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こんにちは。
今回はこれももう手元にありませんが海洋堂のソフビキット「ゼイラム」。
日本のSFクリーチャー映画、雨宮慶太氏の監督作品です。
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凶悪な宇宙のお尋ね者ゼイラムとそれを追うバウンティハンターイリアの戦いを描いてます。イリアを演ずる森山裕子氏が凛々しい。
凶悪で怪奇な容貌のゼイラムですが声も発さず動作も物静かな感じが不気味。
本体は傘状の白い顔がある部分だそうで(しいたけみたい)、これが目を開けて怖い顔で伸びて襲ってくるんですよ。
じゃ、この筋骨たくましい身体は寄生された別のエイリアン?などと想像するのも楽しいです。
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キットは映画スタッフとしても参加されていた竹谷隆之氏の造形。
映画用に製作したモデルを商品用にブラッシュアップさせたものらしく、当時の私は詳しく意味は分からないながらも何か本物のレプリカに触れているようで高揚しましたね。
ホビージャパンの映画特集にも竹谷氏の作例が載っていて。氏曰く趣味の模型なんだから好きに塗るのがいい、みたいに書いてましたがもう作例のインパクトが大きくて思いっきり真似して塗りましたよ。
30センチ超えでマントも付いてて迫力があります。
マントなし、銃なしなど組み立ては選べるようになってましたが私は当時、使わないパーツがあることにもったいないと思っていたのでちょっと加工して全てのバージョンに組み替えできるようにしています。
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下半身にはレジンを充填。
塗装はMr.カラー、水性アクリル、タミヤエナメルを使い、ブラウン・カーキ系に。
筆塗、墨入れ、ドライブラシ、エアブラシなどいろいろ技法の練習にもなりました。
布部分などはドライブラシの上から同系色でエアブラシをして馴染ます、ということを
実践した最初の模型でした。
こういう等身大の和製モンスター映画、またできないかな。
時を経てこちらのキットも再販されるようですが価格が…時代の流れや嗚呼無情(T ^ T)
でもキット状態で再販されるって聞くとやっぱり嬉しいですね。ガシャポンにしてくれたらもっとうれしい。
今回は「本物の造形」を感じられるソフビキット、海洋堂のゼイラムでした。
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