私がフェイスブックをやってから、急に親しくなったお友達「長谷川光枝」さんです。
温海の長谷川魚屋さんで、朝の3時4時ともなると、鼠ヶ関にあがる魚を買って、東京の方にトラックで運んでもらう仕事もやり、
お店に並べたり、どうして男の仕事もやるんだろう?
それが後でわかったんだけど、ダンナさんがガンで長い闘病生活だったんです。
私は長谷川さんと知り合って本当によかった。心から尊敬していました。
ダンナさんは、まだまだ頑張らなければならない時に、先が短いことを知っていて、どんなに悔しかったでしょう。
でもダンナと一緒に旅行にも行きたかった。
いつもダンナを見ると、口がゆがみ、鼻水と涙で顔中がグチャグチャになっている。
「私は今が一番幸せよ、こんなに一緒にいられる時間が持てて、私は今が一番幸せ。
迷惑とも苦労しているとも、ちっとも思わない」
子供たちからも、見守られながら静かに亡くなられて、あれから3か月なったかしら、
千山閣でみんなで「しのぶ会」をやってくれてありがとうございます。
ダンナさんの同級生も一緒で、ダンナの感謝の気持が伝わったことでしょう。
長谷川さんが「大井さんと一緒に旅行いきたい!」と、ポツリと言いました。 「今度必ず行こうね」
健康を失ってからできなかった夫婦旅行を、わたしでよかったら喜んでいきます。
生きたくても生きられなかったダンナの言葉は「光枝ありがとの!」と、言っているでしょう。
チョットの小さいことでも幸せに思う長谷川さんと、知り合ってよかった。どうもありがとう!