安部誠さんの葬儀を控え、闘病が長かった彼の、年越し派遣村やマクドナルド名ばかり店長裁判で活躍していた頃の画像をネットで探してみた。 . . . 本文を読む
信原孝子さんを支える会のメンバーであり 管理職ユニオンの活動家でもあった 阿部誠さんが 長期の闘病生活を終え、本日13時死去しました。管理職ユニオン分裂時の当事者でもあり この間の闘病生活の情報が行き渡ってなかった方もいらっしゃると思います。 . . . 本文を読む
「財務省次官セクハラ問題」への一般の理解が酷い。「セクシャル・ハラスメント」は性差別に基づく暴力のひとつである。その認識はまだ社会に定着してはいない。少なくとも日本の政府機関自体が、適切に理解していない=「アウト」であることが、この間の「財務次官セクハラ問題」への対応を通して明らかになった。「政争の具」批判以前に、まず今回の「国家機関による報道記者への二次セクシャル・ハラスメント」問題は、誰もが冷静に、ていねいに考えなければならない。 . . . 本文を読む
沖縄の基地問題をめぐってこの間、強く感じているのは「条理を尽くして訴えても、人はなお自らの偏見に適合する虚偽の情報を探し求める」という、周囲の善良な人たちの一般的傾向だ。沖縄の問題について東京の人々が語る態度には、「沖縄の人たちが悪い」という結論に回帰したい、という潜在的な感情を感じる。多少、歪んだ情報の誤りを指摘したところで、潜在的にできあがっている選好を崩すことは困難で、すでに理屈でどうにかなることではない、という徒労感が常にある。私たちの家族や友人、職場の仲間の中にさえ「沖縄差別」が標準として存在している。普天間小学校への落下事件への「素直な」反応に、それは端的に表れている。そんな中で、重要な視点として引っ掛かり続けてきたのが池上知子さんの「差別・偏見研究の変遷と新たな展開-悲観論から楽観論へ-」だった。具体的にはまたさらに時間をおいて検討せざるを得ないのだが、検討に先だって私見の論点をのべておく。 . . . 本文を読む
10月22日、また衆議院議員選挙がやってくる。「選挙が好きな人たち」の跳梁が始まる。僕は選挙に出たことがあるくせに、「選挙が好きな人たち」が嫌いだ。その人たちとの関わりは最小限にしながら、「国政」と現実の選挙の関係性の検討は始めなければならないと考えている。 . . . 本文を読む