今年の7月に訪れた足利市の織姫神社→縁結び神社と縁切り稲荷 - Set me free!!!の近くにいくつか低山があり、その一つである両崖山(りょうがいさん)に登ることにした。標高251メートルとはいえ、侮ってはいけないよ!岩場の多い低山は面白くスリリングで結構ハードな山歩きだ。
晴天に恵まれ、寒さも和らいだ(最高気温は18℃)この日は、平日にも関わらず人出が多く、両崖山の麓にある織姫公園内の駐車場は2か所とも満車状態。そこで、少し離れている織姫神社の駐車場(ここはかろうじて数台分のスペースがあった)に止めて、そこから歩き始める。
この山は2021年2月21日に山林火災が起きたことがニュースにも取り上げられた。山林火災の出火原因はたばこと推定されたことから「足利市の美しい山林を火災から守る条例」が定められたという。山道のあちこちに「火気に注意」の案内板があった。
紅葉はほぼ終わり(赤や黄が茶色に変わりかけていた)、その中で目に付いたのがこちらのガマズミ。
麓から数百メートルの間はなだらかな山道で歩きやすいが、中腹あたりからごつごつの岩場が始まる。鎖が必要なほどではないけれど、大小さまざまな岩があって、時には手を岩にかけて登るようなところも。
楽しい。このくらいなら余裕。
結構高いところまで登ってきた。良い眺めだ!
若かったらロッククライミングに挑戦してみたかったなあ、と思っているむかし若かった女性がここに一人(お見苦しい写真ですみません)。
この岩場からは360℃の眺めが得られる。気分爽快!
さらに岩場を歩いて(足元に注意しながら)、
展望台に到着。
ネットの情報では、頂上は木々に囲まれていて見晴らしは良くないので、少し下の展望台で景色を楽しむとよい、とあったので、その通りにする。確かに眺めが素晴らしい!!
長い階段を上ると、
足利城跡へ。
どうやらここが両崖山山頂らしい。御嶽神社がある。
足利城主の長尾顕長が、国の重要文化財に指定されている山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)を打たせたと伝わったことから、両崖山の御嶽神社は刀剣乱舞ファンの聖地となっている、とQPさんが教えてくれた。
ところで、山頂の標識は?どこ~?とわたしが探し回っていると、そばにいたわたしと同年代らしき女性2人組が、「あそこですよ」と指をさして教えてくれた。
なんと。足利城跡が主役で、両崖山山頂の印はわき役なのか、と拍子抜けする 笑。
時間と体力があれば、↓の写真のように両崖山から天狗山、大岩山、行道山などの低山へも行くことができるが、わたし達は同じ道を引き返した。
途中とても元気なおじ(い)さまと出会い、少しおしゃべりをする。その人はしょっちゅう両崖山に登っているようで、「冬になって木々が枯れると、展望が開けて良いですよ。冬になったらまた両崖山を歩きに来るといいですよ」と教えてくれた。
髪は真っ白、歯もかなり抜けちゃっているようで、話し方や声の調子などから80代初めかな、という印象を受けた。話している途中で、「あれ、何だっけ。言葉が出てこない」と照れ笑いすることが何度かあったが、その笑顔から山歩きを心底楽しんでいる様子が伝わってきて、わたしのほうまで嬉しくなった。
別れた後、人の好い老紳士がこれからも元気で山歩きを満喫できますように、と心の中でお祈りした。そして、QPさんとわたしも、体力と気力の続く限り、ずっとずっと低山歩きを楽しめるといいな、と思う。山の空気は心も体も清めてくれるし、エネルギーチャージもできるから。
今年の低山ハイキングはこれが最後かな、と思っていたけど、老紳士に「冬山歩きもいいですよ」と教えてもらったので、来月もどこか歩いてみようか?という気持ちになっている。
いくら戦国武将がすぐに火を放ったからといって、煙草の火の不始末なんて、もってのほかですね。足利城ってこんな眺めの良い場所にあったんですね。山歩きは草木にふれるだけでなく、歴史にもふれることのできる素敵な趣味ですね。storytellerさんは私なんかよりもぜんぜん体力あるんだろうなぁ。
おはようございます。
この火災、鎮火するのに3週間以上かかったそうです。
甚大な被害、それも自然災害ではなくて人災でしたから、
ひどい話ですよね!
歴史の好きな人にはたまらない山だと思います。
体力は、年の割にはあるほうかな?
でも気力がいまいちで 笑。すぐ楽したくなる性格なので、
楽しく歩ける低山のみを目指します。
コメントありがとうございました♪
それにスタイル良いし
ちょっと面白いポーズを期待しているオトシガミっと
_φ(ΦωΦ)メモメモ
景色良かったですよ~😊
仮面の下の笑顔が見えるとは、透視術をお使いですね、
さすがオトシ神様!
今回はガニ股にならず歩けました 笑。
岩がごつごつは本当に面白いです。
童心に返れます。(子どもの頃近所の子達と
人の家の塀をよじ登ろうとして怒られた記憶が・・・)。
コメントありがとうございました♪
こんにちは
両崖山の岩山も魅力的ですね。
山と淑女、storytellerさんステキ!
えっ〜?
私は低山登山は11月からが始まりですよ~
冬は肌気は綿でなく速乾性のもの、熱湯をサーモス水筒に入れて、山頂で味わうホッカホカのコーヒーやスープは格別です。
最近の登山者はマナーが良くて、ゴミは絶対持ち帰る、歩きタバコをする人も見かけなくなりました。
ゴミなんて全く見ないですね。
これからも低山登山を楽しんで下さい!
私も今日は里山に行くつもりでしたが、町内の掃除当番なので断念しました。
失礼しました
肌気 → 肌着 でした〜
ビールを呑みながらコメントしてるので!汗🍺
こんばんは。
fairyさんは暑さより寒さに強いタイプ?
11月から本格的に山歩きということは真冬もどんどん登っちゃうのかしら!?
元気でうらやましいわ~。
わたしは熊と一緒に冬眠したいくらい、寒さが苦手なんです。
なんのために脂肪を体につけているのかわからないくらい 笑。
quiet hillsは冬も温暖な感じしますよね。
冬の山ガールレポート、楽しみにしていますよ!
コメントありがとうございました♪
>storytellerさん... への返信
ははは!そういうのはわたしもよくやるので、
スルーしちゃってOKです。
ビールといえば、エチゴビール見つかりました?
本当に美味しいんです。飲んでみてほしいわー。
storytellerさんは健脚だわ~♪
私は、街の坂道でもふうふう言ってます。。。
もっと、歩いて足腰を鍛えなくちゃね!
岩の上に立つ、storytellerさんが
若々しく、かっこよくて見とれました。
こんな、山の上のお城は、難攻不落と言われていたのでしょうね。
登山をしながら、歴史も感じられていいですね♪
お城があった山。
敵に攻められにくい工夫がされているものです。
登頂攻略には、大変さを強いられたと想像します。
でも攻め落とした山の頂上からの眺めは最高の景色ですね^-^