(人)
俺(おい)が道(みっ)親んレールを踏(ふ)ん外(は)じっ
扇香(9月24日投稿分) (尾瀬の木道)
(寸評)
尾瀬の木道を、自分の歩むべき人生のレールに見立てた象徴的な表現が良かったと思います。
そのレールが親の決めたそれとは違っていたのです。そこには親子ともに悩んだり苦しんだりしたであろうことが、言外に読み取れます。
表面的ではなく、句の奥にあるものを考えさせて呉れる秀作といえましょう。
いわゆる深い句の見本のような一句だと思います。
ただ笑わせるだけでなく、薩摩狂句にもこのような境地があることも知って欲しいものです。
俺(おい)が道(みっ)親んレールを踏(ふ)ん外(は)じっ
扇香(9月24日投稿分) (尾瀬の木道)
(寸評)
尾瀬の木道を、自分の歩むべき人生のレールに見立てた象徴的な表現が良かったと思います。
そのレールが親の決めたそれとは違っていたのです。そこには親子ともに悩んだり苦しんだりしたであろうことが、言外に読み取れます。
表面的ではなく、句の奥にあるものを考えさせて呉れる秀作といえましょう。
いわゆる深い句の見本のような一句だと思います。
ただ笑わせるだけでなく、薩摩狂句にもこのような境地があることも知って欲しいものです。