「アラ!しばらくだのー!」 「おいどこわかるー?」
「わかるよ!だって、おじちゃんとおばぁちゃんの似顔絵描いたもの、立派になって!」
左に座ってる人が、しばらくぶりで来てくれました。
「オレ45日間、生死さまよってたんだ!」 「なんだって!」
「急に胸が苦しいと思ったら、それっきり意識なくなったんだ!
45日間も意識不明だったんだ!その間ジジが死んで、ジジが命を引き換えに、
オレを生かしてくれたんだ!」
家族の人は、「もうダメだと思った。ジジは93才で亡くなったけど、
そのかわり、めごがった孫を、生かしてくいだ!山形中央病院のお蔭だ!」と、
私に教えてくれました。
結婚したのに、奥さんは必死に祈ったでしょう。
毎日毎日、声をかけても、目を開けてくれない。涙を垂らしても目を開けてくれない。
生き返ったダンナに、「私は今が一番幸せよ!」と、言う可愛い奥様。
私は彼に言いました。
「あなたは使命があるのよ!世の中にいつも仲が悪くて、けんかばかりしてる人がいても、
そばにいる人が、一番大切だということを、みんなに教えることが出来るよ!」
「そうなんだ!オレ、一緒にいられるってことが幸せだと言う事を、みんなに教えたい!」
次の日が当たり前のように来ます。幸せなことだと思います。
教えてくれてありがとうございます。