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(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

CRどろろん忍者くんV(大一、CRデジパチ)

2016-09-14 02:35:07 | CRデジパチ

1996年(平成8年)に大一から登場したCRデジパチ
「CRどろろん忍者くんV」



★忍者がモチーフ

★「どろろんえん魔くん」と「忍者ハットリくん」を
融合したような、ちょっとコミカルなネーミング
(同社は、後にスロやCR機で「ハットリくん」をリリース。
「えん魔くん」は、ニューギンや奥村がCR機、KPEがスロ
5号機を後に発表している)

★賞球:5&10&15

★大当り確率(通常時)
設定1:1/359
設定2:1/401
設定3:1/463

※当時の大一は、最低設定(設定3)の大当り確率が
激低のCRデジパチを、ちょくちょくリリースしていた
(CRビッグソロッター2(1/450)、CRバトルヒーローV(1/443.5)、
CRちんじゃらV(1/463)、CRワンダーランド(1/474.5)など)

★大当り図柄:〇~九(漢数字)、姫、殿様の各三つ揃い(全12通り)
(中デジのみ、ブランク図柄の「手裏剣」を計7つ配置)

★全12図柄中、「三、七、姫、殿様」の4図柄で当ると、
プラス2回の確変に突入

※突入・継続率1/3で+2回継続の
いわゆる「フルスペックタイプ」。
(平均連チャン数:4.75回)
ただ、当時は射幸性も問題視されていて、
本機はフルスペック末期の登場となった。

★大当り確率(確変時)
設定1:1/89.8
設定2:1/66.8
設定3:1/77.2

※確変時の確率が最も高いのは「設定2」

★確変中は、電チュー確率も1/9⇒1/1.2にアップ
(電チュー開放時間も通常時より長めになる)

★最高16ラウンド継続

★出玉:約2300個

★リーチアクション
・左右図柄が12個づつしかなく、リーチは多め。
・デジタルは「左⇒右⇒中」の順に停止。
・左右テンパイでリーチ発生。
・リーチは2系統に分かれる。
(爆発系、変身系)

(1)爆発系リーチ
忍者がデジタル上(城の屋根を模した)の右端に登場。
続いて、「タイムボカン」チックなドクロ爆弾も出現。
火の付いた導火線が徐々に短くなる。爆発しないと「不発」、
「BOM」の表示⇒モクモクと煙が立てば、「暴発」「巻物」
「千両箱」の各リーチに発展。不発、暴発はハズレ確定の
サムいリーチ。巻物、千両箱への発展を期待するしかない。

(a)不発リーチ:導火線が無くなっても、爆弾破裂せず。忍者泣く。

(b)暴発リーチ:BOM⇒煙⇒忍者が黒焦げになって、白旗を振る。

(c)巻物リーチ:BOM⇒煙⇒デジタル上に巻物出現⇒「ハズレ」「V」が
交互に並んで巻物内部で横スクロール。Vとハズレの間で一旦停止した後、
Vの方に動いて止まれば当り。ハズレならOUT(中デジは±1コマハズレ)。

(d)千両箱リーチ:BOM⇒煙⇒各デジタル上部に千両箱が3つ出現。
忍者が右⇒左⇒中の順に各箱に手裏剣を投げつけて、命中すると箱が
パカッと開く。大抵、びっくり箱のアカンベー人形で外れるが(中デジは
±1コマハズレ)、箱の中に小判が入っていれば大当り。つまり、最大3回の
チャンスあり。また、中デジのみ「アカンベー人形出現⇒中デジ回りっぱ⇒
アカンベーが上部に消え去って、小判出現」の再始動パターンあり(鉄板)。
当然、中デジの千両箱が開く時が、大当り期待度も最も高い。


(爆発(BOM))


(巻物リーチ)

(2)変身系リーチ
忍者がデジタル上部中央奥から出現。
気合を入れて変身の呪文を唱えだす。
(画面に「忍法」の文字も出現)
その後「サル」か「黄金忍者」に
変身して、各リーチに発展する。
サルリーチはほぼハズレだが、たまに当る。
黄金忍者はそこそこ期待できるが、ハズレも多い。
稀に、忍者が変身しないまま当ることもある。

(a)サルリーチ…
不貞腐れたサルに変身した後、煙草を一服。
スクロールが伸びて大当り図柄まで届くと、
大当りと1コマ先の間で一旦停止後、前後
どちらかに動いて最終停止(結構アツイ)。

(b)黄金忍者リーチ(高速回転)
…金装束に変身して中デジに派手な光線を発射。
中デジは高速スクロール後、最後はビタ止まり。
ハズれる時は2コマ手前~1コマ先で停止。

(c)黄金忍者リーチ(コマ送り)
…やはり金装束の忍者が中デジに光線を送るが、
忍者の動きが異なる。中デジはコマ送り進行。
コチラもハズレは2コマ手前~1コマ先。

(d)変身なし
…中デジがしばらくスクロール後、「忍法」の文字が
出るタイミングで忍者が変身せず、そのまま中デジが
停止して大当り。レアパターン。


サルリーチ…怠惰な表情で一服するサル


黄金忍者リーチ(高速回転)

※忍者の装束の色がおかしい、爆弾が出ていないのに
「BOM」の画面が出た、忍者が登場しないで当る等、
本機では「バグ」と思しき現象もしばしばみられた。


★同時期リリースの兄弟機
「どろろん忍者くん」
(現金機、1996年登場)

・大当り確率:1/224.5
・全12図柄中、「三、五、七」の三図柄で当ると
プラス2回の小デジタル確変(時短)に突入
(突入率1/4、3回ワンセット、確変ループ無し)
・確変大当り時は、最高10ラウンド継続の為、
出玉は1500個程度と少なめ(他は16R継続)



2 コメント

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Unknown (えむ)
2016-09-15 19:31:52
猿リーチ・・・変身無しで当たりビックリした
源さんのノーマル高速で当たった時も同じような衝撃
大一はこのころ当たり確率が一番キツいメーカーじゃなかったかな
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Unknown (じもてぃ)
2016-09-15 05:22:20
こちらの方が先に登場だと思うのですが、フィーバーピストル大名と通じる雰囲気がありますね。
日本ものモチーフだというだけでなく、図柄のデザインが同じクリエーターなんじゃないかと思うのですが・・・
それはともかく、この頃はキャラやネーミングのパクリが安直だったりセンスが良かったりと、パチンコの独特の文化が残っていて良かったと思うのです。パクリもきちんとやれば創作になるわけですが、その創作まで行きつけない怪しさというのがまた楽しみだったのですよね。2001年を最後にパチンコを打ってないのですが、今出ている台は漫画やアニメ、ドラマのキャラ物ばかりのようで、こうなると原作無視はできないでしょうから独自表現はできませんね。なんでもかんでも認知度があって権利がはっきりしている物の二次創作というのは悲しいことだと思います。パクリであっても元気だった80年代、90年代前半に帰りたいものです。
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