連日30度以上の猛暑。人間は日干し状態ですが、りんごは元気に頑張っています。まだ3年目の人間年齢でようやく小学生。でもすっかり実をつけ生育も順調です。
トキ〈9月最下旬〉
弘前ふじ〈10月初旬〉
つがる姫〈8月最下旬〉
小さな命大切に!
◇優良園地視察◇
りんご農家も高齢化がどんどん進み、作業性重視の栽培方法が求められています。もともとワイ化樹栽培は、管理作業の効率化と多収穫、作業性を求めてマルバ台木から移行したものですが、それに加えて、危険な高い梯子を使わないでも、ビールケース程度の箱を踏み台にして作業が出来るよう、低樹高化を図り成功している農家を視察訪問しました。
早くから素質のよい側枝を数本残した開芯形仕立て(3年目)
1M50程度中心に多くの実をつける工夫
通常、ワイ化栽培は細型紡錘形を主体とした主幹形ですが、樹冠を縦から横に拡大させて作業効率を高めています。
地面すれすれに垂れ下がった枝が多く、草刈には苦労しているようです。また、樹冠が広がるので、植栽距離も広くとってあり支柱も多用しています。