やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

意地悪爺さんの・・・

2015-12-22 09:30:41 | 今日のやれこら
“雨が降るから少ないかと思ったら・・・”
月に一度,定期の薬「購入?」にやってくる病院です。

今日は雨,患者は少ないかと思ったんですが,予想は外れます。
待合室の様子では,いつも以上に待たされそうです。

『60番の患者様,60番の患者様』
新人らしき男子看護師の声が,待合室に響きます。
この病院では,受け付で診察順の番号札を渡してくれます。
看護師の呼ぶ『60』番は,私の事です。
診察の効率化? 看護師による診察前「問診」です。

『どんなですか,具合の悪い所は有ります?』
看護師が聞きます。
待ちくたびれてイライラしています,少し意地悪く答えます。
「悪い所が有るから,病院に来ているんです!」
看護師は,目を逸らし,少し間をあけて言います。

『いやぁ,以前より症状が悪くなったとか,痛みがひどくなったとか・・・』

「そんな事は有りません,同じです!」
「悪くもなりませんが,治らないのも同じです!」
『・・・・』
看護師は返答に窮し,顔を強張らせながら言います。
『それじゃあ,もう少しお待ちください』


“うーん,看護師の責任でもないのに「言葉」が過ぎたかなぁ”

雨もあがり,月も見え始めた夕方です。

“彼は言いたかっただろうなあ”
『まず,意地の悪い性格を直さなければ,薬は効きませんよ!!』

庭に出て,一応は今日のイライラを反省したんですが・・・

“そうは言っても,意地悪爺さんの修行もしなきゃあなぁ”