15日隠岐の島町今津で伝統行事のトンド焼が行われた。昨日立てられたやぐらに藁などを置き上には戸々に持ち寄った財布と呼ぶ紙袋に正月のしめ縄飾り役目を終えたお守りなどを入れやぐらに吊るす最上位に吹き流しを取り付け火を点け無病息災、豊漁を祈願する。やぐらの中心に根竹と言われる根の付いた神木は去年祝い事が有ったお宅に届けられる今年は新婚さん宅へ運んだほかの竹は小さく切り魔除けとして皆さんで分け合い持ち帰る。
きのう作った吹き流しを海岸まで運んで行く足元はきのうと違い銀世界だ
やぐらには沢山の財布などが吊るされた
出番を待つ若者たちこの頃から雪が激しく降る
トンドさんに火を点ける
やぐらは勢い良く燃え手前の人がやぐらを倒す合図を送る
やぐらが倒され若者が次々と海へ入る
根竹を引き出す。刃物を持つ人が居るが手足が凍え感覚が無くなり危険な為責任者が指示した者だけが刃物を持てると言う。
対岸から飛び込みやぐらへ向かう
激しく降る雪は遠慮なしだ
根竹を担ぎ出す若者トンド焼神事のクライマックスだ。
見守る地区の皆さんも勇士に拍手を送る
中央の根竹に結わい付けていた一本も祝い事が有ったお宅へ届ける