外秩父七峰(そとちちぶななみね)縦走ハイキングコースは、東武東上線・小川町駅をスタートして、官ノ倉山・笠山・堂平山・剣ヶ峰・大霧山・皇鈴山・登谷山を縦走して寄居駅へ至るコース。
全コース歩くと約42キロになるが、そんな体力も根性も無いわたし達は、コースの終点である登谷山を7日に、8日には始点である官ノ倉山を歩いた。
7日 登谷山(とやさん)
QPさんにとっては、子どもの頃から百回以上歩いている馴染みのある山。ルートも複数あっていろいろな表情が楽しめる低山だ。今回は、わたしが未体験のルートを案内してくれた。
釜伏峠にある釜山神社の脇を通ってこの分岐点に来たら、塞神峠(さいじんとうげ)と反対方向の道を歩く。すると、
奥の院を経て日本水(やまとみず)へ、という小さい案内板が見えてくる。これに従ってどんどん歩いて行く。
10分程度で釜山神社の奥の院に到着。釜伏山(標高582メートル)の頂上だ。
ここからは岩場が続いてなかなかスリリングだ。鎖もあるのでそれを伝って歩くこともできる(岩場を登っているときは写真を撮る余裕がなかった・・・)。一番高いところまで行くと見晴らしがとても良い。清々しい秋の青空。紅葉はまだだ。
今度は岩場を下っていく。ここは鎖やロープにかなり頼った。安楽君の偉大さを改めて実感することとなる。
釜伏山見晴台休憩地からの眺めも爽快だ!
さらに下りていくと、巨大な岩が聳え立つところに到着する。
ここには日本名水百選の日本水(やまとみず)の水源がある。日本水は風布川の源流だ。
QPさんが小学生の頃、何度か町の人達とここに来て豊作を願って雨乞いをしたという。
ここは反対側の広い道路(小型車一台通れるほどの道)からは立ち入り禁止になっている、ということを後で知った。岩盤が崩落する危険性があるためという。この巨大岩盤の一部が剥がれて落下してきたら、それは大変なことだ!!今度このルートを歩くときは、岩盤の手前で折り返すことにしよう。
道の両側に多数の杉の木が立っているところを歩いて、駐車場まで戻った。
駐車場へ向かう途中、2週間前にたくさんマムシグサを見つけたところも通ったので、再び観察することができた!それにしても、2週間でこんなに大きな変化が起きていたとはびっくりだ!?
これについては、自宅のベランダで観察しているマムシグサと合わせ、後で(たぶん12月初め頃)「マムシグサ観察記」として記事にするので、それまでしばしお待ちください(って、楽しみにしてくれているマムシグサファンは果たしているのだろうか・・・)。
釜山神社近くの休憩所から眺めを楽しんで(手前に見えるのは宝登山(ほどさん)、ズームアップで撮影)、帰路につく。
8日 官ノ倉山(かんのくらやま)
今年の5月に初めてここを歩いたので、今回は2回目だ。
駐車場の近くに秋の風物詩カラスウリがたくさん生っていた。
登山口から歩いて数分のところに、北向不動がある。祀られているのは密教の中心的仏像である不動明王だ。
北向不動の向かいには、不動の滝がある。ここでは雨乞いが行われたという。
道の両側にシダの群生が広がり、沢の音が聞こえてきて、とても気持ちの良いところだ。
しかし、だんだんと道が狭く、急こう配になり、さらに↓のように根が四方八方に張ったところが増え、歩きにくくなる。
そして、岩の多い鎖場に出る。写真では分かりにくいかもしれないが、左下は登山口近くの杉の木が立ち並ぶところで、右上は木の根っこを避けながら歩くところ、そして右下が鎖場。
そこをなんとかクリアすると、まず石尊山(せきそんさん)に到着!標高344.2メートルだ。
頂上に祠がある。
見晴らしも良い。
ここから急こう配を下って、また上ること約15分。官ノ倉山(標高344.2メートル、石尊山と同じ)に着く。
展望は石尊山のほうが良いが、それでもこんな眺めが得られる。
頂上付近には、コウヤボウキがたくさん咲いていた。
2つの山頂で少しのんびりした時間も含め、往復2時間40分ほどの山歩きだった。官ノ倉山は標高は約345メートルと低いが、岩の多い鎖場あり、木の根が四方八方に張っている箇所あり、頂上に祠があったりと、変化に富んだ面白い山歩きだった。春になったらまた歩きたいところだ。
番外編:
QPさんもわたしも麺食いなので、7日のお昼はうどん、8日のお昼はそばを食べた。どちらもお世辞抜きですごく美味しかったよ!
こちらは7日のお昼、元六庵(寄居町)の「あられもちうどん」。手打ち麺がもちもちしていて、泣きたいほどの美味しさ!
こちらは8日のお昼、すきふね(東秩父村)の「天ぷら付きざるそば」。特にそばが大好きというわけでもないわたしなのに、このそばは美味しすぎて涙が出るほど感動した。
スニーカーを一足しか持っていないわたしを可哀そうに思ったQPさんが、少し早い誕生日プレゼントをくれた。早速履いてみたところ、軽くて履き心地が良いから、これからの山歩きはこのスニーカーで行こう!
自然の中を歩くのは気持ちよさそうですね。
見晴らしも良い感じに見れました^-^
鎖につかまっての上り下りや悪路があって大変そうですがw
頂上に祠がありますね。
昔は修業の場だったのかもです。
カラスウリ真っ赤に色付いていますね。
美味しそうですが、食べれないですよねw
パープルのスニーカー可愛らしいです。
私はいつもグレーです。
といっても実際のマムシグサをまだ見たことありませんが^^;
山歩き、とても気持ちよさそうです。
眺めも良いし、自然にも触れ合えるし、とても良い趣味をお待ちですよね。新鮮な空気をいっぱい吸って、足元の土の柔らかさや足元に溢れる木漏れ日を見て、そして空を見上げる…、憧れます。 眺めの良い場所では、雲を眺めて風を感じる…。心ゆくまでこうしたことをしたら、きっと心も体も軽くなるのでしょうね。^ ^
スニーカー素敵です♡
おはようございます。
低山ですが、なかなか歩きごたえのある山2つでした。
2日続けて山歩きというのは初めてのことで、今日は足が
変な感じです 笑。疲れたというのか力が入らないというのか。
頂上に祠というのは修業の場だった可能性があるのですね!
ありがとうございます。後で調べてみようと思います。
スニーカー、実際の色はサーモンピンクに近いかな?
見た目が可愛く履き心地も良いけど、
山道で汚れたらすごく汚くなりそう 苦笑。
やっぱり地味目の色がよかったかしら。
コメントありがとうございました♪
おはようございます。
わあ、マムシグサファン宣言、嬉しいです!
allyさんのためにもしっかり観察を続けます 笑。
山歩きは気持ちよいですよね~。
種明かしすると、小児喘息で毎月発作に苦しんだ息子のために
何かできないかと調べていたら、登山が良い(肺機能を鍛える)と
いう情報を得て、それから山歩きを始めたんです。
最初に登ったのが息子が3歳のとき、陣馬山でした。
おとなの登山者たちが、「お、こんなに小さい坊やが登ってる。
すごいね!がんばれ!」と声をかけてくれ、
調子にのった息子がほいほいと歩いていたのを思い出します 笑。
山の新鮮な空気を吸いながらよい運動をしたのが効果的だったのか、
6歳のとき喘息はぴたりとなくなり、それ以来
一度も発作に悩まされていない息子です。
山に感謝。(長くなりました~)
スニーカー、お気に入りになりました。
コメントありがとうございました♪
( *´д`*)
ちら見せ上手です💕
山は気持ち良いでしょうね〜✌️
おはようございます。
ちら見せのテクニック、ここでどんどん磨きます 笑。
でも、「お姉さん」の足元にも及びません。
やっぱりオトシガミさんと会う時には、
外せない仮面が必要です・・・。
コメントありがとうございました♪
ブログにはいろいろ書きますが、笑うところに惹かれますから〜😆
容姿は二の次三の次です👍
オトシガミさんは本当に優しい。女性ファンが増えるのも頷けます。
面白い話をして笑い合える関係って最高ですよね!
皆さん、私が物珍しいのかも知れませんねきっと
この歳になると羞恥と言う言葉が薄れて行くのです
現実とブログと差が無いと思いますし
職場でもどこでも、厄介な人間はぜーんぶ私に回って来ますから💦😅
明るい方向に持って行けたら何か楽しいからね〜テラさん✌️☺️
こんにちは
2日連続で、登谷山と官ノ倉山を制覇されたとは!
storytellerさんはもう立派な山ガールですね。💇
冒頭の写真の「木の根道」、私は大好きですよ。
歩くには注意が必要だけど、根が地中に入らないでクネクネと表面を這うように絡み合っていて。
木の長い歴史と生命力を感じるな〜
お誕生日祝いのスニーカー、とっても素敵です。👞👞
山に履いていくのは勿体ないくらいですね。
山の頂上でのランチもなかなか良いものですよ〜🍙🍙🍵🍵🍊🍌
物珍しい?というか、貴重な存在なんですよ~きっと。
珍しい、というのも誉め言葉になります。
わたしは「あなたのやり方・考え方って珍しい」と言われると、
褒められたと思ってお礼を言います。笑。
これからも笑って生きていきましょー!
こんばんは。
嬉しい、大先輩の山ガールに認めていただけて!
でも、わたしは低山専門です。高い山は無理だわ~。
fairyさんの武勇伝、お聞きしたいです。
木の根道を歩いたときのお話とか!
スニーカー、山歩きに使うのもったいないですよね~。
そうなんです、迷うけど、やっぱりこれが一番足にぴったりくるの。
山頂でのランチもいいですよね。
たまには、って思うんだけど、同行のQPさんはがっつり食べたい人なので、
おにぎりやサンドイッチじゃ物足りないだろうな。
fairyさんならフルコース作って山頂にシート広げて食べそうな雰囲気!
コメントありがとうございました♪
> allyさんへ...
こんばんは。
あ、だから息子さんの帰国時にマウントバイクのツアーを計画実行されていたのですね。とても楽しそうで羨ましくなりました。きっと息子さんにとって幼い頃の楽しい思い出がそのまま今もあるのでしょうね。^ ^
ところで、「それは違う息子です」の場合は、このコメントの削除をお願いします。(笑)
>こんばんは。... への返信
笑。
ご安心ください。わたしには息子は一人しかいません。
もう一人は娘です。笑。
一姫二太郎です。
息子はわたし以上に行動的で体を動かすのが好き、
ロードバイクに乗ってあちこち出かけたり、
友達とキャンプや登山をよく楽しんでいるようです。
カリフォルニアは自然が豊かなので、アウトドアが満喫できますね。