〔読了〕 単身急増社会の衝撃: 先日、藤森 克彦 氏 による「単身急増社会の衝撃」を読み終えました。 今後の日本社会においては、非婚化の拡大による単身世帯の増加、特に中高年独身男性を中心とした単身化が急速に進むと予想されて... http://bit.ly/dI9vUD
by shian_cyu on Twitter
先日、藤森 克彦 氏 による「単身急増社会の衝撃」を読み終えました。
今後の日本社会においては、非婚化の拡大による単身世帯の増加、特に中高年独身男性を中心とした単身化が急速に進むと予想されています。著者の推計によると、総世帯数に占める単身世帯数の割合は現在の31.2%から2030年には37.4%になるとのこと。
本書は、具体的統計データをもとにした状況の紹介とそれを踏まえた対応策を論じたものです。
ただ、この対応策の提示については物足りなさが残ります。「増税と社会保険料の引き上げ」が不可避との結論ですが、困難なのは、具体的な増税案や社会保障制度のスキームの策定であり、その実行への具体的手立てです。このあたりの記述になると、研究所のリサーチャーという著者の立場からの限界が見えます。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
具体的な感想のURLは、以下のとおりです。
http://ck.treview.jp/out/9/review/539513
http://ck.treview.jp/out/9/review/539947
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先日、小池 龍之介 氏 による「考えない練習」を読み終えました。
この本、「考えない練習」とは面白いタイトルですね。
著者の小池氏は月読寺の住職。カルチャーセンタ等での坐禅指導や著作活動にも積極的です。著者の問題意識の原点は、考えすぎることの弊害です。
「思考」という脳の勝手な活動を調教するためには、「五感」を研ぎ澄ませて実感を高めることが重要なのだそうです。本書では、「話す」「聞く」「見る」「書く/読む」「食べる」「捨てる」「触れる」「育てる」の8つの章で、そのための具体的な練習法を分りやすく優しい語り口で紹介していきます。
読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。
具体的な感想のURLは、以下のとおりです。
http://ck.treview.jp/out/9/review/538960
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