辺野古基地建設の「埋立変更承認申請」が、今年の4月20日に、防衛省から出された。
沖縄県は申請に対し意見書の提出を広く求め、10月9日時点で、県に寄せられた意見書が速報値で1万8904件だったと発表した。しげの自身も意見書を書こう!と呼びかけてきたし、実際に提出した。多くの人たちが提出した意見書の内容とは少し強調する部分が違う。というわけで、ここに内容を公開しておく。
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人を死から守るという非常事態宣言によって、多くのものが失われ、社会は死に瀕している。このままではあらゆることが立ち行かなくなることも明らかだ。しかし、人は不安の中で思考停止し、呪文を唱え、言われるがままに全てをうけいれようとしている。呪術的世界から、もう一度論理的思考を取り戻すこと。そのことを通じて、強権と強力な抑制を待望する心理的陥穽から抜け出し、必要な倫理を取り戻すこと。今がその転機だと考える。 . . . 本文を読む
新型コロナ非常事態宣言とロックダウンへの期待圧力が強まっているのを、強く感じる。現状の人々の恐怖感から、心理的な流れとしては当然とも言えなくもないが、人々の口ぶりは明らかにマスコミの言説を直接に模倣するもので、ほぼ自身の思慮を反映しない反射的なものであるように思える。
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映画「サマショール」。この映画に関して伝えたいことはたくさんあるのだが、体調の問題もあり、それを形にする時間がなかなか取れずに時間が経過している。とりあえず、事業所の利用者向け発送を明日に控え、そのお知らせを流用する形にした。また、追っていろいろと配信できることを祈っている。 . . . 本文を読む
今必要であり有効なことは、「令和という新しい時代」を構想することではない。(今回天皇に即位した人間がどのような人格かはさておき)「なぜ天皇制なのか」「天皇制はどのような機能を果たしてきたのか」「日本人とは何か」という根源的な課題を問い損なって出発した「戦後民主主義」が、そのことによって差別・排外主義の温床となって75年後の現在を迎えている、という事実は、今、このタイミングにこそ問い返されるべきなのだ。それは、日本における人権の問題を考える時に避けて通れない道だと考える。
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