しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

2024年10月30日 | 日常雑記

 9日まで「読書週間」です。思ったのは子供の頃の「本」のことです。昭和の始めのころの話ですから、、、母親が本を読む人だった、その影響でしょうか子供の頃から本を読むのは好きでした。

 長く続く戦争の世の中でした。子供の頃は日本と中国の戦争「日支事変」の最中でした。出版物も勿論新聞も紙数が少なくなり、雑誌も物資不足が言われる頃になり、戦争が長引くにつれて紙質も印刷も悪くなりました。

 読む本は「少年倶楽部」でした。貧しかった、買ってもらったときは同級生と貸し借りして読みました。親の読んでる「主婦の友」をこっそり読んだりしました。夏目漱石・島崎藤村・国木田独歩は単行本は高価で買えなかったし、難しい漢字が多かったけど、読むものがないから、学校の図書館で借りて辞書を引きながら読んでました。独歩の「武蔵野」をいま読んでも子供の頃住んでいた武蔵野の雑木林の情景が目に浮かびます。

 思い出すのは「・大佛次郎・佐藤紅緑・江戸川乱歩・山中峰太郎」の作家です。江戸川乱歩は子供には怖ろしい内容もありました。漫画はもっぱら田川水泡の「のらくろ二等兵」で出世して階級が上がって行くのが楽しみでした。島田啓三の「冒険ダン吉」も面白かった。ときどき芥川・漱石を「青空文庫」で読み返します。いま読むと内容が違って感じられるのは、歳を取って世の変化を経験したせいかもしれません。

 ・これから読む本が何冊かあります。この身体では遠出も出来ませんし、毎日が日曜日の身の上で時間は有るし、どこへ行くでも無し、読書が楽しみです。外出すると本屋さんに立ち寄るのが楽しみです。

・イヌサフラン(別名・アキノクロッカス)

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雨降って

2024年10月28日 | 日常雑記

・今朝は雨の朝でした。6時になってもまだ外は薄暗い、外気温は17℃で室内は24℃で肌寒い。昨夜は遅くまでテレビで「衆議院議員選挙」の結果を視てたので眠い。当落の結果で今朝の雨が「涙雨」か、それとも「慈雨」と感じたかはそれぞれ違うだろうけど、新しい与野党の数が決まった。 

 考えてみれば、過去の指導者が数に任せて行った負の遺産を、国民が違和感をもち、疑問に思い、これでいいのだろうか、これではいけない、と思った結果が今度の選挙であって、だからと言って、過去前任者の負の遺産を引き継いだ「イシバシ」の責任を問うのはオカシイと思う。それより、これからこの日本丸をどこへ向け舵を切っていくのか、期待しながら視ている。

 今後は政策により野党との妥協と調整と協調が乱れ飛ぶ国会運営、となるかもしれない、願いは「うそ」のない「まじめ」な政治をやって欲しいのだ、が、あの人も「ひと」だからなぁ、?、これから先は、神のみぞ知るということか。

 ということで、いま願うのは、まだ使える身体の部分を大事にして、手入れして、長持ちさせて、もうすこしこの世に滞在したい、です。

 ・もう一つ気になること、、

 そうです、オオタニショウヘイの左腕の亜脱臼です、、ひどくならないように祈っています。

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枯葉

2024年10月25日 | 日常雑記

      枯葉

 ・柿の落ち葉が綺麗だから拾ってきました、と言って家内が呉れた二枚の枯葉です。ふと頭に浮かんだのは、、、

 柿の葉でなくて「桐の葉」、葉が落ちて豊臣の天下の終焉を言った言葉を思いだしました。明後日は衆議院議員選挙の日です、このところ連日マスコミは何かと当落を予想していますが、どうなるか、なってみなければ、わからない、何となく今度の選挙はいつもと違っているように感じます。

 この『落ち葉』の言葉ですが、いつものCP百科事典では「淮南子・説山訓」にある一節だそうで、『見一葉落、而知歳之将暮、睹瓶中之冰、而知天下之寒、以近論遠』に由来し、「一葉の落つるを見て、歳の将に暮れなんとするを知り、瓶中の冰を睹て、天下の寒を知る。近きを以て遠きを論ずるなり。」からきてるのだそうです。

 つまり、些細な兆候をみて、これから起こるあれこれを想像する予測することだそうで、何かが起るには必ず「前兆」がある、ということ。そうなるにはそうなる理由があるという事かも。

 あの野村監督のことば「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を思います。「負けるときは、負けにつながる必然的な要因がある」は名言として知られてます、負けにはそれなりの理由があるということ。

  野球となれば、、選挙はさておき、、

 ・明日からの「ワールドシリーズ」が気になる人も多いでしょう。老人もその一人です。今朝の「モーニングショー」でも選挙並み、それ以上の時間を割いてオオタニサンを報道していました。明日からがたのしみです、選挙の結果も勿論。

 ロスは良い天気だそうですが、今日は朝から曇りでいまにも雨が降りそうな薄暗い室内です。外へ出られません、昨日から読み始めた「佐藤愛子著・凪の光景・文春文庫」を読みます。

             

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あれこれ

2024年10月22日 | 日常雑記

 ・「マイコプラズマ肺炎」、「インフルエンザ」、そして、まだまだ続いている「新型コロナウイルス」。老人は抵抗力が弱くなっています感染したら大変な事になり兼ねない。毎年10月半ばに「インフルエンザワクチン接種」を忘れません、今年は今月9日に済ませています。

 気温の上昇で数日前に暑い日にうっすらと汗をかいたのですが、着替えればよかったと後で後悔しましたが、その日から喉が痛み出して数日続きました、風邪かも?、と思いましたが熱がない。娘に頼んで「風邪薬・パイロンPL・顆粒」と「イソジン」を買ってきてもらい、服用しうがいを数日続けました。昨日から痛みが無くなりひと安心、無精してはならないと反省。

 

 ・野球の「日本シリーズ」を気にしないわけではありませんが、大谷選手と山本選手の活躍が気になる「ワールドシリーズ」。1年間「ドジャースのオオタニ・ヤマモト」のテレビ観戦を続けたのも両選手が日本出身だからかもしれない。この気持ちは「淡い愛国心」かもしれない。ドジャースが優勝して欲しいと願っていますが、、、

 仕事柄国の外へ出てセールス活動の出張にでました。また数年間韓国に滞在して仕事をした経験もあります。何度も何度もこの国を出入りしました。その都度、帰国の機上から緑豊かな国土と雲の上に富士山がみえると帰って来たんだ!、と家族に会う喜びと、ほっとした気持ちがいまも忘れられません、こんな気持ちも「淡い愛国心」というのかもしれません。

 ・きょうは良く晴れて空にはイワシ雲が、秋の空です。朝夕肌寒い日が続く様になりました。

 そろそろ扇風機をしまって石油ストープとパネルヒーターを押し入れの下から出さなければなりません。

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2024年10月19日 | 日常雑記

 ・45年のホテル人生でした。都市・リゾートホテルで仕事をしました。仕事柄多くの俳優さんにお会いしましたが、残念なことに西田さんにはご挨拶の機会が有りませんでした。報道で、きのう西田敏行さんが「虚血性心疾患」で亡くなられたことを知りました。

 好きな俳優さんと聞かれれば「西田敏行さん」と「渥美 清さん」と答えるほどお二人は好きな俳優さんでした。この身体ですから、気持ち映画は映画館で観たいと思っていますが、もう映画館はむりです。テレビ・ラジオ・その他のメディアで西田さんの時間を探しては楽しんでました。

 残念です、悲しいことです。なんで、どうして、それには、それなりの理由があったのを報道で知りました。

         心からご冥福をお祈り申し上げます    

           「 露の世は露の世ながらさりながら  ・小林一茶 」

                 合掌

         

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選挙です

2024年10月17日 | 日常雑記

 衆議院議員選挙」が始まりました、今回の選挙はワケアリ短期決戦ですから立候補者をはじめメディアも大童。27日が投票日です。昔から庶民にとって「良い政治とは腹いっぱい食わせてくれる政治」。生活が安定し、平和で静かに暮らせればそれが一番いい。そうは言っても、歴史を見ても、そんな時代があったこともあるが長続きしなかった、これからも同じだろう。

 ・昔から政治に関係した「ことば・比喩表現・俚諺など」は数えきれないほどあり、それだけ生活の全てに関係する「政治」は身近なものだからでしょう。米国の政治家J・P クラークは「政治屋は次の選挙を考え、政治家は次の時代を考える、と言った」。老人の願いは、この国の若者が将来への夢と希望がもてる国になって欲しい。

 韓国に「前官は名官」という俚諺があるそうだ。前のお代官様を言うのだろうか、前官を懐かしむ庶民の想いと、後任の官吏への不安からくる言葉だと思う。ことろで「前官は名官」、あの人が良かったと言えるような首相が最近の日本にいたか、いなかったか、どう思うか人さまざま、今度のひとが「イシバシガマシ」となるだろうか、、、投票率が気になります。

 松下幸之助氏は、php誌に「国民が政治を嘲笑しているあいだは嘲笑いに値する政治しか行なわれない」、また「民主主義国家においては、国民はその程度に応じた政府しかもちえない」という二つの言葉を毎号掲載してたそうだ。    まさに「至言」

・それはそれとして、ドジャース対メッツの試合が気になるので、、これでおわります、、

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深夜便

2024年10月16日 | 日常雑記

 ・毎日午前1時からと4時からのNHKラジオ深夜便を録音しておいて聞いています。聞きたくない内容なら消去します。今日午前一時は「全盲海洋冒険家 岩本光弘氏の―見えないからこそ 生きられる」でした。『16歳で全盲となり、筑波大学理療科教員養成で学び、大学から米国留学。筑波大学付属盲学校鍼灸手療法科教員となり。全盲者の太平洋ヨットで横断は大ニュースでした。現在米国西海岸で鍼灸院開業』。(聞き逃しは聞けます)

 岩本さんのことば「歯ブラシに歯磨きをつけることが出来なくなった時の絶望感」、そして「普通の事が出来る事の幸せ」が胸を打ちます。私達夫婦も歳を取り家内はペットボトルの蓋が開けずらくなり、ビニ小袋はハサミを使うようになりました。ともに動作が鈍くなり、私は杖を頼りに歩く、膝の痛みで家内に付いて歩けず、いつも後追い。お互い歳を取りました。老いとはこういうこと。

 でも考えてみれば、まだ多くの「普通のこと」が出来る。布団の上げ下げから、着替えもできる、食事も美味しく快食、快眠、快便。そうは言ってもいずれ介護保険のお世話になるが、まだ他人様のご厄介にならずに二人共日常生活が出来ている。健康に生み育ててくれた両親に感謝、そしていまの幸せを思います。

 出来なくなったあれこれを嘆くより、若い頃は思いもしなかった「普通のことがまだ出来る幸せ」をしみじみ思います。そして、お互いこの年まで生きられた、生かされたことへの感謝を思った今朝のラジオ放送です。

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秋晴れ

2024年10月13日 | 日常雑記

  今日の空       

  あさ5時起きた時は肌寒かった、日が昇ると夏日の強い陽の光で暑い。午後少し外を歩いた。膝の痛みは相も変わらず、両脚の力が弱くなったのを自覚しながら、ゆっくりゆっくり杖を頼りに歩く。万が一にも転んで骨折したら大変な事になる。出掛ける時、家内が急がないでゆっくり歩いてね、言葉を掛けてくれる。有難いことだ、時間はあまるほど有る、ゆっくり、、、

 今年の夏の暑さは普通の暑さではなかった、「猛暑」の日が続き外へ出られず。テレビ体操とストレッチぐらいでは運動不足、筋肉は確実に痩せて来たと自覚できる。もう取り返すことは無理かもしれない、無駄な抵抗かもしれないが、朝夕涼しくなった、なるべく10分でも15分でも歩く様にしている。

 歳を取ってくると、頭と身体が一体化しない、それが「老いた」という事なんだ。頭では脚を上げたつもりでも、筋力の弱った体は思った程上がってない、だから躓き転び運が悪ければ骨折。意識して脚を上げ下げするようにしなければならない。若い頃、老人がのろのろ歩くのをみて、可哀そうだと思ったが、その姿が今の我が身、これが自然の理、無駄な抵抗はやめる、受け入れなければならない。

 境川の土手も秋

      「草の葉もひとをさす也秋の風 ・一茶」

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10日は

2024年10月10日 | 日常雑記

 ・10月10日です「1964年・東京オリンピックが開幕した日」です。いまは「スポーツの日」になり月曜日へ移動し、連休日作り?に役立っているというと、またへそ曲がり爺が言ってると言われそう。

 テレビでオリンピックが視たい、子供にせがまれ、安月給を工面して高価な白黒テレビをやっと我が家でも買いました、もちろん「白黒」です。恭しく台の上に据えて視ない時は綺麗な布をかぶせてました。

 カラー放送が始まったのは、調べたら、NHKと民放4局が本放送を開始したばかり、カラーテレビの国産も1950年代後半に複数の家電メーカーが発売しはじめたころで、当時は高価でとうてい庶民の買える値段ではありませんでした。カラーテレビが普及したのはオリンピックのお蔭かも?。

 当時勤務していた国会に近い某ホテル、お客様の集まるロビーに家具調のカラーテレビが据えられ(確かナショナルの提供品?)でした。フロントマネージャーの特権?で、フロントを抜け出しては視ていました。10月10日はすっかり晴れた良い天気でした、今でも行進する日本選手団の上が赤下が白の姿や、青い大空に飛行機が描く五輪マークの雲を想い出します。東京と新大阪を結ぶ東海道新幹線も10月1日に開業していました。

 あの年はそれこそ生まれて初めて国の外へ出た年です。新規開業ホテルの宣伝のため、アメリカの西から東の旅行業者を訪問、約一か月の旅を終えて帰国したばかり、すぐ「東京オリンピック」でした。あれから60年も過ぎました、あれこれ懐かしく想い出します。

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和而不同

2024年10月09日 | 日常雑記

  タイトルの意味は「論語」のことば、「子曰く君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」という文章から。意味は「君子は誰とでも調和するが、道理や信念を忘れて人に合わせるようなことは決してしない。 一方、つまらない人間はやたらに人の意見に賛成するが、真に共感しているのではなく表面だけを合わせている」なんだかこの国の政治家の姿をみるおもい。

 首相交代解散選挙となり、与野党代議士の動きがマスコミに連日取り上げられる。なにかと騒がしい今月の政治の世界。結果がどうなるか、評論家はなんだかんだと言ってるが、問われれば答えなければならないから答えるだけ。神様以外いまはだれにもわからない、いずれ選挙の結果が出ればこの国の国民の意志がどうなのかがわかる。万歳する人、歯ぎしりして悔しがる人、諦めてしまったひと、エブリバデイハッピィというわけにはいかない、これが「民主主義」。

・それはそれとして、、今朝の気温が雨で14℃、今年初めてうっすらと北側の窓に結露ができてる。今日は雨のち曇りで最高気温も18℃の予報。

 いまだにカタチを変化しながら生き続ける(COVID-19)の子孫、まだまだ油断はできない。昨今マスクをしない人が多いが、老夫婦はマスクをする、うがい、手洗いを忘れない。今日は病院でインフルエンザに備えて「ワクチン接種」を受けるので小雨の中を出かける。

         「生き残る我にかかるやくさの露 ・一茶」

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