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ああ、あの時の、と記憶がよみがえる。
昨年のお盆休みに、古代の音を研究し、記録する研究者と故郷の福江で出会い、車に乗せる協力をしたことがあって、その時の成果物だった。故郷福江の人でも実演を見たことのある人は少ない嵯峨の島のオーモンデーの取材を二次離島の現場まで行くなど貴重な体験もした。恐れ多いことに、巻末の協力者の欄に名前も載せてくれていた。協力者のなかに、大好きなピアニスト板橋文夫さんのTO-BEというアルバムに参加していた仙波清彦氏の名前があったのが、子供じみてはいるものの、なんとも嬉しかった。
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