+JAC(センター★揃い)で15枚の払い出しとなる。
(シングル絵柄の「77」…アメフトの背番号がモチーフ)
※スーパーボーナス突入率
設定1:1/454.5 設定2:1/312.5 設定3:1/263.2
設定4:1/227.3 設定5:1/196.1 設定6:1/175.4
※パンク確率…1/55(全設定共通)
⇒集中時の平均獲得枚数は約300枚程度。Aタイプのビッグボーナス1回分よりも少ない。もちろん、ヒキ次第でバラつきが出る。哀しい事に、レギュラーボーナスでもパンクとなる。
★小役、リーチ目
ヘルメット(15枚)、ボール(15枚)、イーグル(3枚)、チェリー(2枚)
※ヘルメットとボールは共通フラグ
3枚役だが、中・右リールに一つしかないので取りこぼし易いイーグル。集中時に出る小役は、このイーグルのみ。すなわち、15枚役(ヘルメット、ボール)やチェリーが出ると、「集中パンク」を意味する。集中時、イーグル確率は大幅にアップしている。なお、イーグルの中段揃いは、REGの鉄板リーチ目なので、やはり集中パンク目となる。
チェリーは、REGの入り目としての役割を果たす。但し、通常時でも1/95.2で抽選されており、単発ではガセることがある。
集中に入ると、払い出しの無いプレイで「TD」や「77」(共に★マークが付いている)が、左リール中段に停止するようになる。つまり、左中段「TD」と左中段「77」は、集中継続目となる。
一方、REGフラグが立った時は、当然に「TD」を左リールに引き込む制御が働く(中段が多いが、上下段にも止まる)。この時、中リールの「TD」がスベってテンパイする。ただし、通常時のガセスベリもあるのが厄介。
また、REG成立後は、シングル絵柄の「77」も左リール中段に止まるようになる。
★番外編…バルテック&アークテクニコ各機種の「共通点」
バルテック&アークテクニコの2~3号機のうち、「タッチダウン」「クレイジーバブルス」「セブンボンバー」「ワイルドキャッツ」の4機種には、意外とも思える1つの共通点が存在した。
それは、「リールの絵柄配列パターンが全く同じ」という事だ。
もちろん、、機種ごとに個々の絵柄は異なるが、下記の様に絵柄を置き換えてみると、各リールの配列が全く同じ「並び」になっている事に気付く。
タッチダウン クレイジーバブルス ワイルドキャッツ セブンボンバー
TD シルクハット 7 7
77 ¥ ベル ハネ
33 $ プラム ベル
ボール 緑バブル レモン オレンジ
ヘルメット オレンジバブル オレンジ プラム
イーグル 爆弾 黒猫 BAR
チェリー チェリー チェリー チェリー
当時のバルテックとアークテクニコは提携関係にあった為、同じAタイプ3号機のセブンボンバーとワイルドキャッツが共通配列である事は、比較的有名である。
しかし、Cタイプ2号機のタッチダウンとクレイジーバブルスのリール配列も共通である事や、上記4機種の配列パターンが全て同じである事は、意外に知られていないようだ。
実機や配列表をお持ちの方は、一度ご確認になってみては?
どうもBBの無い台は相性悪かった‥
記憶にある様な無い様な。
黒猫や7ボンバーは打ちました!!
7枚~8枚交換ZZ.時として10枚何て交換でも
熱くなれた時代でした。
BIGが無い台とは知らずにしばらく打っていました・・