私の住んでいる町は、古くからの宿場町で、古戦場や戦国時代の山城跡なども残るということもあるのかもしれないが、家の近所をちょっと散歩するだけでも神様系、仏様系、弔い系の小さな祭祀場がいくつもある。
ムカシの人は信心が深かった・・・・
確かにそうだろう。
また、別の理由もあってそうしたものが多くつくられたのだと思うことがある。
ときおり、体調を崩したり、怪我をしたり、親しい人などが同じように病気や怪我をしたときなどに思うことがある。
祈るしかなかったのだと。
おもに病気や怪我のとき。
今よりはるかに医学知識は発達しておらず、普及もしていなかったであろう。
医者も少なく、庶民には別世界の人たちであったろう。
効く薬も少なかったであろう。
怪我をしても、消毒や整形やリハビリもままならなかったであろう。
命を落としたり、苦しみが長く続いたり、後遺症が長く続いたり・・・
平癒を期待するには、祈るしかなかったのだ。
時おり、そう思う。
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