しげじいの雑記帳

あんなことこんなこと、老いの生活を思いつくままに、、、、

大晦日

2023年12月31日 | 日常雑記

     「花みな枯れてあはれをこぼす草の種 ・芭蕉」

  今年の暮れは何年ぶりかの「忘年会の復活」、「訪日外客の復活」そして、円安の中「海外旅行の回復」。テレビ各局の年末は相も変らぬ「アメ横の喧騒」と「東京駅の帰省風景」などなど、年末年始の「楽しい暮れの風景」が報道される。

 でも、その陰には、仕事とはいえ、警察消防をはじめ、元旦配送の為今日働く郵便局員、輸送関係、ホテル・旅館・レストラン食堂、観光関連、大型商業施設などなど、年末年始休まず働く人々あってこそ。酔いつぶれた若者を介護する救急車職員のホントの気持を聞いてみたい。

 ・親友・知人が逝った今年の暮れ正月は喪中の気持、何もしたくない。まさに「門松は冥土の旅の一里塚」。我が家の年末年始は「今日から明日になるだけ」のような、静かで穏やかな時間が過ぎるだけです。

 朝のうち少し雨がありましたが、少し明るくなってきました、明日の天気は晴れの予報です。今夜も早寝です、、、

        「 あすあすと言ひつゝ人の寐入けり  ・ 正岡子規 」

・それはそれとして、、、

     今年も多くの皆さんにお訪ねいただき有難うございました。

         皆様、よいお年をお迎えください

    

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無題

2023年12月29日 | 日常雑記

      「ふんべつ の そこたたきけり としのくれ・芭蕉」

 ・幸いなことに今現在、これ といったあれこれ「ふんべつ」すること。無くはないのですが、さほど切羽詰まったことはではありません。このところ静かに穏かな生活の日が続き、勝手気ままに自分流に生きていられることに感謝の毎日です。

 90年も使えばどんな優秀な機械だってぶっ壊れる、まして生身の人間、90年も生きたらどこかに不具合な処が出るのは当たり前と思ってます。

  生半可の知識であるけど。人の身体は日に2億の細胞が死滅し、新しい細胞が億単位で再生してきているそうです。「日々新たなり」とは「時間」だけでなく「からだ」も同じように「日々新たなり」ですから、厳密にいえば昨日の自分と、今日の自分は違っているという事になるわけです。

 そうはいっても、生身の人間が永遠に生きられない。生きられたら、地球は「人」で溢れかえってしまいます。2022年の地球の総人口は89億人、2100年には112億人になるそうだ。「ひと」は生きるために、食べ物と水とエネルギーが必要ですが、地球の資源には限りがある。「持続可能」の問題が言われる理由です。

 人も時間の経過と共に(加齢)、再生産の勢いが弱まっていくから、いつの日か細胞再生産力がなくなり、死んで「ごみ」になる。そして土に帰る、「人生」という。

 この前もここに書いた、友人知人の訃報を知らされる年末。自分も家内も、なにか不思議な力によって「生かしてもらってる」と思います。その何かに感謝し、きのうも、きょうも生きています。

   きょうは年末にしては暖かく風もなく、穏かな時間が過ぎています。

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水不足

2023年12月27日 | 日常雑記

 ・「ドライアイ」です。空気が乾燥する冬になると、処方された目薬が手放せません。出掛けるときも忘れないで持って行きます。そして、ドライアイと困るのは、寒くなってくると「脚がつる」ようになること。ときどき寝て居て痛さで目が覚めます。

 鍼の先生のおっしゃるには、原因の第一は「水分不足」だそうです。「加齢で筋肉量が減ってきたこと」、寒くなり「血行が悪くなった」、そして「冷え」などだそうです。皺だらけシミだらけの両手を見れば、確かに痩せて筋肉がすくなくなったのは分かります。人間水分を貯めておくところが筋肉だそうですから、歳とって痩せてくれば当然「貯水量」が減ってるということになる。

 「足がつる」のは痛いです。風呂に入る前と、出た後に水を飲むようにしていますが、暖かい風呂に入って「血行良好」になってるのに、それでも「つる」ときがあります。考えてみれば、夏と比べれば確かに「水分補給量は少ない」のは分かります。

 外出時は忘れずペットボトルを持って出掛けます。部屋の中にいても「水分補給」を忘れない様に心掛けます。それでもまだ「水分不足」かもしれません「脚がつる」んです。先生の話では私だけでなく、冬になると「脚がつる」ので治療に来る人が多くなるそうです。脚のつるひとは、水分補給をお忘れなく、、

               枯葉        

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また、あれこれ

2023年12月26日 | 日常雑記

 『内閣府は25日、2022年の日本の1人当たり名目国内総生産(GDP)がドル換算で3万4064ドルとなり、経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中21位だったと発表した。比較可能な1980年以降で最も低い順位となり、先進7カ国(G7)でも08年以来の最下位に沈んだ。』のニュースをみて、円安もあり単純に「この国は貧乏なのだ」と思ってしまう、そう思うのは間違いかもしれないが、、

 ・数日前NHK「ラジオ深夜便」で宮城まり子さんの「ガード下の靴磨き」、フランク永井さんの「1万3千800円」を聴いた。戦後都荒廃した都市の復興は進まず、失業者が街に溢れて、貧しく苦しかった、当時のこの国の姿を思い出す。私達も二人合わせて15000円そこそこの給与、歌詞のいう「ぜいたくいわなきゃ 食えるじゃないか」、そのとおりだった。贅沢で楽しみはそば屋で食べる「鍋焼きうどん」。南こうせつ「神田川」のような生活だった。あの時代を想えば、楽しみと物に溢れるこの国のいまは「極楽・極楽」というべきか。一方いまだに戦禍に苦しむ人がいる、言葉がない。

 だからといって、どうしようもない。

・一茶は「ともかくも」と詠み、何もできない老人「何もかもあなたまかせの年の暮れ」を静かにいきている。

・駅の広場の「クリスマスツリー」が消え、今日から「松飾り」。古今東西の神さま仏さま「八百万の神仏」のお住まいになるこの国、特段不思議な光景ではない。 

 

・「満天星つつじの紅葉」

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年末あれこれ

2023年12月24日 | 日常雑記

 ・寒い、起きていてもすることも無い、最近は8時から9時までには床に入る。いま湯たんぽを使ってる。本を読んでると数ページで眠くなる。家内は遅い、隣の部屋でなにかしてるかテレビを視てるらしい。

 ・「忘年会承ります」の紙が食堂に貼ってある。「今年一年の嫌な事を忘れて、新年を迎え」ようと飲み食い歌い楽しむ。「忘れる」ことが良いのか悪いのか、仕事の嫌な事苦しかったことは忘れたい、楽しかったことは記憶しておきたい。だが、人間何でもかんでも物事を覚えてたら、脳がパンクしてしまう。忘れることは良いことだ、反面、忘れてはならない事を忘れている。

 脳のキャパシティに限度がある、忘れて少し空けておかないと、新しい情報を取り入れられない、時代遅れのぼけ老人になってしまう。忘れても良いことと忘れてはいけないことを判別して、記憶して置けるならいいが、そうはいかない。

 ・この年末は自民党の「裏金・キックバック」の文字が連日新聞のトップ記事。あれもこれも一言で言えば「我々主権者・納税者の弱点が現れた、その結果ではないか」と思った。反省すべきは「主権者」たる我々、なんだけど。自分の使命を忘れたマスコミはハッキリと「それ」を言わない、なぜだろう。ワカッテいるはいるのだが、声を出せない理由がある。そして、繰り返すようだけど、、

・今朝のNHKラジオで聞いたが、あの党の代表が『同じ穴のムジナに見られたくない」と自民党に苦言を呈し、』たそうだ。言われた自民がどう思ってるか?。同じ穴に住んでいるのにねぇ、よくいうよ、家内と顔を見合わせて笑ってしまった。これが「票」のもつ力なんだろうか。

 ・ロシヤの対ウクライナ戦争、ガザのパレスチナ民族とイスラエルの戦闘が気になる年末。死んだ市民の数、戦死した兵士の数、戦中戦後のこの国を重ねて想う。同じことを繰り返す人間世界、歴史に学ばない人間。どう終わるだろうか、いうべき言葉がない。

 ・そんないやな気分を慰めてくれるのが、アメリカから聞こえてくる「大谷翔平さん」関連の報道、テレビはもとより新聞紙上でも見逃さない。

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延びる、

2023年12月22日 | 日常雑記

 ・「冬至」は、太陽の光が復活して世の中の「気運が上昇しはじめる日」で、今日から畳の目一つだけ日が延びる、昔から「一陽来復」と言われてます、が(国立天文台)のページで見たら、 

 横浜のデータですが、今日22日の「日の出6時47分、入り16時33分」月末の31日の「日の出6時50分、入りは16時38分」です。そんなに毎日日照時間が延びるというわけではなく、日の出が早くなるのは一月半ばになってからで、入り時間だけは少し長くなるようです。

 「一陽来復」とは『冬が去り春がくること。新年がくること。悪いことが長く続いたあとで,ようやくよい方へ向かうこと。』で「気運上昇」とは『物事や活動・人物を取り巻く状況が、良い方向に変っていきそうな流れ・傾向のこと』だそうだ。
 
 しからば、「冬至」が来たので、この国のこの呆れた政治の世界が「良い方向へ変って行く?」んだろうか、と一瞬思ったが、とんでもない、そう簡単ではないだろう。どうなるか、分からない。良い方に変って欲しいものだ、だが、変えるのはわれわれ、国民が変らなければならない、、、
 
 それにしても与党公明党山口代表の言う、官房長官・内閣不信任決議案に対しての言い分には呆れてしまう、「否決したからと言って、即信任したというわけではない」。この言葉をどう解釈したらいいか、浅学無才、ボケ頭の老人には、なんんだか分からない。
 
 日の出も入りも延びてくる、この事件も延び延びになって、やがてまたもや与党の「我が世の春」がやって来るんだろうか、それとも、、もうすこしがんばって生きて、どう変わるだろうか、みてやろうと思った、ことしの暮れは寒波襲来で、世の中も、二人の気持も寒い寒い。 皆様、風邪などひかない様に、、、
 
         
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年の暮れ

2023年12月21日 | 日常雑記

          

      「なりにけり  なりにけりまで  年の暮 ・松尾芭蕉」

 ・明日は「冬至」です。ご近所から「柚子」を沢山いただきました。すこし「ゆず湯」のために残しておき、あとは「ゆずジャム」を家内が作りました。ジャムの空き瓶5本出来、娘が1本持って帰りました。とうぶんのあいだパンに、ヨーグルトで楽しめます。

 ・「二度あることは三度ある」のたとえ、この暮れになってから近しい人3人の訃報です。なんとなく気落ちしてしまって、何もする気が無く、ただ時間が過ぎ去ったような、ここ数日のくらしでした。「ともかくも あなたまかせの 年の暮れ ・は小林一茶」の句です、まさにそんな時間でした。それにしても気温の激しい上下は身体にも響きます。

 11月11日にベランダのプランターに植えた「早咲きクロッカス」球根。今朝見たら発芽している。これもこの気候が原因なんだろうかと思いました。これから真冬に向かうというのに、花が咲くのだろうか、心配です。

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変な天気そして、

2023年12月16日 | 日常雑記

 今日は曇りのち晴

    、、、、何もかも「変な」ことばかり起きる!、、、

 ・天気言葉にはない、今は禁句、昔「キチガイ天気」があった。花の「狂い咲き」は季節外れの戻り花を言う。そんなきがした、今朝5時に起きて外の寒暖計を見た、濡れた駐車場と気温はなんと「21℃」。まさに「戻り秋」とテレビでは「戻り夏」の気温。この日本だけではない、オカシイい地球全土の気象異変。

 「結果」があれば「原因」があるという。必ずなにかあるだろうが、わからない。分からないから神の人間への警告か悪戯か、自然の戒めかという。「にんげん」のなせる業への警告かもしれない。何か「想定外」の「こと」が起こる前兆か、行く先短い、まだまだ生きたいと願う老二人は怯える。

 ・そして、これも異常現象の一つではないか、と、言ってしまえばそれまでだが、いまのこの国の政治のありさま、「狂い咲き」ではない。民の声が聞こえないトップ、支持率最低記録、息絶え絶えの与党政府の姿。この原因は明確にわれわれ、「選んだ国民の責任」にある。辞めた政治屋が「ミソギを終えた」と再選され、再び国会に姿を現す例は数えきれない。それにはイウニイワレナイナニカがあるからだ。

 そんな中で、

 昨日の「大谷翔平さん」の記者会見を注視した。この曇った空を「晴れた雲一つない青空」に変えたような爽快な人柄と言葉に感動した。「多文化共生社会」のいま、世界中で活躍する若者は希望の星と言っていい。まして、夢と希望を与えてくれるそのひとが「このくにのひと」であることを思う。これはささやかな「あいこくしん、 パトリオティズム 」と言っていいのかもしれない。

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欲がある限り

2023年12月15日 | 日常雑記

 ・書きたくもない政治の話だけど、現状に怒りを感じ、自己の不明を恥じるひとびとは皆さん同じだろう、腹の中に仕舞っておくと、ストレスが溜まる。血流が悪くなり、身体中のあちこちに不具合が出てくるから、声を上げ、行動しなければならない。のではないでしょうか、、

 新聞を読むと、テレビを視ると「裏金・収支報告書・キックバック」が眼と耳に容赦なく入って来る。我慢も限界、テレビに向かって文句を言っても詮無いことだが、、、

 首相は多くの批判の声を聞かず「 国葬」までしてやった?、あの人の名前をいまだに後生大事に守る「党派」に足を引っ張られ苦労する。まさに『「死諸葛走生仲達」ではないか。ー  「死せる諸葛、生ける仲達を走らす」ーの故事を思い出す。

 どうなるか分からない、疑い深い老人は、がっかりして終わる予感がする、杞憂におわればいいが。「欲望を持つと 苦しみが始まる」は、どなたの言葉か忘れたが、そのとおりで「欲」が人を苦しめる。さりとて「欲」があるからこそ今の世がある、とも言えない事もない。「この人らに投票したあなたの顔が視てみたい」、「責任はあなたにある」とはマスコミは書かないのはなぜだろう。ソレヲイッテハオシマイヨ、、、だが。

  いま 「雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々」という本を読んでいる。  稲垣栄洋 静岡大学農学部教授の本、一気に読んでしまった。メモした言葉『こんな時代だからこそ、真面目で実直であることが評価されるべきだ。もし神様が存在するのであれば、真面目で実直な人間こそが幸せになるべきなのだ。』ホントにそう思う。

・そんな気持ちを癒してくれるのが、「ドジャーズ球団」へ移籍した「大谷翔平さん」のニュース。今日記者会見が8時から始まる、今6時、あと2時間後、楽しみ、、、、

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年末

2023年12月12日 | 日常雑記

      ・年の暮れは寒さと寂しさがやって来る。

 99歳で亡くなった義母がいつも言っていた言葉を想い出す。「この歳になって、ともだちがいなくなって、さびしい、さびしい」我々も、この義母の気持ちが良くわかる歳になった。年末になって、、、

 「喪中につき、年末年始のご挨拶を失礼させていただきます」のはがきが昨日も、悲しみを知らせてくれた。知人友人がご新親族の方が亡くなられたなど、悲しいお知らせが届く。誰でも、いずれ我が身も辿る道だとは思っていても寂しいお知らせのはがき。 

 今この身体では遠出も出来ず、電話で、お手紙で、お悔やみを申し上げるだけ。最近は家族葬が多くなり、数か月過ぎ去り、年末になって知ることが多い。特に同い年の友人が亡くなったお知らせは辛い。一日二日なんとなくぼんやり、なにもしたくない。

   夏の初めに、涼しくなったら会いましょう、新宿位までなら出られるから、といっていたのに、しばらく電話が無かった親友の訃報はがきが昨日配送された。9月に亡くなっていたとは、二人の共通の友人だった。知らなかったとはいえ、はがきをみて、きのうは驚きと悲しみで日が暮れた。さきほど奥様に電話でお悔やみをもうしあげた、話し中涙が出て声が詰まる、何を言っても悲しみと寂しさ。                                        

   「生者必滅  萬物無常」 というけど、、、      合掌

       生きているのではない、生かされているのだと思う     

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