久留米市のホテルマリターレ創世久留で行われていた第48期天元戦第三局は202手目で黒番関天元が投了。
これにより挑戦者の伊田九段が中押勝ち、戦績が2勝1敗になりました。
あと一つでタイトル奪取です。
今局は終始落ち着いていた伊田九段のペースで進んで行ったという内容でした。
前局で1勝したことにより気持ちが落ち着いたのか本来の力を発揮した感じでした。
伊田九段は日本棋院中部総本部所属の棋士ですが中部では第一人者として活躍されています。
中部総本部所属の棋士のみで行われる「王冠戦」では現在六連覇中です。
過去にはNHK杯優勝や十段位も獲得しています。
そんな実力者がタイトル保持者の関天元に自分の碁を打たせなかった感さえあった今日の対局でした。
関天元は若いながらタイトルを獲っただけのことはある実力者ですが劣勢になると落ち着きがなくなるようなところが見受けられます。
私も昨年札幌で行われた天元戦で一力さんを破ったときはこれから来る人なのかと思いました。
ただ先ほど書いたように対局中に落ち着きのない感じが分かりやすく出てしまうので囲碁ファンとしても深呼吸でもして冷静にと思ってしまいます😓
第四局は12月1日に洲本市の「ホテルニューアワジ」で行われます。
個人的には伊田九段に応援なんですが関天元にもタイトル保持者としての意地を見せて最終局まで行って欲しいと願っています。
それではごきげんよう👋