ヤクルトスワローズに古田が戻ってきた!
故野村監督が、3年で優勝できたのは、「古田の成長に、良い方の誤算があったから」とまで言わせた、あの名捕手「古田敦也」
かつての同僚である高津臣吾監督を救うべく、「野村の教え」を「古田の教え」に変えて、選手たちに向き合っているそうだ。
野村さんの著書を何冊か読ませてもらったが、その中に
「外角低めがピッチングの基本」
という言葉が出てくる。
「困った時は、外角低め」
だそうだ。
この意見に、僕は大賛成である。
僕のような素人が、野村さんの意見に大賛成なんて言い方はおこがましいが、実はこれ「主審経験者」から言わせてもらう、「外角低め」なのだ。
息子が野球をしていた関係で、僕も少年野球で主審を務めさせてもらった事がある。
審判講習会なるものを受け、主審の立ち位置などを覚えて、実際の試合でジャッジをする。
さて、主審経験者の方ならご存知だと思いますが、主審が立つ位置は
「ホームベースの、バッターから見て内角側にあたる縦のラインに、自分の体の正中線を合わせる」
となっている。
そして、出来る限り姿勢を低く保ち、投手がモーションに入ると同時に、身体を固定する。
自分のすぐ前には、キャッチャーがいる関係で、実は主審に「外角低め」は見えていない。
と言うより、ホームベースの外角のラインが見えていないのである。
主審をするにあたり、審判講習会で言われる事がある。
「外角は見えてません。 ですので、勘に頼る部分も多くありますが、一度ストライクを宣告したコースは、その試合が終了するまで、絶対にストライクを宣告してください」
打者から最も遠いコースは、主審にとっては「最も見えないコース」なのだ。
息子が中学の時、所属していたチームでキャッチャーを仰せつかった。
僕は息子にある質問をした。
「試合開始の一球目、おまえならどこに構えて、何を投げさせる?」
息子は答えた。
「ブルペンで受けた時、一番いいと思った球を、真ん中に投げさせる」
僕は
「何で真ん中なの?」
と聞くと、息子は
「だって、先頭は一球目を振ってこないもん」
と答えた。
僕は息子に
「一球目を振らないって、なんで判るの? もしかしたら、打ち気満々で振ってくるかも知れないじゃん… もし、そいつが本当は強打者だったら、一球目のど真ん中は確実に当ててくるよな? 一球目は『外角低め』が一番安全なんだよ。 打者から一番遠いコースだから、手が出しにくい。 それとね、もう一つは『主審のクセ』が判るんだよ。 主審に外角低めは見えていない。 だけど、おまえが構えた『外角低め』をストライク宣告したら、その日は一日、そのコースはストライク。 打者から一番遠くて、手を出し辛いコース、つまり決め球の構える場所を初球で決められる」
息子は妙に納得した顔をしてました。
野村監督曰く
「野球は相手に点を取られなければ、負ける事はない」
つまり、失点しなければ、引き分けになる事はあっても、負ける事はないんです。
現日ハムの斎藤佑樹投手は、高校時代甲子園でこの「外角低め」にストレートとスライダーを投げ分けて、優勝しました。
もちろん、そのコースだけでは優勝なんて出来ないと思いますし、その「外角低め」を生かすために、内角に厳しいボールを投げ込んだりもしていました。
でも、僕は今でも斎藤投手は「外角低め」の素晴らしさで優勝したと思っています。
(その時の精度と球のキレでは、プロで通用しなかったのでしょう…今はものすごく苦しんでいるように見えます)
野球をいう競技は、「相手チームとの闘い」もありますが、「審判との駆け引き」も重要な勝因になると思います。
「間のあるスポーツ」として、最も「頭を使うスポーツ」と野村監督もおっしゃっていました。
その「野村の教え」を叩き込まれた、古田敦也コーチがヤクルトバッテリーに何を残せるかが、今年のヤクルトスワローズの行方を左右すると思います。
高津監督も、古田敦也だから知恵を借りる事を良しとしたのだと思います。
何でこんな事を、急に言い出したかというとですね~
我が家の犬に「スワローズユニフォーム」が到着したんです!
まだ寒いので、スワローズデビューは春になると思いますが、さっきちょこっと着ているところを見たら、「やっと我が家の一員になったかぁ~!」ってなもんでした!(笑)
まぁ、単なる親バカの独り言を綴るのに、ここまで引っ張らせてもらってしまって、最後までお付き合いいただいた皆様、本当に感謝申し上げます!
そのうち、写真もあげさせてもらいますね!(笑)
故野村監督が、3年で優勝できたのは、「古田の成長に、良い方の誤算があったから」とまで言わせた、あの名捕手「古田敦也」
かつての同僚である高津臣吾監督を救うべく、「野村の教え」を「古田の教え」に変えて、選手たちに向き合っているそうだ。
野村さんの著書を何冊か読ませてもらったが、その中に
「外角低めがピッチングの基本」
という言葉が出てくる。
「困った時は、外角低め」
だそうだ。
この意見に、僕は大賛成である。
僕のような素人が、野村さんの意見に大賛成なんて言い方はおこがましいが、実はこれ「主審経験者」から言わせてもらう、「外角低め」なのだ。
息子が野球をしていた関係で、僕も少年野球で主審を務めさせてもらった事がある。
審判講習会なるものを受け、主審の立ち位置などを覚えて、実際の試合でジャッジをする。
さて、主審経験者の方ならご存知だと思いますが、主審が立つ位置は
「ホームベースの、バッターから見て内角側にあたる縦のラインに、自分の体の正中線を合わせる」
となっている。
そして、出来る限り姿勢を低く保ち、投手がモーションに入ると同時に、身体を固定する。
自分のすぐ前には、キャッチャーがいる関係で、実は主審に「外角低め」は見えていない。
と言うより、ホームベースの外角のラインが見えていないのである。
主審をするにあたり、審判講習会で言われる事がある。
「外角は見えてません。 ですので、勘に頼る部分も多くありますが、一度ストライクを宣告したコースは、その試合が終了するまで、絶対にストライクを宣告してください」
打者から最も遠いコースは、主審にとっては「最も見えないコース」なのだ。
息子が中学の時、所属していたチームでキャッチャーを仰せつかった。
僕は息子にある質問をした。
「試合開始の一球目、おまえならどこに構えて、何を投げさせる?」
息子は答えた。
「ブルペンで受けた時、一番いいと思った球を、真ん中に投げさせる」
僕は
「何で真ん中なの?」
と聞くと、息子は
「だって、先頭は一球目を振ってこないもん」
と答えた。
僕は息子に
「一球目を振らないって、なんで判るの? もしかしたら、打ち気満々で振ってくるかも知れないじゃん… もし、そいつが本当は強打者だったら、一球目のど真ん中は確実に当ててくるよな? 一球目は『外角低め』が一番安全なんだよ。 打者から一番遠いコースだから、手が出しにくい。 それとね、もう一つは『主審のクセ』が判るんだよ。 主審に外角低めは見えていない。 だけど、おまえが構えた『外角低め』をストライク宣告したら、その日は一日、そのコースはストライク。 打者から一番遠くて、手を出し辛いコース、つまり決め球の構える場所を初球で決められる」
息子は妙に納得した顔をしてました。
野村監督曰く
「野球は相手に点を取られなければ、負ける事はない」
つまり、失点しなければ、引き分けになる事はあっても、負ける事はないんです。
現日ハムの斎藤佑樹投手は、高校時代甲子園でこの「外角低め」にストレートとスライダーを投げ分けて、優勝しました。
もちろん、そのコースだけでは優勝なんて出来ないと思いますし、その「外角低め」を生かすために、内角に厳しいボールを投げ込んだりもしていました。
でも、僕は今でも斎藤投手は「外角低め」の素晴らしさで優勝したと思っています。
(その時の精度と球のキレでは、プロで通用しなかったのでしょう…今はものすごく苦しんでいるように見えます)
野球をいう競技は、「相手チームとの闘い」もありますが、「審判との駆け引き」も重要な勝因になると思います。
「間のあるスポーツ」として、最も「頭を使うスポーツ」と野村監督もおっしゃっていました。
その「野村の教え」を叩き込まれた、古田敦也コーチがヤクルトバッテリーに何を残せるかが、今年のヤクルトスワローズの行方を左右すると思います。
高津監督も、古田敦也だから知恵を借りる事を良しとしたのだと思います。
何でこんな事を、急に言い出したかというとですね~
我が家の犬に「スワローズユニフォーム」が到着したんです!
まだ寒いので、スワローズデビューは春になると思いますが、さっきちょこっと着ているところを見たら、「やっと我が家の一員になったかぁ~!」ってなもんでした!(笑)
まぁ、単なる親バカの独り言を綴るのに、ここまで引っ張らせてもらってしまって、最後までお付き合いいただいた皆様、本当に感謝申し上げます!
そのうち、写真もあげさせてもらいますね!(笑)