サンマ丼は中学生の頃、オフクロが誰から聞いたのか、
秋の食卓にのぼるようになった。 それから家中で好きになった。
私も大人になってから、そのサンマ丼を思い出して幾度も作った。
調べるとレシピ本によくあるものとは、作り方が少し違っている。
違いのひとつは、おろしたサンマに小麦粉や片栗粉をまぶさないで、
フライパンで素のまま焼く。 もうひとつは、かなり徹底的に焼く。
本に出ているように、小麦粉をまぶして焼いたり、火が通る程度に
ふっくら焼いて食べてみたが、生臭味が強く、わが家式のほうが
ずっと食べやすいし、うまいと思う。
作り方。
1、サンマを3枚におろす。 頭と中骨は火であぶり、水に酒、醤油、砂糖、
みりんで煮て味を整え、かけ汁を作る。 ワタは捨てずに、油を塗った
アルミホイルにのせて別に焼き、酒の肴に。
2、おろしたサンマをフライパンに油をひいて焼く。 そのとき油が大量に
出てきて、焼くというより揚げるのに近くなるが、そのまま焼き続ける。
ふっくらぐらいだと生臭い。 箸で押さえて少し固くなるぐらいに焼くと
油が抜け生臭ささがなくなる。
3、焼けたらすぐに、作っておいたつけ汁に放り込み、あとはどんぶり飯にのせる。
上に酢につけた針ショウガをあしらい、あっさりしたサンマ丼の完成。
からだの形は、生命の器
形之医学・しんそう療方 東京小石川
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