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スタークロス(大一、ハネモノ)

2013-01-17 19:32:57 | ハネモノ

1994年(平成6年)に大一から登場したハネモノ「スタークロス」

役物の銀色UFOが大きな特徴。背後のラウンド抽選ドットデジタルも、UFOを模していた。

 

★賞球6&10

★最高15ラウンド継続(新要件機)

★大当り時、ドットデジタルで継続ラウンド数を抽選

・絵柄は全15種類

「イ」「ロ」「ハ」「ニ」「ホ」→1ラウンド継続(100個)

トランプ絵柄(ハート、クラブ、スペード、ダイヤ)、ニコマーク→2ラウンド継続(200個)

「V」「15」「大」「当」「り」→15ラウンド継続(1300個)

★止打ち攻略可(役物UFOの上下動タイミングを狙い、V入賞率アップ)


当時、大一のハネモノというと、何といっても「ゴリコップ」(1993年)の過激な連チャンで話題を呼んだ。一旦当ると「33」「77」が立て続けに出る様は、まさに「ハネモノの皮を被った爆裂権利物」との表現がピッタリだった。

続いて登場した「ザ・名古屋」「ザ・名古屋2」(1993年)は、同じ7セグデジタルを使っていたが、連チャン性のないノーマル機へとトーンダウンした。まぁ、ハネモノは「波の穏やかさ」が、本来の持ち味でもあり、本来の姿に戻ったというべきであろう。

この「スタークロス」も、デジタルを採用したハネモノである。ただし従来の7セグではなく、役物奥のドットスクリーンでラウンド抽選を行うタイプだ。

本機以前のラウンド抽選モノでは、「たぬ吉くん2」「スーパーファイター」「ファイター2」(京楽)、「お笑い道場」(マルホン)、「福丸II」(三洋)、「ピョンピョン丸2」(奥村)といった連チャンタイプが主流であった。しかし、「1994年」という連チャン規制の真っ只中に登場したスタークロスは、完全なノーマル機である。

 

その他の特徴としては、ゴリコップ同様に、オトシもヘソ(センター)も1回開きチャッカーだった事が挙げられる。しかも、オトシの命釘は「三角釘」になっており、余程のアキでなければ、オトシへの入賞は難しかった。

ハネ開放のメインとなるのは、センターの1回開きチャッカーである。このチャッカー、賞球のない「スルー式」になっており、これはハネモノとして「初の試み」だったと記憶する。但し、スルーの真下には、ほぼ外れる事のない賞球チャッカーが付いていた。

 

通常時、ヤクモノ内のUFOは、絶えず上下動を繰り返している。UFOの手前側には、玉が通過できる小さな「切れ目」がある。ハネに拾われた玉が上段ステージ中央に向かい、この切れ目に巧く入ると、そのまま下段に落下してレールを伝い、Vゾーンへと向かう。

クセにもよるが、V入賞率は比較的高かった。また、賞球が6&10と少なく、チャッカーも1回開きの為、ホール側は他機種よりも釘を甘くする事が出来た。

V入賞で重要となるのが、ヤクモノUFOの上下動タイミングである。ちょうど、UFOが下降する時に玉がヤクモノへアプローチすると、V入賞のチャンスがあったのだ。この特性を利用して、止打ちでV入賞率をアップさせる技も考案された。

Vに入ると、UFOの背後にあるドットスクリーンで、ラウンド抽選が行われる。上述の通り、絵柄は15種類で、継続ラウンドは1R、2R、15Rの3パターンあり、選択率は均等に5/15となっている。「15」「V」「大」「当」「り」のいずれかが出れば、待望の15ラウンド継続となる。

 大当り時は、ヤクモノに玉を1個だけ貯留する。但し、貯留解除時はほぼVゾーンに向かう為、継続率は高い。15ラウンド完走時は、約1300個の出玉を得られる。

意図的なデジタルの連チャン性はないが、自力で15ラウンドが続く事もあって、一気に打ち止めとなるパターンも少なくなかった。逆に、せっかくの連続Vも1R、2Rばかりが出現…と、打ち手のヒキに大きく左右された。

そういえば、後にアツくハマった「ファインプレー」(マルホン)も、結構偏りがあって苦労したな…6連続で1ラウンド選択とか(笑)



1 コメント

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止め打ち (おいなり)
2013-02-22 22:19:35
当時の大一の筐体はアースが鈍く、ハンドルを握った人差し指を伸ばした位置にストップボタンがあり、それを利用しながら単発打ちをした記憶があります。
ピカ五郎とちがい結構寿命が長く、そこそこ食える台でした。
ドツキでパンクを防げましたね
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