上海マスターのマリサポ日記

主に千葉ロッテ、ドラフト、高校野球、高校サッカー、ジェフ千葉、柏レイソル、女子フィギアを取り扱うブログ。

マリサポ日記2024.10.23(ロッテドラフト予想2024)

2024年10月23日 | ドラフト予想、総評
明日はいよいよドラフト会議。

ロッテの指名は前日までに公表されなかった。
ここ10年の籤運は

西 武:抽選6‐当たり3‐外れ3=的中率50%
中 日:抽選8‐当たり5‐外れ3=的中率62.5%
オ リ:抽選5‐当たり1‐外れ4=的中率20%
ヤ ク:抽選12‐当たり3‐外れ9=的中率25%
楽 天:抽選12‐当たり5‐外れ7=的中率41.7%
広 島:抽選8‐当たり3‐外れ5=的中率37.5%
ロッテ:抽選13‐当たり6‐外れ7=的中率46.2%
横 浜:抽選8‐当たり4‐外れ4=的中率50%
ハ ム:抽選11‐当たり3‐外れ8=的中率27.3%
阪 神:抽選12‐当たり3‐外れ9=的中率25%
バンク:抽選11‐当たり3‐外れ8=的中率27.3%
読 売:抽選12‐当たり2‐外れ10=的中率16.7%

中日が一番高いけど、回数が10回未満なので、10回以上だとまだロッテが一番高いんだね。
まあ、ロッテは高坂社長(23年:1敗)と吉井監督(22年:1敗、23年:2敗)が2年で4敗を積み重ねてしまったので、大分勝率を落としたからね。
ただ今年も吉井監督だと、金丸・宗山を引ける可能性は相当苦しいか。

今年はパリーグからのウェーバー開始なので、パ3位に入ったロッテの2位指名は7巡目。
逆ウェーバーとなる3位も6巡目なのでちょっと遅いね。
指名予定の選手を先に獲られちゃうリスクは高いか。

今年も希望を含めて予想してみる。


1位…金丸夢斗/関西大/投手/左投げ左打ち/177センチ/77キロ
MAX154キロ。
明大・宗山と双璧を成すドラフトの目玉左腕。
西武・隅田が1勝10敗、防御率3.75、オリ・曽谷が1勝2敗、防御率3.86、西武・武内が10勝6敗、防御率2.17と、大学ナンバーワンサウスポーといえども必ずしも結果が残せる訳では無いけど、二桁は確実との高評価。
ポスティングの絡む佐々木朗、国内FA権を持つ西野との絡みもあるから、ローテを埋められる即戦力投手、それもサウスポーなら喉手だけどね。
ただ3球団以上の競合は確実で、4、5球団来る可能性も。
吉井監督の籤運では無理…か?


1位…宗山塁/明治大/内野手(遊撃手)/右投げ左打ち/175センチ/79キロ
六大学通算10本(10月23日時点)。
ご存知ドラフトの目玉と言われる大学ナンバーワン野手。
福沢スカウトが「(1位で)間違いないでしょう。ケガの前よりスケールアップしているのが凄い」と評価。
俊足巧打というほど足は速くないけど、守備と打撃は天才的なセンスを持ち、「学卒ショートとしては鳥谷以来20年振りの逸材」との声も。
投手の目玉は毎年いるけど、野手の目玉は数年に1人しかいない訳だし、あれだけのミート力を持った野手はそうはいないから、狙う価値はあるか…。
鳥谷氏の頃は自由獲得枠があったから、ロッテは入札すら出来ずに悔しい思いもしたけど、今は大手を振ってアタック出来るし。
広島の入札が確定。


1位…西川史礁/青山学院大/外野手/右投げ右打ち/182センチ/88キロ
名前の読みは「みしょう」。
東都通算5本(10月23日時点)。
最後の秋は故障で欠場。
榎アマスカウトディレクターが「走攻守でトップレベル。12人(1位)の候補の1人」と評価。
ポランコは左打ちで、右打ちのソトが残留してくれたけど来季36歳(早生まれなので実際は37歳の年回り)なので、右のスラッガーは欲しいよね。
山口・山本大のツインマウンテンズがどうなるか分からん訳だし、右投げ左打ちの野手全盛時代に右打ちのスラッガーは極めて希少だし。
競合を避けた球団が入札に回るかも知れないし、入札が無くても外れ1位で競合しそうだけど、入札でも構わないので狙って欲しい。


1位…中村優斗/愛知工業大/投手/右投げ左打ち/176センチ/81キロ
MAX160キロ。
最速159キロだったが、最後にリリーフながら160キロを叩き出し、100マイルの大台に乗せた。
まあ佐々木朗の160キロもバットに当てられちゃうから、プロのレベルだとスピードだけで抑えられる訳では無いのは重々承知だけど、150キロがゴロゴロいる今の野球界でも、流石に160キロは稀だからね。
リリーフなら1年目から1軍定着出来そうだわ。
佐々木朗⇒国吉⇒中村優⇒大谷輝の剛速球リレーとか凄そうだよね。


外れ1位…篠木健太郎/法政大/投手/右投げ右打ち/177センチ/75キロ
六大学通算14勝(10月23日時点)。
高校が木更津総合。
スリークォーターからMAX157キロ。
高校時代に細かった線も4年間でビルドアップし、スピードは148キロから157キロまで成長した。
ただ投げさせ過ぎとの声も…。
もちろん地元選手なので欲しいけど、ロッテは3位に入ったので、2位の指名順は7番目なので、2位じゃロッテの指名まで残ってないよね。
獲るなら外れ1位じゃないと無理か。


外れ1位…藤田琉生/東海大相模高/投手/左投げ左打ち/198センチ/96キロ
MAX150キロ。
和製ランディー・ジョンソンが大成した試し無いけど、191センチの長身を誇る西武・羽田が才能の片鱗を見せた事から、育った時の見返りは凄まじそうだよね。
入札は無さそうだけど、ロッテ以外のパリーグ球団に指名されたら、難攻不落のピッチャーになっちゃうかも知れないので、外れ1位なら狙っても良いのかも。


外れ1位…渡部聖弥/大阪商業大/内野手(三塁手)・外野手/右投げ右打ち/177センチ/88キロ
読みは「わたなべ・せいや」。
関西六大学野球通算9本。
関西六大学野球の通算安打数の更新はならなかったが、タイ記録の通算119安打を放った安打製造機。
守備走塁も水準以上でただ打つだけの選手じゃないのも嬉しいが、右バッターなのも◎。
高校がプロで伸びる広陵なのも見逃せない。


2位…清水大暉/前橋商業高/投手/右投げ右打ち/193センチ/92キロ
MAX149キロ。
報徳学園・今朝丸に次ぐ評価を得る大型右腕。
若手右腕は中森・田中晴・木村といるんだけど、やはり佐々木朗が今オフにもいなくなるかと思うと、次世代エースは必要だよね。
篠木は仮に2位に残っても、ロッテの順番までは残らないだろうから、2位でスケールの大きな高校生を獲っておくのが吉か?


2位…柴田獅子/福岡大大濠高/投手/右投げ左打ち/186センチ/85キロ
名前の読みは「れお」。
MAX149キロ。
高校通算19本。
福岡大大濠と言えばオリ・山下だけど、またスケールのでかいピッチャーが出て来たね。
その山下は今年は躓いたけど、パの他のチームに獲られると、厄介なピッチャーに育つか。
じゃあ、ロッテが指名するべきなのか。
打撃センス○。


3位…吉納翼/早稲田大/外野手/右投げ左打ち/180センチ/87キロ
六大学通算13本(10月23日時点)。
早大の主軸を務める六大学通算13本を誇るスラッガーだが、その内6本は東大から。
六大学通算11本の中村奨が東大からは4本、10本の正木(現ソフトバンク)が2本、10本の萩尾(現読売)が1本、13本の蛭間(現西武)が4本、10本の上田が4本、20本の広瀬(現ソフトバンク)が7本、10本の宗山が2本(10月23日時点)だからね。
ロッテの上田が40%だけど、それを超えちゃうのはちょっと水増し感があるか。
まあ、1位で金丸か篠木を獲ったら、ロッテの3位には残らないので(逆ウェーバーは阪神の3位指名の方が早いので)、2位で獲る事になるか。


3位…宇野真仁朗/早稲田実業高/内野手(一・二・三塁手・遊撃手)/右投げ右打ち/178センチ/81キロ
高校通算64本。
出身が千葉。
内野はどこでも守れるユーティリティープレーヤーだが、器用貧乏ではなくスラッガータイプ。
しかし平沢・安田・藤原・山口・山本大・松川・金田・寺地で打撃がモノになりそうなのが藤原、今後の期待が持てそうなのが寺地、現状安田と松川は守備の人…となると、ロッテが高校生野手を育てられる確率は、守備要員含めて50%、打撃もとなると12.5%か…。
高校生野手は育てられないか…。


3位…知念大成/オイシックス新潟/外野手/左投げ左打ち/181センチ/75キロ
ファームの新球団、オイシックス新潟の所属選手で、1軍出場にはドラフト指名が必要。
イースタンリーグの首位打者で、俊足・強肩の守備力もまずまず。
大学・社会人のスタープレーヤーでも、二軍レベルでプロの壁に弾き返される選手が多い中、1年目でイースタン首位打者は立派。
ただロッテで成績を残してくれても、沖縄人気質とロッテのぬるま湯体質という組み合わせは、混ぜるな危険のシグナルなので、1年ですぐロッテに染まってしまうか…。
大嶺兄とか伊志嶺とか才能はあったけど、好調が長続きしなかったし…。
いや、イースタンでさえ結果出せない選手もたくさんいる訳だから、1年だけでも活躍してくれたら助かるけど。


4位…吉鶴翔瑛/法政大/投手/左投げ左打ち/175センチ/79キロ
六大学通算6勝(10月23日時点)。
MAX151キロ。
高校が木更津総合。
父親はロッテでも活躍した吉鶴憲治氏(現ソフトバンクコーチ)。
クライマックスで鈴木が3連投を避けるためにベンチ外れたら、左の中継ぎが中村稔だけに。
その中村稔も来季29歳で、坂本も31歳なので、若い左は欲しいよね。
ただ、今秋に成績を落としてしまったので、今後の捲土重来に期待したい。


4位…寺本聖一/広島経済大/外野手/右投げ左打ち/170センチ/85キロ
広島六大学リーグ通算12本。
上背は無いががっちりとした体格で、大学の先輩であるソフトバンク・柳田の大学時代のホームラン数を超え、柳田2世との呼び声もある強肩俊足のスラッガー。
リーグのレベルを考えると割り引かないといけないけど、柳田は育ったから関係無いか。
ただ左打ちなのが高部・藤原と被るのはネックか。


4位…加藤響/徳島インディゴソックス/内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/180センチ/82キロ
東洋大に在学中のまま、独立リーグ・徳島に入団した変わり種。
右打ちのショートは友杉と丸被りだけど、友杉や小川はスラッガータイプじゃないから、強い打球を打てる選手は欲しいか。
まあ、宗山との兼ね合い次第だわ。


4位…森翔太郎/中部学院大/内野手(三塁手・遊撃手)/右投げ左打ち/183センチ/89キロ
伸び悩みの安田がいて、中村奨との兼ね合いで中々試合に出られない上田がいるにも関わらず、左打ちの大型サードをまた獲ったら、編成の無能を白状してるのも同じ事だけど、高校が古豪・熊本工業なので、プロで伸びるんじゃないか、と…。
まあ、お荷物の中村奨の120試合優先起用契約が、もし本当にあるとしたなら、誰を獲ろうが意味無いんだけど…。


4位…モイセエフ・ニキータ/豊川高/外野手/左投げ左打ち/181センチ/85キロ
高校通算17本。
両親がロシア人。
選抜では飛ばない新基準の低反発金属バットでスタンドイン。
榎アマスカウトディレクターが「高く上がったファウルは力がある証拠。体も出来て来た」、「あそこまで振れて飛ばせるのは魅力」と評価。
他のチームのファンからしたら「ロッテが高校生野手獲ってもどうせ育てらんねーだろ」って話だけど、素材を獲らない限り何時まで経ってもスラッガーなんて育たないからね。
飛ばす力のある選手は何人でも欲しいわ。


5位…菊池ハルン/千葉学芸高/投手/右投げ右打ち/200センチ/103キロ
MAX149キロ。
パキスタン人の父を持つハーフで、身長2メートルの規格外ピッチャー。
今はまだ素材型だけど、この身長だから、上手く育てばすごい事になりそうだね。
将来的には「千葉のミンチー」と呼ばれて欲しいね。
千葉にミンチーはいたけど。


5位…颯佐心汰/中央学院高/投手・内野手(遊撃手)/右投げ右打ち/175センチ/72キロ
読みは「さっさ・ここた」。
今春選抜ベスト4の中央学院の投手兼遊撃手だが、プロでは野手一本で勝負の予定。
高い身体能力を持ち、投手としてMAX148キロをマークした強肩の遊撃守備と俊足が持ち味。
パワーと肩は今宮の高校時代の方が上だろうけど、スピードは負けてないよね。
右打ちのショートは友杉と被っちゃうけど、6歳差だし、地元のスター候補生なので、狙って行きたい。


5位…柴崎聖人/大阪経済大/外野手/右投げ左打ち/173センチ/80キロ
関西六大学リーグで通算100安打を達成したヒットメーカー。
三家スカウトは「春に比べてもスイングの力強さが増している」と評価。
俊足強肩も兼ね備えるが、寺本同様、左打ちの外野手は高部・藤原と被っちゃうか。


5位…麦谷祐介/富士大学/外野手/右投げ左打ち/180センチ/81キロ
俊足強肩でありながら、長打力も秘める左の外野手。
高部・藤原が左打ちなので、外野は右が欲しいけど、山川、外崎、多和田、金村と、輩出した卒業生の数の割にはプロで伸びる富士大学なので、そろそろロッテもお近付きになりたいところ。
相原は大成しなかったけど。


6位…岸本大希/徳島インディゴソックス/内野手(二塁手)・外野手/右投げ左打ち/166センチ/68キロ
四国アイランドリーグplusの俊足外野手。
四国の首位打者&盗塁王の肩書を引っ提げロッテに入団した大木(香川⇒2015育成1位)が支配下に上がれたものの、2年間で10試合2安打1盗塁に終わった事を考えれば、独立リーグレベルではスピードスターになれても、NPBではそうそう通じるもんじゃないのは分かってるけど、残念ながら今後和田がレギュラーを獲る可能性はゼロに近いだろうし、藤原は盗塁30個決めるタイプじゃないし、フル出場なら盗塁王の有力候補のはずの高部はスペランカー体質になりつつある…という現状を考えると、一番を打てる左のリードオフマンタイプは欲しいよね。
まあ、もう俊足巧打タイプは飽和状態で、そもそもチームの方針として走らせないのであれば、獲る意味無いって話ではあるけど。


6位…高橋幸佑/北照高/投手/左投げ左打ち/178センチ/80キロ
MAX146キロ。
今年はドライチ級の藤田こそいるものの、プロ志望届を提出した高校生ピッチャーに左が少ないため、下位で確保しておきたい。


6位…金渕光希/八戸工大一高/投手/左投げ左打ち/183センチ/83キロ
MAX144キロ。
高橋と同じく、下位で若いサウスポーを指名しておきたい。


6位…竹下海斗/敦賀気比高/投手・外野手/左投げ左打ち/180センチ/75キロ
MAX140キロ。
驚くほどのスピードはないが、緩急と変化球を駆使して凡打を積み上げる技巧派サウスポー。
下位で獲っておくと小島の後継者になれるかも。
打撃センス○。
二刀流か、打者転向もありか?


その他千葉枠…飯山志夢/立正大/外野手/右投げ左打ち/176センチ/70キロ
名前の読みは「もとむ」。
元ハムの飯山裕志氏を父に持つ二世選手。
出身は東京だが、高校が中央学院。
俊足強肩の外野手だが、しかし彼もまた左打ち。
右投げ左打ちの選手多過ぎますって…。
お父さん、右バッターだったのに…。


その他千葉枠…櫻井亨佑/中央大/内野手(一塁手)、外野手/右投げ左打ち/180センチ/78キロ
名前の読みは「こうすけ」。
東都通算2本(10月23日時点)。
習志野が2019年に選抜準優勝した時のメンバーなので、覚えている高校野球ファンも多いはず(ただし選抜ではそれほど打棒は奮わなかった)。
昨秋に首位打者を獲得したが、今春は一転不振。
今秋は復調したものの、寺本・柴崎・麦谷・飯山の所でも書いたけど、左打ちなのが高部・藤原と被るのもネック。
吉井監督が退任して福浦新監督が誕生してたら優先したかもだけど、現状、寺本・柴崎・麦谷・飯山が獲れなかった時のサブ候補か?


その他千葉枠…加藤泰靖/トヨタ自動車/投手/右投げ右打ち/183センチ/87キロ
名前の読みは「たいせい」。
MAX153キロ。
高校が志学館。
上武大時代もドラフト候補に上がったが、プロ志望届は提出せず、トヨタに入社。
高校時代から追っている選手で、先発でエース、リリーフでクローザーが務まる逸材と買っていたんだけど、大学・社会人を経ても、盤石なドラフト上位候補にはなれず仕舞いというのが正直なところ。
名門のトヨタなので、下位指名は失礼だけど、飛び抜けたドラフト候補のいない今年の社会人でも、傑出した成績ではないので、指名するにしても下位になっちゃうか…。
もし日本選手権で大活躍したとしても、ドラフト後なので、指名は来年になっちゃうしね…。


その他千葉枠…椎木卿五/横浜高/捕手/右投げ右打ち/180センチ/85キロ
高校通算16本。
元ロッテ他の椎木匠氏を父に持つ二世選手。
出身が千葉。
体大きいし、肩も強いけど、今年のロッテが唯一補強ポイントじゃないのがキャッチャー。
来季27歳の佐藤都とは8歳差だけど、3個上に高い守備力を持つ松川、1個上に高校卒1年目でいきなりイースタンで.290を打った寺地がいるので、城島・森みたいな天才キャッチャー以外はしばらく指名しなくて良くなったわ。


育成…清原正吾/慶應義塾大/内野手(一塁手)/右投げ右打ち/186センチ/90キロ
六大学通算2本(10月23日時点)。
元西武他の清原和博氏を父に持つ2世選手。
福沢スカウトは「検討している。結果を見たい」、「未知数だからギリギリまで検討していかないと」、「なかなか慶応の四番なんかなれないよ。プレッシャーもある中でよく頑張っている」との評価。
中学・高校では野球部に在籍せず、慶應入学後に硬式野球部に入部して、四番打つんだから、ポテンシャルは凄いけどね。
ただどうしても話題性込みになっちゃうよね。
京都大学卒という話題性で田中英祐を2位で指名して(14年ドラフト)、結局戦力にならなかった訳だから、話題性だけで指名はやめて欲しいけど、育成でワンチャンあれば面白いよね。
まあ、そもそもファーストしか守れないのはきついか。
最後の早慶戦で3発ぐらい打ったら面白いけど、ドラフトの後じゃもう行くチームは決まってるか。


こんなところか…。
ここ10年の成績が

・15年:3位=73勝69敗1分、勝率.514、打率.257、防御率3.69、総得点561、総失点563、本塁打85、盗塁71
・16年:3位=72勝68敗3分、勝率.514、打率.256、防御率3.66、総得点583、総失点582、本塁打80、盗塁77
・17年:6位=54勝87敗2分、勝率.383、打率.233、防御率4.22、総得点479、総失点647、本塁打95、盗塁78
・18年:5位=59勝81敗3分、勝率.421、打率.247、防御率4.04、総得点534、総失点628、本塁打78、盗塁124
・19年:4位=69勝70敗4分、勝率.496、打率.251、防御率3.90、総得点642、総失点611、本塁打158、盗塁75
・20年:2位=60勝57敗3分、勝率.513、打率.235、防御率3.81、総得点461、総失点479、本塁打90、盗塁87
・21年:2位=61勝51敗18分、勝率.545、打率.242、防御率3.70、総得点541、総失点515、本塁打114、盗塁102
・22年:5位=69勝73敗1分、勝率.486、打率.231、防御率3.39、総得点501、総失点536、本塁打97、盗塁132
・23年:2位=70勝68敗5分、勝率.5072、打率.239、防御率3.40、総得点505、総失点524、本塁打100、盗塁73
・24年:3位=71勝66敗6分、勝率.518、打率.248、防御率3.17、総得点493、総失点495、本塁打75、盗塁64

こう。
10年の内、6回がAクラス、2位が3回、ここ5年に限れば2位3回、3位1回という成績なんだけど、どうしても「強豪」とか「優勝候補」よりも「やりくり上手」というイメージなんだよね。

で、今年はと言うと

・種市・西野が抹消がありつつも、ローテを守った
・石川歩が支配下に復帰し、唐川がローテの谷間で好投
・鈴木と国吉がセットアッパーとしてキャリアハイの大活躍
・横山も不安定さを覗かせたものの、セットアッパーとして年間通して活躍
・菊地も1軍定着の足掛かりを掴んだ
・中森と田中晴が才能の片鱗を見せた
・ポランコが残留してソトが加入し、ソトがリーグ2位の88打点をマーク
・佐藤都、小川、藤原がレギュラー・準レギュラーとして1軍定着

という上積みがあったものの、その一方で

・佐々木朗が10勝したがローテを守れず
・美馬は3度の先発で0勝2敗、防御率7.43と全く戦力にならず、二木や支配下復帰の河村も1軍登板機会は無かった
・今年も益田や澤村が守護神・セットアッパーを任されたが、連投が利かず、相変わらず安定感に欠けた
・2023年に活躍したリリーフ陣からペルドモが抜け、西村、坂本、澤田はパフォーマンスを大きく落とした
・井口政権下では冷遇された田村が1軍で起用されたが、打撃が完全に迫力不足
・中村奨が2年連続の打撃不振に加え、サードの守備でエラーや記録に残らないミスを連発。特にカイケルの様な、打たせて捕るタイプのピッチャーの足を大きく引っ張った
・春は打撃好調だった友杉が途中で息切れ。セールスポイントだったショートの守備でもリーグワーストの14失策と精彩を欠いた
・走れる選手がある程度いるにも関わらず、機動力を重視せず
・リーグ3位の71失策
・安田・山口・山本大など、スラッガータイプが全く育たず
・石川慎・大下・愛斗は目立った活躍が出来ず

とマイナス面も目立った。
ここから来期は

・中森・田中晴・菊地・大谷輝の成長
・藤原・高部の1年通しての活躍
・寺地の成長
・上田の巻き返し

というプラス要素があるけど、一方で

・佐々木朗がメジャー挑戦で退団の可能性有り
・西野が国内FA権を行使し退団の可能性有り
・佐々木千・国吉・唐川・東條・西村・坂本・澤田等、中継ぎ陣が2年連続で好投してくれた事が無いので、鈴木・横山・国吉が2年目のジンクスに陥る危険性がある
・契約のシバリがあるためか、中村奨や田村が来年も優先起用される試合がありそう
・平沢に続き、安田・山口も完全に伸び悩んだ感がある
・小川が一歩リードしそうだが、ショートのレギュラー争いが混沌としたまま
・今年は元気だったが、荻野貴・角中・岡が年齢的にどこまでやれるかは不透明
・ポランコ、ソトに故障や年齢的な衰えがあると一気に打線の迫力が低下する

という不安要素もあるね。
プラス要素よりも不安要素の方が多いので、補強ポイントは

A:佐々木朗・西野に流出の可能性があるため、ローテを守れる即戦力投手(出来れば左が良いが右でも可)
B:佐々木朗に流出の可能性があるため、将来的なエース候補(出来れば左が良いが右でも可)
C:鈴木が覚醒したが、鈴木が守護神に転向となった場合も想定し、穴を埋める左のリリーフ
D:若い左ピッチャー
E:益田の後の守護神
F:率を残せる右打ちのリードオフマンタイプ
G:和製大砲候補
H:中村奨を控えに追い遣れる即戦力サード
I:ショートのレギュラー争いに終止符を打てる不動のレギュラー候補(俊足巧打タイプではなく、スラッガータイプならなおOK)

となるけど、改めて見るとすげー多さだね…。
佐藤都と田村のレギュラー・準レギュラーに、守備型の松川、打撃型の寺地と揃ったキャッチャー以外はほぼ全部だわ。

Aのローテ入り出来る即戦力ピッチャーは、左で関大・金丸、右で愛知工大・中村でOKだけど、2人ともドライチでないと無理。
法大・篠木は2位まで残っても、上の順番で消えるため、ロッテの2巡目(7番目)まで残ってないか。
社会人が例年に比べて小粒なので、篠木以外では2位でローテに入れる即戦力がいないか。
Bの次世代エースは、東海大相模・藤田、報徳学園・今朝丸が候補だけど、こちらも入札か外れ1位で消えるレベルなので、入札では残ったとしても、外れ1位での入札が必要。
となると、2位で残ってる中だと前橋商業・清水、福岡大大濠・柴田などが候補か。
ただ中森と田中晴、木村がプロスペクトとしているので、2位枠は使わなくても良いか。
左なら2位でも良いけど、ドライチレベルの藤田と、3位以下の評価になっちゃうその他の高校生サウスポーの間に、かなりの実力差があるよね。
Cは鈴木が今シーズン大ブレイクだけど、クライマックスの第3戦で2連投の鈴木がベンチを外れた時、左の中継ぎが中村稔しかいなかったんだよね。
来年、坂本が復調する可能性もあるけど、もちろんしない可能性もある訳で、そうなるともう一枚、出来れば二枚欲しいよね。
となると法政大・吉鶴、青学大・児玉、西濃運輸・吉田などが候補か。
Dは秋山の戦力外で、左の支配下のピッチャーで25歳以下の若手がいなくなってしまうという異常事態。
力があれば左右関係無いし、実際、ロッテはここ2年で2位・3位な訳だけど、流石にこの選手構成は歪だわ。
高橋・金渕・竹下の中から1人は確保しておきたい。
Eは益田で行かれる所まで行って、250セーブに到達した時点で鈴木・横山・大谷輝及び新外国人で競わせる形で良いか。
広島・栗林みたいにいきなり守護神務まるルーキー、そうはいないだろうし。
Fは高部が首位打者や最多安打のタイトルを獲る様なら左も苦にしないだろうし、岡が元気なら喫緊の問題ではないけど、現実は高部がスペランカー体質になる可能性や、岡が年齢的な衰えを見せるリスクもあるので、一番を確実に任せられるアベレージヒッターは欲しいよね。
ただ、吉井監督が続投なので、足が速くても走らせてくれるかが問題だけど。
いや、そもそも俊足巧打タイプはもうお腹一杯って話でもあるか…。
Gは安田・山口に夢を見る時間が終わってしまったので、青学・西川、大商大・渡辺、早大・吉納の内、誰かを獲得して起爆剤にしたい。
山本大が覚醒してくれれば…なんだけど。
う~ん…。
素材を獲らなきゃ始まらないんだけど、獲っても始まってくれないのがロッテだわ。
コーチが悪いのか、選手が悪いのか、打者不利なZOZOマリンが悪いのかは、誰も分からんけど。
Hは契約で中村奨をスタメンで出さなきゃいかんのだとしたらベンチのせいじゃないけど、守備で上回る安田が殻を破れないのも確か。
2年目の上田の逆襲に期待したいけど、中村奨の優先起用という呪縛があるなら、結局使われないか?
いや、流石に上田が3割とまではいかないまでも、2割7分でも打つ様なら使うか。
Iは宗山が獲れればピタリとはまるけど、ドライチ競合確実なので、ロッテが金丸に行くなら縁は無いか…。

以上を踏まえた上で、補強の優先順位はA(先発投手)、G(長距離砲)、I(ショートのレギュラー)、C(左のリリーフ)か。
個人的な願望では

1位:金丸(速球派左腕)/抽選×⇒篠木(速球派右腕)
2位:渡部(強打の右打ち三塁手)
3位:宇野(内野はどこでも守れる右の長距離砲)
4位:吉鶴(速球派左腕)
5位:菊池(超大型右腕)
6位:加藤(本格派右腕)
7位:飯山(左の俊足リードオフマン)
8位:高橋・金渕・竹下のいずれか(高校卒左腕)

とかが良い指名だと思うけど「その順位でその選手は無理だよ」のオンパレードか…。
金丸入札で獲れれば良いけど、吉井監督の籤運が0勝3敗とロッテ監督史上最悪なので、3~4球団の競合ならどうせ外すんでしょ…ってなっちゃうよね。
それなら中村ってなるけど、そっちも、1回目の入札でも2球団の競合になっちゃうか。
でも西川もどうせ2球団競合にはなるだろうし、単独で獲れるのは篠木か。
ただ2位の指名順が早い西武や中日なら2位でも獲れる可能性のある篠木に、いきなり入札するのは損した気分になるよね…。
じゃあ、やっぱり金丸特攻が、一番悔いが無いか。
渡部は外野も守れるので、上田がサードに収まっても住み分け可能。
ただし里崎氏が「2位ではロッテの指名順まで残っていないので1位にした」ぐらいの評価なので、ロッテの2位指名まで残らないか…。
長打力だけなら引けを取らない吉納は、2位なら確実に獲れるだろうけど、左打ちなんだよね。

でもやっぱ打線の強化をした方が良いか?
打力が強化されてそれぞれ白星が2つ増えただけでも

小島:12勝10敗、貯金2⇒14勝10敗、貯金4
佐々木朗:10勝5敗、貯金5⇒12勝5敗、貯金7
西野:9勝8敗、貯金1⇒11勝8敗、貯金3
種市:7勝8敗、借金1⇒9勝8敗、貯金1
メルセデス:4勝8敗、借金4⇒6勝8敗、借金2

先発陣だけでもこうなる訳だから、ビハインドや同点の場面で中継ぎにも白星が付いたら、上手くすれば15勝ぐらい白星が違って来るからね。
いや、金丸が獲れれば二桁ピッチャーが1人増えるから、結局10勝加算されるんじゃないの? って突っ込みはあるかも知れないけど、金丸も何敗かはするからね(西武・武内は6敗)。
だとすると打力を強化した方がいいんじゃないかと。
結局クライマックスのファーストステージでも、3点目が取れなくて勝ち切れなかった訳だし。

野手の強化を優先するなら

1位:宗山(左の巧打者)/回避⇒西川(右のスラッガー)
2位:吉納(左のスラッガー)
3位:知念(俊足巧打の左打ちアベレージヒッター)
4位:モイセエフ・ニキータ(左のスラッガー)

とかになるけど、西武・蛭間のルーキーイヤーが56試合、打率.232、2本塁打、20打点、今年のDeNA・渡会が75試合、打率.255、3本塁打、24打点なので、やはり大学・社会人のナンバーワンスラッガーであっても、そう簡単には行かないか…。
でもパワーのある選手を獲らない事には始まらないからね。

まあ、色々な事がロッテに上手く運ばない限りは、1位で金丸に入札、抽選で外して野手にシフトしたけど、西川は入札済みで残っていた渡部にシフト、2位で篠木を狙うも、ロッテの2位まで残らず、残っていたピッチャーの中で一番良いピッチャーを指名…ってなるのが現実的な流れか。
やっぱ吉井監督の籤運が無いので、1位の抽選が上手く行かない可能性が高いのが痛いよね。
逆に金丸にせよ宗山にせよ、抽選で引ければ一気に成功ドラフトだけど。
まあ、泣いても笑っても明日の今頃には結果出ているので、金丸や宗山に入札するなら是非「金丸獲ったどー!」とか「宗山獲ったどー!」と言わせてくれ。
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マリサポ日記2024.10.23

2024年10月23日 | プロ野球
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202410220001145.html

ソトとの来季契約に合意へ。
年齢的な衰えの懸念があるから、複数年ではないけど、単年でそれなりの額を出したって事なのかね?
とりあえずPS砲の流出は避けられそうなので、2人がいる間に和製大砲を育ててくれ。
いい加減、頼むわ。
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