OMOI-KOMI 雑感

今までのBlogが読んだ本の感想が中心になってしまったので、こちらは気楽な日記用にしてみました

〔読了〕 三酔人経綸問答

2009-02-28 20:35:01 | Book_Review
 本日、中江 兆民 による「三酔人経綸問答」を読み終えました。

 中江兆民は、ルソーの社会契約論を紹介した明治期の思想家です。

 本書は、今でいう高名な政治評論家?である南海先生のもとを、進歩派の洋学紳士氏と守旧派豪傑氏が尋ね、お酒を酌み交わしながら天下国家を論じあうという設定で書かれています。

 現代文訳の部分だけなら100ページ程度の本ですが、当時の政治思想の主要論点が織り込まれており、また、各人のやりとりが当世を感じさせる非常に面白い著作でした。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。

  具体的な感想のURLは、以下のとおりです。

   http://ck.treview.jp/out/9/review/357705

   http://ck.treview.jp/out/9/review/358106



↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

TREview


TREviewブログランキング

〔読了〕 おろしや国酔夢譚

2009-02-26 23:10:26 | Book_Review
 昨日、井上 靖 氏による「おろしや国酔夢譚」を読み終えました。

 井上靖氏の作品は、「天平の甍」「敦煌」等有名なものが数多くありますが、一冊読み通したのは初めてのような気がします。

 そもそも「小説」はあまり読まないのですが、雑誌「プレジデント」に経営者が薦める本の特集が掲載されていた中で、三菱電機・野間口会長により紹介されていたので読んでみたものです。

 主人公は、大黒屋光太夫。
 江戸後期、伊勢・白子の浦を出港し江戸へと向かった光太夫一行は、激しい嵐に会い漂流。10年間にわたりロシア国内を遍歴した後、ようやく故国に戻ってきました。

 稀有な経験をした各々の登場人物のプロットが見事です。微妙にジャンルは異なりますが、吉村昭氏の作品にも通底したものを感じました。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

TREview


TREviewブログランキング

〔読了〕 セブン‐イレブンの正体

2009-02-23 22:02:38 | Book_Review

 本日、古川 琢也 氏+週刊金曜日取材班による「セブン‐イレブンの正体」を読み終えました。

 売上高では百貨店を凌駕し、店舗数も入れ替わりは激しいものの年々増加し続け、すっかり生活に不可欠なものとして定着したといえるコンビニですが、2009年2月20 日の読売新聞に「セブン‐イレブン、加盟店の値引き不当制限か…公取委検査」との記事が報じられました。

 本書では、新聞報道された「過剰発注」「大量廃棄」それらの誘引となっている「ロスチャージ」という独特の会計処理といった実態を裏づけるようないくつもの証言・証拠が紹介されています。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

TREview


TREviewブログランキング


〔読了〕 子どもと話す 文学ってなに?

2009-02-22 16:04:49 | Book_Review

 本日、蜷川 泰司 氏による「子どもと話す 文学ってなに?」を読み終えました。

 私には「文学的素養」がなく、いわゆる「文学」というジャンルの本はほとんど読んでいません。
 そういった私の「弱点」を埋めることができるのではとの期待もあり、「文学ってなに?」というタイトルに惹かれて読んでみました。

 本書では、「文学」にまつわるいくつかのテーマを掲げて、「私」と「少年」との会話が進められていきます。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。


↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

TREview


TREviewブログランキング


〔読了〕 タオ・マネジメント―老荘思想的経営論

2009-02-21 17:19:24 | Book_Review

 本日、田口 佳史 氏による「タオ・マネジメント―老荘思想的経営論」を読み終えました。

 「プレジデント」という雑誌で特集された「経営者が薦める本」で紹介されていたのですが、老荘思想にもとづく企業経営の要諦を説いた珍しい著作です。

 「老子道徳経」81の章ごとに、書き下し文と一般的な解釈、それに加え「経営」に敷衍させた解説が記されています。

 読後感については、また私のもうひとつのBlogでお知らせします。

  具体的な感想のURLは、以下のとおりです。

   http://ck.treview.jp/out/9/review/354630

   http://ck.treview.jp/out/9/review/355202

   http://ck.treview.jp/out/9/review/355475


↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
素晴らしい すごい とても良い 良い

TREview


TREviewブログランキング