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タッチダウン(バルテック、2-2号機)

2012-12-21 06:53:25 | パチスロ2号機

1989年(平成元年)にバルテックから登場した2-2号機「タッチダウン」

 

文字通り、アメフトをモチーフにした機種で、シングルボーナスの集中がウリだった。

残念ながら、現役当時は設置に恵まれず、実戦の機会がなかった。集中搭載の2号機では、主にアラジンガリバーIIチャレンジマンAZ、クレイジーバブルスなどを打っていた(ジャンプ、トロピカーナA、チャレンジマン、フルーツチャンスなどは、あまり打てず…)。本機は、主に関西方面での設置が多かったと聞くが、都内でも局所で設置されていたようだ。

今から4年半前、上野ガード下のパチスロゲームセンター「DENDO上野」がオープン間もない時期に、本機と遭遇する機会があった。当時は、本機の他にもアーリーバード、ワンダーセブン、ブロンコ、ニュースターダスト、ガリバー…といった香ばしい機種達が置いてあり、現金投資も厭わずに通っていた。もちろん、現在もレトロ台を堪能するには打ってつけの店である。


 

「タッチダウン」のゲーム性について

★ビッグボーナスのないCタイプ

★メイン役はシングル集中役とレギュラーボーナス

REG確率…1/416.7(全設定共通)

(REGは「T.D」の三つ揃い)

 

★シングルボーナス集中役…「スーパーボーナス」

スーパーボーナスに入ると、シングル絵柄の「33」「77」が頻繁に揃う(シングル確率が1/20.7から1/2.07にアップ)。シングルは5枚+JAC(センター★揃い)で15枚の払い出しとなる。

(シングル絵柄の「77」…アメフトの背番号がモチーフ)

※スーパーボーナス突入率

設定1:1/454.5 設定2:1/312.5 設定3:1/263.2

設定4:1/227.3 設定5:1/196.1 設定6:1/175.4

※パンク確率1/55(全設定共通)

⇒集中時の平均獲得枚数は約300枚程度。Aタイプのビッグボーナス1回分よりも少ない。もちろん、ヒキ次第でバラつきが出る。哀しい事に、レギュラーボーナスでもパンクとなる。

 

★小役、リーチ目

ヘルメット(15枚)、ボール(15枚)、イーグル(3枚)、チェリー(2枚)

※ヘルメットとボールは共通フラグ

 

3枚役だが、中・右リールに一つしかないので取りこぼし易いイーグル。集中時に出る小役は、このイーグルのみ。すなわち、15枚役(ヘルメット、ボール)やチェリーが出ると、「集中パンク」を意味する。集中時、イーグル確率は大幅にアップしている。なお、イーグルの中段揃いは、REGの鉄板リーチ目なので、やはり集中パンク目となる。

チェリーは、REGの入り目としての役割を果たす。但し、通常時でも1/95.2で抽選されており、単発ではガセることがある。

 

集中に入ると、払い出しの無いプレイで「TD」や「77」(共に★マークが付いている)が、左リール中段に停止するようになる。つまり、左中段「TD」と左中段「77」は、集中継続目となる。

一方、REGフラグが立った時は、当然に「TD」を左リールに引き込む制御が働く(中段が多いが、上下段にも止まる)。この時、中リールの「TD」がスベってテンパイする。ただし、通常時のガセスベリもあるのが厄介。

また、REG成立後は、シングル絵柄の「77」も左リール中段に止まるようになる。


 

★番外編…バルテック&アークテクニコ各機種の「共通点」

 

バルテック&アークテクニコの2~3号機のうち、「タッチダウン」「クレイジーバブルス」「セブンボンバー」「ワイルドキャッツ」の4機種には、意外とも思える1つの共通点が存在した。

それは、「リールの絵柄配列パターンが全く同じ」という事だ。

もちろん、、機種ごとに個々の絵柄は異なるが、下記の様に絵柄を置き換えてみると、各リールの配列が全く同じ「並び」になっている事に気付く。

 

タッチダウン クレイジーバブルス ワイルドキャッツ セブンボンバー

  TD        シルクハット        7            7

  77           ¥           ベル          ハネ

  33           $           プラム         ベル 

 ボール       緑バブル         レモン         オレンジ

 ヘルメット   オレンジバブル       オレンジ        プラム

 イーグル       爆弾           黒猫          BAR

 チェリー       チェリー         チェリー        チェリー

 

当時のバルテックとアークテクニコは提携関係にあった為、同じAタイプ3号機のセブンボンバーとワイルドキャッツが共通配列である事は、比較的有名である。

しかし、Cタイプ2号機のタッチダウンとクレイジーバブルスのリール配列も共通である事や、上記4機種の配列パターンが全て同じである事は、意外に知られていないようだ。

実機や配列表をお持ちの方は、一度ご確認になってみては?



3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あなろぐ)
2012-12-21 19:33:48
あ~!あったあった!なんか33とか77とか一杯並んでいたんで揃い易いのか??と思い打ったんですが・・・揃いませんでした(笑)
どうもBBの無い台は相性悪かった‥
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黒猫・・・ (公営の鬼)
2012-12-22 16:49:02
懐かしいですね。
記憶にある様な無い様な。
黒猫や7ボンバーは打ちました!!
7枚~8枚交換ZZ.時として10枚何て交換でも
熱くなれた時代でした。
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Unknown ()
2013-12-24 12:32:46
初めて見たときは、すごく洗練されたカッコイイ台だな!と思ったのですが、今見ると・・どこが?という感じです。
BIGが無い台とは知らずにしばらく打っていました・・
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