十日隠岐郡海士町で無病息災と豊漁、商売繁盛を祈願する恵比寿祭りがありました。町のお年寄りに聞いた話だが昔は毎年行われていたらしいが今では四年に一度と成っている。ここは赤鬼と青鬼が居るまたイカの被り物を着たり、お嫁さんに仮装をしたりユニークな祭りだ。
赤鬼と青鬼の舞い。
女装したお二人さんあまりにも綺麗だ。
知夫村には狸が居るとは聞いていたが海士町にも居た。
海士の水はとても肌に良いようだ、化粧ののりが最高だ。
無病息災を祈り獅子に頭を噛んでもらう子供たち。
家内安全、商売繁盛、豊漁を祈願しながら獅子舞を見守る町民たち。
お疲れモードの獅子さんも太鼓の音色にうっとりだ。
御旅は二隻の船に乗り湾内を三回まわり対岸に奉られたている恵比寿さんにお参りする。
御旅を乗せた船の後を大漁旗をなびかせた漁船が数隻続いた。
江戸時代、北前船の寄港地で今津地区は栄えていた。又、今から50年以上前には底引き漁船団が有り多くの水揚があり松直しも戸々に出港し海岸に二ヶ所ある恵比寿さんへ参り航海安全を祈願してから。ここ白鳥神社境内で北前船の模型を使い松直しの神事をしたと聞いたが、今は松直しで出港する船は無いそうだ。
普段は境内の軒先に保存してる船を下ろし帆、舵などを取り付ける。
準備が出来ると戸々に北前船に無病息災を祈願する。
皆さん持ち場に着き出航だ。
境内を大回りに3周する。
神事は携った者しか分からない満足感がある様に思う。区代表の皆さんは儀式を終え笑顔が絶えなかった。
苦しい時の神頼み!! 信じる者は救われる?? 若い頃はこんな言葉、気にしなかったけどなぁ~