1999年(平成11年)に岡崎産業から登場した4号機「コア」
発売当初は、「割が少々キツ目の機械」との評判だったものの、リール配列と制御のミスで、通常時・ビッグボーナス中に6枚役(レモン、プラム)をダブルラインで取る「複合12枚抜き攻略」が発覚。たちまちプロ、セミプロの餌食となる。リプレイハズシと組み合わせれば、ペイアウトは設定1でも110%を超えた。
初打ちは、東京・有楽町の「UNO」(現存)2階フロア。既に「変則打ちは固くお断りします」の注意書きが台に貼られていた。直前に「イナゴ」の来襲を受けたのだろう。
(2000年当時の有楽町「UNO」…駅前(画像奥)の果物屋「百果園」の路地を入り、左側にあった店。現在、跡地に建ったショッピングビル「イトシア」にて営業。)
私も一度だけ、この店で店員の目を盗んで、小役を抜いた事があったな…。職場のすぐ近くのホールで「禁断の技」を使う事に、物凄い緊張を感じたのを覚えている。さすがに出入り禁止が怖くなり、記念すべき12枚抜きは、わずか数プレイで終了(笑)。
その直後に入替になってしまったが、順押しで普通に消化しても、予告音(リプレイやスイカをナビ)やボーナス告知(7セグが作動⇒3,7停止でビッグ、5停止でバケ)などで、十分楽しめる機械だっただけに惜しい。ビッグ時のファンファーレも荘厳でカッコ良かったし、ビッグ中のBGMもどこかゲーム音楽みたいで好きだったな。
有楽町「UNO」には、当時キャロルクラブ7(オリンピア)、メロディナーレ(サミー)、ビンビンカミサマ(サミー)、レジェンダ(北電子)、プチマーメイド(北電子)、エルビス(IGT)、コングダム(山佐)といった香ばしい4号機が置いてあった。ほぼ毎日、昼休みや仕事終わりに打っていたな。1Fには、3回権利のエキサイトコンバット(ニューギン)を設置。
ゲッターマウスやバーサス、ジロキチなど、アルゼ系4号機を打った姉妹店「DUO」に、今は亡き手打ちアレンジボールの名店「かもめ」など、あの駅前界隈には色々と思い出が多い。古臭い路地だったが、今は開発されてすっかり様相が変わった。
★コア・ボーナス確率表
設定1 設定2 設定3 設定4 設定5 設定6
BIG BONUS 1/303.4 1/282.48 1/264.26 1/252.06 1/240.94 1/240.94
REG BONUS 1/655.36(設定1~5共通) 1/431.16
機械割(ハズシ無) 91.32 94.23 97.14 99.32 101.50 104.93
(ハズシ有) 96.70 100.01 103.32 105.80 108.28 111.71
(フル攻略時) 112.99 116.61 120.22 122.93 125.64 128.39
※機械割の単位:%
★通常時の複合12枚抜き手順(一例)
(1)右リール枠下に7を狙う。
(2)右に「リプレイ・レモン・プラム」が停止したら、左下段or枠下にチェリー(下に7が付いた方)を狙う。
(3)レモンとプラムが平行テンパイしたら、中リールの上・中段にリプレイ付きの7を狙う。
(複合12枚抜き成功!通常の倍の払い出しとなる。)
この複合抜きに加え、チェリーを角チェリー(4枚)で取る手順、スイカ((予告音は「ドドドン」という太鼓音)の時に10枚(スイカ揃い)ではなく15枚(スイカ・スイカ・BAR)で取る手順を加えれば、千円平均40プレイ以上も回す事が可能。
★ビッグボーナス中の複合12枚抜き手順
(1)下にリプレイの付いた7を、中リール下段ビタで狙う。
(2)そのまま止まったら、上にチェリーの付いた7を左上段にビタ押し。レモン・プラムのWテンパイ形になったら、右リール枠内に7を狙う。
(ビッグ中12枚抜き成功!)
※リプレイハズシは上段受け=3コマ、中段受け=2コマ(リプレイとレモンのWテンパイなら13コマ)の余裕あり。スイカも15枚役で取れば、平均獲得枚数は440枚を超える。
★設定6判別(スロマガ手順)
(1)ビッグ終了後にクレジットを落とす。
(2)コインを32枚投入し、1プレイ消化。
(3)7枚手持ち
(4)11枚手持ち
(5)以後、11枚手持ちを繰り返す。
(6)35ゲーム以降、クレジット表示が30の時が判別プレイ。
⇒判別プレイでの小役出現率が35%以上なら、設定6の可能性大。
(判別対象小役…2枚チェリー、4枚チェリー、6枚役)
★追記…りん氏、件の情報は、もちろん把握しているのでご心配なく。情報提供に感謝します。
2000年って10年以上前の話ですがつい最近のような気がします・・10年って早いもんですね~