シャークバイト第三十四回
「アイ・アム・サム」
≪≪≪≪≪あらすじ≫≫≫≫≫
スターバックスで働く7歳の知能しかない知的障害持をもつ男サム(ショーン・ペン)は、ホームレスの女性との間に子供を授かる。
サムは我が娘を抱いた時に流れた大好きなビートルズのナンバー"Lucy in the sky with diamonds"からとってルーシー(ダコタ・ファニング)と名付ける。
ある日、母親はサムと子供を置き去りに逃げ出してしまう。男一人で四苦八苦しながらもスクスクと育つルーシー。しかし、7歳になったルーシーはサムの知的年齢を追い抜いてしまう。
ルーシーが戸惑いを感じ始めたそんな折、サムは父親として養育能力がないと判断をソーシャル・ワーカーに下されてしまう。ルーシーは施設へ、離れ離れになってしまう父娘。
サムは法廷で戦う決意を固め、エリート弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)に依頼する。果たして二人の幸せを取り戻す事が出来るのだろうか…
≪≪≪≪≪レビュー≫≫≫≫≫
スタバで働いているシーンから始まるオープニング。注文の品を届ける度に、
「wonderful choice! wonderful choice!」
と、声を掛ける。何を頼んでも言うんだけど、サムの人柄が見て取れる。障害者=自閉的なイメージがあるけれど、サムは相手を思いやる心を持った優しい人。引き込まれる…
ブランコに揺られながらルーシーが段々と成長していく、「パパ、なんで空は青いの?」子供らしい問い掛けから最後には、
「どうしてパパは他のパパと違うの?」
違いに気付いてしまったルーシー。宿題の本をサムが寝る前に読んで教えてくれるんだけど、段々と難しくなり読めなくなる。そんな父親を前に、読める文章を読もうとしない。詰まる言葉が「difference」ってのが心情を上手く表してる。
「読めるはずだよ、読みなさい。命令だよ、父親だからね。」
「ルーシーに読んでほしいんだよ、父さんは嬉しいんだ。」
と、サムは宥める。子供が自分を何かで追い越すのは何処の家族も一緒、知能であれ体格であれ収入であれ全てに於いて勝る事はありえない
だけど、昨今は子を羨み手をあげてしまう親の事件がよくある、自己中排他な感情を子供にも向けちゃうのは情けない。コドモなオトナが沢山イルンダナー
監督・製作・脚本は、以前に書いて絶賛した「コリーナ、コリーナ」と同じ「ジェシー・ネルソン」、どっちも少女の揺れ動く心情を上手く表現してる。
やはり監督によって作風に違いが出るもんだな。台詞少なくても登場人物それぞれにストーリーを感じられるのは、この人ならではじゃないでしょうかね。
ビートルズネタ&カヴァー曲の使い方が上手い。自分は詳しくないけれど、分かる人のツボを押さえてると思う。サムのジョン・レノンの仮装ワラタ(´∀`)
【映像で感動させる事は出来る。けれど、涙を流させるのは音楽だ】
とは、どっかの監督の言葉。どのシーンも印象深い、ショーン・ペンの声って妙に耳に残るんだよね。説得力があるみたいな。
弁護士リタ、里親夫婦、サムの愉快な仲間達の話は見てのお楽しみって事で、この映画を選んだ人は正に、
「Wonderful Choice!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「アイ・アム・サム」
≪≪≪≪≪あらすじ≫≫≫≫≫
スターバックスで働く7歳の知能しかない知的障害持をもつ男サム(ショーン・ペン)は、ホームレスの女性との間に子供を授かる。
サムは我が娘を抱いた時に流れた大好きなビートルズのナンバー"Lucy in the sky with diamonds"からとってルーシー(ダコタ・ファニング)と名付ける。
ある日、母親はサムと子供を置き去りに逃げ出してしまう。男一人で四苦八苦しながらもスクスクと育つルーシー。しかし、7歳になったルーシーはサムの知的年齢を追い抜いてしまう。
ルーシーが戸惑いを感じ始めたそんな折、サムは父親として養育能力がないと判断をソーシャル・ワーカーに下されてしまう。ルーシーは施設へ、離れ離れになってしまう父娘。
サムは法廷で戦う決意を固め、エリート弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)に依頼する。果たして二人の幸せを取り戻す事が出来るのだろうか…
≪≪≪≪≪レビュー≫≫≫≫≫
スタバで働いているシーンから始まるオープニング。注文の品を届ける度に、
「wonderful choice! wonderful choice!」
と、声を掛ける。何を頼んでも言うんだけど、サムの人柄が見て取れる。障害者=自閉的なイメージがあるけれど、サムは相手を思いやる心を持った優しい人。引き込まれる…
ブランコに揺られながらルーシーが段々と成長していく、「パパ、なんで空は青いの?」子供らしい問い掛けから最後には、
「どうしてパパは他のパパと違うの?」
違いに気付いてしまったルーシー。宿題の本をサムが寝る前に読んで教えてくれるんだけど、段々と難しくなり読めなくなる。そんな父親を前に、読める文章を読もうとしない。詰まる言葉が「difference」ってのが心情を上手く表してる。
「読めるはずだよ、読みなさい。命令だよ、父親だからね。」
「ルーシーに読んでほしいんだよ、父さんは嬉しいんだ。」
と、サムは宥める。子供が自分を何かで追い越すのは何処の家族も一緒、知能であれ体格であれ収入であれ全てに於いて勝る事はありえない
だけど、昨今は子を羨み手をあげてしまう親の事件がよくある、自己中排他な感情を子供にも向けちゃうのは情けない。コドモなオトナが沢山イルンダナー
監督・製作・脚本は、以前に書いて絶賛した「コリーナ、コリーナ」と同じ「ジェシー・ネルソン」、どっちも少女の揺れ動く心情を上手く表現してる。
やはり監督によって作風に違いが出るもんだな。台詞少なくても登場人物それぞれにストーリーを感じられるのは、この人ならではじゃないでしょうかね。
ビートルズネタ&カヴァー曲の使い方が上手い。自分は詳しくないけれど、分かる人のツボを押さえてると思う。サムのジョン・レノンの仮装ワラタ(´∀`)
【映像で感動させる事は出来る。けれど、涙を流させるのは音楽だ】
とは、どっかの監督の言葉。どのシーンも印象深い、ショーン・ペンの声って妙に耳に残るんだよね。説得力があるみたいな。
弁護士リタ、里親夫婦、サムの愉快な仲間達の話は見てのお楽しみって事で、この映画を選んだ人は正に、
「Wonderful Choice!」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆