昭和34年(1959年)は、皇太子ご成婚のパレードを、テレビのない時代で山王神社で大勢たかって見た覚えがあります。
テレビがなくても不便を感じることがなかったのは、ほかにたくさんの遊びがあつたからだと思います。
紙芝居もあり、ゴムボールで野球もしたし、ビー玉や、メンコや、ゴム段とびや、
坂道でスキーやソリや、外でできる遊びがたくさんありました。
いいのか悪いのか、進学競争に明け暮れる現代の子どもたちのように、せっぱつまったものではなく、
自由に伸び伸びと、勉強したり遊んだりすることができた時代でした。
まだマイカーがなかった時代だから、みんなが一緒に遊んでいました。
ガキ大将がいたから、子どもの世界が楽しかった。笑いがあって楽しかった。本当に楽しかった。