こんにちは。
昨日はペンで描く水彩画教室でした。
喉の風邪がまだ治っていなかったのですが、マスクを着用しているし、話すことも少ないので行ってきました。
だって今回は【水張り】の方法を教えてくださるのですから、這ってでも行かないと!(笑)
【水張り】とは、仕上がった絵が波打ってしまっているのをぴんとした状態に戻す作業のことです。
絵を描く前にやるのが一般的だそうですが、今回は描いた後にやる方法を教えていただきました。
先生の作業を写真に撮ってきました。
①ベニヤ板(濡れても色がうつらない綺麗なもの)と描いた絵(裏返しにする)と水張りテープを縦横(紙より少し大きめに)それぞれ2本用意します。
②ベニヤ板に絵を伏せて置き、絵の裏側の全面に刷毛を使って水で濡らす。
③切っておいた水張りテープに刷毛で水をつけ、紙にテープが半分かかるように貼り付けます。
④紙がたるまないように注意しながら、他の辺にもテープをはっていく。濡らしたタオルやスポンジで空気を抜くようにする。
⑤ドライヤーか自然乾燥でしっかりと乾かす。
⑥完全に乾いて紙がぴんと張ったら定規をあてて、カッターで紙のフチを丁寧に切る。
⑦出来上がり!よれていた紙がまっすぐ綺麗になりました。裏のテープはそのまま残します。
以上が絵を描いてからやる【水張り】の方法です。
私も去年描いて、ものすごく波打っていた絵を持っていって水張りしました。
上がbefore、下がafterです。
紙全体の反りはありますが、細かい波打ちは取れました。
ベニヤ板と水張りテープは必需品だと先生もおしゃっていました。
勉強になりました。
これで私も家でやることが出来ます!
ありがとうございました。