ぼけ (クサボケ)
・暖かくなって木の芽が膨らんできました、広島ではもう「桜の開花宣言」があったという報道です。ことしは例年にくらべて暖かい冬だった?。何はともあれ老人には陽の光はありがたい。
「ぼけ」は咲いたが、幸いまだ「ボケ」もせずに生きてます、今日はタイトルが思いつかないので、
いつの時代でも「老人・歳を取る」とひとは同じような?。「じいさん」かそれとも「ばあさんか」かどっちか、分かりませんが、なにかの本で読んでメモしておいた江戸末期の「画家・歌川国芳」が描いた「田家茶話 六老の図」の中にある狂歌六首を、そのまま、
・聞きたがる死にとうながる淋しがる 出しゃばりたがる 世話をしたがる
・又してもおなじ噺に子をほめる 達者じまんに人はいやがる
・くどうなる気みじかになる愚痴になる 心は僻む身は古くなる
・ しわがよるほくろができる背はちぢむ あたまははげる毛は白くなる
・手はふるふ足はよろつく歯は抜ける 耳は 聞こえず目はうとくなる
・ 身におふは頭巾えり巻き杖眼鏡 湯たんぽ温石しびん孫の手
* 狂歌のなかにいくつも「あるある」があって笑いを誘う。「温石」といえば戦後物のない時代、丸い石を焼いて布で包んで手足を温めた思い出があります。幸い医学の進歩で白内障手術後は眼鏡不要となりましたが、湯たんぽは今でも重宝しています。
いずれどなたも歳を取る、同じような老人になる?、かも。それが「ひと」なんでしょう、、
・幸せな老後は「楽しみは春の桜に秋の月 夫婦仲良く三度喰うめし」です、それも奥さんが元気でいてくれるからです、日頃から奥様に感謝をお忘れなく、、、