髪見!十人十色

市川の理容室の店主が綴る日記です
スワローズと釣りの記事がほとんどですが、よろしくお願いします

緊急事態宣言延長

2021年02月04日 | 徒然草
緊急事態宣言が延長になりました。

10の都道府県で、当面は3月7日まで延長だそうです。

特措法改正や伝染病法の改正と、一気に進みました。

さて、今日の東京都における感染者数は「734人」だそうです。

一時期は「3000人」に迫る勢いで増えていた感染者数から見ると、「減ったなぁ~」と思う人は多いと思います。

僕もその一人でした。

商売をしていると、どうしても「早く日常が戻って欲しい」と思いがちです。

売上が減っているので、どうしても元通りになって欲しいという、希望が先にたってしまいます。

でも、実際のところ、去年の上半期は「100人」を越えたところで、大騒ぎしていたんですよね…

伝染病を撲滅するのは、簡単ではありません。

ワクチンが出来て、その有効性が確認され、特効薬が生まれ、やはりその有効性が確認されて、撲滅はその先にある事だと思います。

僕自身は、このコロナ感染症を「インフルエンザ」と比較して

「インフルエンザはワクチンも特効薬もあるのに、5000人~10000人の人が命を失っている」

との考え方から

「コロナで失われる命は、1年で5000人くらい」

どっちが怖いか一目瞭然と思っていました。

そりゃ、もちろんの事ですが、失われなくていい命は失わない方がいいに決まってます。

でも、営業困難により、または職を失うことにより、絶たれる命もあるという事があるのも事実です。

命を天秤にかける事はできません。

どの命も、天寿を全うしてこその「尊い命」です。

飲食業界には保証金が出ることになっています。

家賃もいらない、一日の売上が5万円のお店にも、一日6万円が支給されます。

それも、「時短営業をしているお店」ですので、売上プラス6万円になるんです。

こんなこと言いたくないけど、保証金の方が楽できるお店が多数存在している事実があるのです。

「法の下の不平等」が出ている現実があるのです。

みんな、必死に耐えています。

会社勤めのサラリーマンの方々も同じように、収入が減っている人がいると思います。

会社が倒れてしまうかもしれない…というところまで考えている方もおられると思います。

それでも、なんとか感染を抑えようと必死になっている

どうか政治家の皆さんには、「法の下の平等」をしっかりと考えて欲しい。

財務省や厚生労働省、経済産業省のお役人の方々にも、今こそ、その英知を結集して、「万人が最低限、生活していけるだけの保障のしかた」を考えて欲しいと思います。

「時間がかかる」

だったら、時間のかからない方法と人員配置を

「不正申告がある」

だったら、それを咎める法律を

是非とも考え出して欲しいと思います。

「みんな、コロナで疲れ切っている」

その現実を直視して、場当たり的な方法を取るのはやめて欲しいです。

一日も早く、みんなで笑って歩ける世の中が戻って欲しいと思います。

話がまとまらなくなってきたので、今日はこの辺で失礼します。