形之医学・しんそう療方 小石川院長 エッセー

昭和の頃、自然と野遊び、健康と医療のことなど。

リバーシブルのジャンパー

2009-11-12 18:51:31 | 昭和の頃

リバーシブルというのは、裏表使えるという意味だそうだ。
以前、リバーシブルと言われてわからず、カタカナ語辞典で調べて
わかった。 英語が苦手で、カタカナ語に弱いから、こういうことは
しょっちゅうある。

だいたいなぁ、日本語にあるのは、日本語で言えってんだ、 と
言いたくなる。 病院で仕事をしていた頃、看護婦さんがやたらに、
ナーバスになってるのよ、などと言い、ナーバスがわからなかった。

オジさん力を見透かされるのもくやしいし、見栄もあるから、
知ってるフリをして大きくうなずいていた。 それからやっと
重い腰を上げて、カタカナ語辞典というものを初めて買った。

ナーバス・・・・・  出てた。  神経質だった。 
そんなの神経質って言ってくれよ~ 
だいたい看護婦さんというヤカラは、やたら英語を使いたがる(?)。 
脱線した。


今もリバーシブルの服は売られているようだが、私が見て欲しくて欲しくて
仕方なかったのは、小学校の頃だった。 だからかなり昔からある。

その頃大流行して、子どもたちが着ていたのは、表が緑や赤のナイロンで、
裏がチェックの生地のものだった。 大人は着てなく、子ども向けのもの
だったと思う。 女の子はオシャレで着ていたかもしれないが、男の子は
オシャレのためではなく、『少年探偵団』 が大流行していたからだ。 
 
あくまでも怪人二十面相みたいなアヤしい人を尾行したり、悪いやつに
追っかけられたときに、逃げるための変装用だった。 逃げながらジャン
パーを脱いで、くるりと裏返しに着ると、もうテキはわからなくなる! 
といっても、あくまでも頭の中で膨らんだ妄想だった。


読んでいただいてありがとう!

形之医学・しんそう療方 東京小石川
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