続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

謹賀新年

2020-01-03 11:33:44 | インポート
あけましておめでとうございます。

自分でも信じられないほど、
まさかの晩年になってからの多忙(汗)
そんな状況の為、
定期連載できず歯痒いところですが、
やはりコレあっての私。
またコッソリと時間見つけては、
ぽつぽつ書いていこうかなと、
思っております。
また今月中に引越し予定です。
その節、
コッソリ告知させていただきます。
ではまた
今年も宜しくお付き合いのほど、
お願い申し上げ、
新年のご挨拶とさせていただきます。
m(_ _)m

      令和2年の正月にて 

             潮風太子

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怒れ!3競オート族よ

2019-12-31 02:15:19 | インポート

まず3競オートとは…から。
競馬・競輪・競艇・オートレースといった、
お上が公式に開帳している博打の総称俗語。

パチンコ・マージャンそれと、
現時点でのカジノは対象外。
これらは原則、
金銭による賭けは違法。

さて、ここから本題。

久しぶりに野党を本気で応援したい!
一人の3競オート派の博打打ちとして。

以前からさんざん書いてきたように、
日本に公営カジノはいらない!
が持論。
横浜にカジノだぁ?
笑わせるなバカ野郎!
今更、
寿町の裏通りを知らねぇとは、
言わせまい。
あのドヤ街のことだ。
と書いてピンと来る人は、
結構ヤバい。
これ以上は法律に触れる部分があるので、
詳細あえて書かないが、
お上のノミ殺したぁ、
任侠道の風上にも置けない非道。
下品極まりない!あ~ヤダヤダ。

そんな風なんで、なんとかIR法案とやら、
ボツらねぇかなと思っていたら…

いやはやネットの速報記事に小躍り!

自民党秋元司衆議院議員が、
中国系カジノ企業から賄賂を授受!
大変だこれは!
ネトウヨ騒然(笑)

さらなる続報で、
巨大疑獄事件の予感にワクワク!
ダメでしょ中国系の博打企業と、
日本の国会議員がズブズブの関係とは、
しかも与党議員がっ?
それこそ売国奴野郎じゃないか。

さらに、この秋元議員の元秘書とやらが、
パチンコ会社を経営していて、
そこからも怪し気な金が…
いや~愉快、愉快!
ついでにパチンコ業界も弱体化させろ!
断然3競オート派の潮風太子は、
パチンコ、パチスロはやらない。
嫌い。
向いてないから…

バブル景気崩壊以降に続々登場した、
キャラクターイベント系デジパチや、
高レートのパチスロ台登場といった、
パチンコ業界の急速な進歩・発展により、
由緒正しき正統派博打である、
我が国伝統の3競オートが衰退したことは、
明らかな事実!
しかも、このパチンコで儲けた金が、
あの北朝鮮やらに流出だと?
もし、その事が本当ならば、
とんでもナイ話、言語道断!
なにが北朝鮮に非核化を迫ろう!だと?

2014年地元船橋オートの廃止決定。

翌年、船橋オート廃止。

晩年のスタンドは、
開催すれど開催すれど、
このように閑古鳥が鳴くような状態で、

少い客同士が、
低いオッズの配当を奪い合う、
哀しき賭場となった惨状を見てきた。

バブル期には万券の札束が、
あちこちで飛び交っていた、
「穴場」と呼ばれた窓口は、
見るも無残な廃墟の世界となり、


その廃墟で一体誰に訴えているのか?
意味不明にしてシュールな張り紙を、
見たとき栄枯盛衰、
盛者必衰の理をあらはすでお馴染み、
平家物語の冒頭の一節を思い浮かべたモノ。

前回、船橋オート廃止ネタを書いた際にも主張したが、
元々は戦後、公営ギャンブル事業による、
直接的にして確実な現ナマ「税収」を目論んで、
全国各地で競馬、競輪、競艇、オートレースがスタートした。
今、「政府」がやろうとしている公営カジノの誕生理由に同じ。

そう、カジノもこういう運命を辿る・・・ということ。
「お上」のようなシロウト胴元のやる博打なんぞ、
単なる思いつきだけで始めて、
結局は下の者に丸投げで、
頓珍漢な不発のアイデア満載!
その末、たかが知れている。

そう!私メ思うに、
既存の公営ギャンブルを活用しても、
「外国人富裕層」連中をハメることができるハズ。
いや、デキたハズと書くべきか。

実際、件の船橋オートだって、
廃墟になりかけた晩年期、
欧州系外国人観光客が見学に来ていたが、
車券の買い方がわからず、
ただ観ているだけという光景を見たし、
すぐそば、ららぽーとの駐車場には、
「爆買い」中国人観光客をしこたま乗せた観光バスが、
2,3台常時、駐車していたワケだが、
こういう上客をみすみす見逃していた点も、
今一度指摘しておきたい。

ガラガラの特観席を改修して「カジノ風」な、
ちょっとだけゴージャスな作りにして、
ランチタイム&オートレース(3競オート)という、
ビジネスに展開した方が、
よっぽど効率よく「高額税収」を得られたのに・・・
新たにカジノを作るよりローコストなハズ。
あとは先行投資に対する経営センスだけの問題。
と書いたところで、
如何せん博打好きのココロを知らない者には、
まぁ理解不能だろう。

中国は日本にカジノが出来るとマカオがピンチになるから、
それを阻止するために日本の国会議員をハメて、
バラす作戦にでた!という論調を読んだ。
が、それは違う!
賭場と酒場、風俗店とスーパーマーケットは、
近くに競合店がある場所ほど、
栄える法則があることを知らぬか?
カジノで高額ギャンブルをするようなVIPには、
そもそも飛行機代はカジノが負担するコレ常識。
そういうカジノVIP達にとっては飛行機なんぞ、
「路線バス」か「ちょい乗りタクシー」程度の認識なのだ。
あとは相互の「店」同士の、
出玉率の争いだけの問題。
単に儲かりそうなニオイのする方へ、
博徒たちは右往左往するものだから。
近場にあればあるほど都合がよいと、
考えるのがフツーの人の感覚。

とまぁここまで、なんで私メがギャンブルネタでキレるのか?
というと実は最近こんなニュースを読んだからである。

インターネット投票や電話投票といった、
馬券購入履歴の「証拠」が残るモノの場合、
おおむね1千万円以上の馬券を的中させると、
これからは強制的に追加徴税をお上としてやります!
それも2020年早々に・・・と。

この文章だけだと解かりずらいので軽く補足説明を。
日本の公営ギャンブルでは馬券、車券、舟券購入に際し、
購入した時点ですでに2割~2割5分の税金(通称テラ銭)が、
天引きで差っ引かれた状態となっている。
したがって日本の公営ギャンブルにおける、
いわゆるオッズとは
(全投票数×0.8~0.75)÷投票数で出される。
よって胴元からすれば1番人気で決まろうが、
一千万円馬券で決まろうが絶対に損をしない仕組みということ。
それでだ!
ところが日本の税の法律において、
高額的中があった場合、
急な一時所得として課税対象となり、
「テラ銭」をすでに納めておきながら、
高額金額で的中すると更に税金を払わなければ、
それ脱税だ!ということになる。
ちなみに原則これまでのハズレ馬券は、
「必要経費」としては認められないとな。

おかしくないか?

となれば当然、高額的中したとしても、
バカ正直に自分から進んで「追加納税」しない者が、
出てくるのは、ごく当たり前のハナシ。

この法律そのものがNHK受信料の強制徴収同様、
ヘンテコ法律なのだが、
これまで、さほど問題にならなかった。
しかし近年、日本人特有の研究熱心な「勤勉さ」から、
データ活用で高額馬券を見事、的中させる者が、
ちょいちょい出没する事態となってきた。
最近でいうとビットコインで儲けた600万円を
1番人気単勝1.8倍の馬に賭け、
見事的中させ1080万円を手にしたという
ハナシを聞いたことがある。
例えてまったく無印の馬が3番人気になっているケースなどは、
こういうコトが往々にしてあるらしい・・・

あるいはであるが、
私、潮風太子が仮にレース番号を間違えて、
全く予想したレースとは違うレースを購入してしまったものの、
これが驚いたことに3連単(1,2,3着ズバリ)2000万円馬券的中!
ってなコトになった場合。
問答無用で追加税として「お上」に強制徴収される?
じゃあ一体何のための初めのテラ銭だったのかと・・・

モグリのノミ屋なんかだと的中したら配当金から1割程度、
テラ銭を差っ引いて支払われるのが「一般的」。
よっぽど非合法のノミ屋の方が「常識的」なんじゃないかとさえ、
思えたりするから不思議だ。
(再三書くがこれは違法行為)

現在、パチンコ業界における「出玉両替行為」において、
お上としては博打としては認めていない。
ただ黙認という形をとっているというワケ。

じゃあパチンコからもテラ銭取れよ!
ましてや、「その金」の一部が日本いや世界を脅かすような、
北朝鮮のミサイル開発に使われているとしたら・・・
更には中国のカジノ屋に日本の賭場を簡単に乗っ取られる、
なんてコトになったとしたら・・・
となって当たり前なハナシだろう。

さぁ野党議員諸君!!
今こそ立ち上がろう!
我々「地べたで暮らす庶民のために」。
IR法案を即廃案にして、
3競オートの税制問題(当然、高額的中の再徴収もボツ)
を含めた再構築と、
日本全国のパチンコ店において、
出玉の2割をテラ銭として強制徴収するような、
強硬法案の即時可決!
自民党なんかにできっこない、
こういう「弱者に優しい」政策をドンドンやって、
3競オートだけに海外VIPをジャンジャン呼び込み、
連日連夜「億単位」の賭場を開帳し、
これ以上チャイナやキタに日本の博打の金が一切流れないよう、
徹底的にやればイイ!!
とんでもな増収に結びつくことは小学生でもわかろう。
でもって消費税を下げれば尚、良い。

そうすれば我々3競オート族にとっても、
オッズは上がるし、
ギャンブル環境も整備され、
いいことずくめじゃないの!と。

とまぁ有馬記念でアーモンドアイに見事に騙された、
潮風太子はアテが外れて冷えてしまった財布を、
寂しく眺めながら、
新たな年を迎えるワケです(笑)

これを負け犬の遠吠えと世間様は言います。

負け犬の遠吠え年明けまた再び・・・
ということで今年も、
しょうもないブログにお付き合いいただき、
誠にありがとうございました。

もっと書きたいこと、書かなければならないコト、
多々あるのですが、
何故、ここ半年近く平均睡眠時間が3時間程度という、
多忙な状況の身というコトも多少ご理解いただき、
遅筆をお許しいただくと同時に、
驚くことに、どういうわけか増加の一途のアクセス数に、
ただただ感謝御礼申し上げ、
本年最後のご挨拶をさせていただきます。

では、よいお年をお迎えくださいませ(^^)
また来年お会い致しましょう
m(__)m

令和最初の大晦日に    潮風太子


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我が身を投影してみたり・・・

2019-12-27 01:30:59 | インポート
久しぶりに我が家のPCの前(笑)
おっと!師走を通り越して、
クリスマスまで終わり、
もういくつ寝るとお正月♪
という状況(汗)
かれこれ一か月も更新できず、
申し訳ございません。

もっとも、このサイトから師走というセリフを書くのも、
今年で最後。
来年は別のサイトで「師走です!」ってなカンジで書いているハズ…です。
引越し準備中です(^^)
またその節はコッソリご案内まで。
残り少なくなったヤプログからの発信、
今回もコッソリと一筆。
久々ということもあり、
重いネタが続いたので、
リハビリがてら遅ればせながらですが、
今回はマリーンズネタなどを。

無事、佐々木朗希クン!
千葉ロッテマリーンズに入団です(^^)
ドラフト会議当日のアノ納得いかないような、
無機質な表情を見たカンジでは、
正直、また小池、長野パターン(入団拒否)か?と、
嫌な予感も頭をよぎりましたが、

なんてこたぁナイ!
ヤクルトにドラ1で入団した、
同じ高校生、
星稜高校から入団の奥川の、
契約金&初年度年俸発表を待って、
奥川より下回らないように念には念を押しての、
後出しジャンケン方式での発表とは、
なかなか気が利くようになりましたな(^^)
そうなんです、
こういうコトって案外知られていませんが、
こと「プロ」の世界では重要なコトらしいです。
「格」ってヤツですね。
弱小球団マリーンズとて、
これからの球界の宝ってホンモノを扱うワケですから当然!
くだらないとお思いでしょう?
イヤこういうことって一般社会もそうでしょう現実問題。

私立の専門学校卒と国立(都立)の高専卒では、
同じ歳の入社でも、やはり同じ扱いってワケには、
いかんでしょう・・・ってなアレと同じです。
もっとも、これは技術系工業界のハナシですケド・・・

その一方で未来の超ド級エース入団とあらば、
旧タイプのエース涌井が楽天に移籍と・・・
でもって今シーズン、シーズン当初はどうなることか?
と心配されていた鈴木大地も、
今シーズン、
キャリアハイの成績を残しながら、
これまた楽天にFA移籍。
で、これまた行って来いの形で楽天の先発ローテの一角、
美馬がマリーンズにFA移籍・・・。
そのほかにもソフトバンクの福田が巨人を振って、
マリーンズにFA移籍。
いやいや、これだけにとどまらない移籍の嵐、
楽天のガイジン投手ハーマン、
やはり楽天の若手内野手、西巻が、
それぞれ楽天を自由契約ののちマリーンズへ・・・

マリーンズの中継ぎ酒居と、
楽天の中継ぎ小野がそれぞれに人的補償で、
変則トレードのような恰好と、
マリーンズと楽天で都合7人もの入れ替え。
なんか書いててもややこしくなってきましたが、
とにかく佐々木朗希のドラ1獲得を機に、
一気に「変革期」を迎えたマリーンズと楽天。

サラリーマンの世界だって「転勤」や「配置転換」は、
当たり前なんですから、
コレ仕事がデキる人としての「異動」ということなら、
それぞれで頑張って結果を残すしかないワケで・・・

そこはソレで新天地で活躍して、
本物の「プロ」としての矜持ってモンを、
見せてもらいたいですね。
涌井にしてやられた!って悔しがったり、
美馬を獲っておいて大正解!とか、
ハーマン覚醒!!なんて言いながら、
試合結果に一喜一憂して、
翌日の日刊スポーツの記事を読む。
プロ野球ファンの真骨頂ナリですよハイ。

と、まぁそんなキレイごとばっかじゃナイのもまた、
「プロ」の世界。
サラリーマンにとって「左遷」よりも酷なのは、
「リストラ」!
特に我々のような中高年世代は。

やはり、このリストラ問題、
全くと言っていいほど地上波系大手マスメディアは、
深刻に報道しませんが、
コレは大変な状況ですよホントに。
野球のハナシから逸れちゃうので、
ここは閑話休題、
ハナシ元に戻します。
野球選手の場合でいうと「自由契約」→「現役引退」・・・
横浜DeNAベイスターズの筒香がメジャー挑戦!という、
華々しい記事の横、小さい穴埋め記事のところに、
マリーンズ阿部和成引退の記事がヒッソリと・・・

12年間マリーンズ一筋で一軍では主に、
中継ぎとして登板し52試合104イニング登板で、
3勝6敗2ホールド。
プロ入りしても3年間は2軍で鳴かず飛ばず・・・

ちなみに阿部の入団した年の高校生ドラフト1位が、
かの唐川。
実は以前書いた「浦和球場」の回で先発していたのが、
この阿部。
で、どういうわけか、
その後も「鎌ケ谷スタジアム」の回でも、
先発していたのが阿部(笑)
だいたい2回、3回まで投げると、
阿部が入団した翌年入団の筑波大卒の異端投手、
坪井俊樹が第2先発のような形で出るというのが、
阿部先発時の典型的なパターンで、
申し訳ないが、
このパターンは正直、タナボタ試合のパターンだった。

そんな阿部が4年目で一軍のマウンドに上がったとき、
「あ~なるほど、こうやって高卒ピッチャーは育てていくんだ・・・」
と、一つプロ野球の奥深さを知ることができた投手の一人。

結果としては特段ブレイクしたコトもなかったけれど、
やはり12年も「プロの世界」でやれたことは、
特筆モノ。
お疲れ様でした!とコッソリ一筆。

淘汰に始まり淘汰に終わる・・・
これもまたプロ野球の世界の一面ナリ。
こういう選手たち一人一人を自分に投影して、
「応援」するのがプロ野球観戦というモノ。

ということで来シーズンもまた「ゴールド会員」登録で、
マリーンズを応援することになるワケですが、

継続入会はいいんですケド。。。
まだ入会品を迷って選んでいないウチ早々に、
クレジット決済の支払い請求が・・・・先に(汗)?
え、じゃあナニを送ってくるのよ!!
な~んかゴールドっつう割にパッとしないんですよね最近は。
かといってチケット入手の都合もあったりで、
やはりゴールド会員じゃないとね・・・ってコトでして・・・。

惚れた弱みに付け込むしたたかなマリーンズ商法(笑)
ドラフト同様スキがありませんな・・・
来シーズンこそ同様にスキのない野球で、
「てっぺん」目指して頑張ってくださいよね!

とまぁ、今回は人のいい
マリーンズ大好きジジイの優しいネタで、
お許しのほどm(__)m

ということで次回はまた「毒吐きネタ」となります。
あと年内2つほど投下予定です。
まだ今しばらくお付き合いのほど・・・・
ではまた早々、次回にて。


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正義の見方と庶民の見方

2019-11-28 00:01:11 | インポート
なんだかんだ大騒ぎしながらも結果として、
あいちトリエンナーレは「大成功」を収めたと(笑)

これでよく分かったのは、
日本って案外、言論の自由が保障されてるんだな・・・
ということだった。
やれヘイトだの皇族侮辱だのと、
右派、左派罵り合えるウチは、
まだ、この国も捨てたもんじゃナイなと思った次第。

なんて呑気に思っていたら、
例の韓国側GSOMIA破棄のカウントダウンが始まった頃、
降って湧いたように、
今年の春の安倍首相主催「桜を見る会」の件が勃発。

多額の税金を使って安倍周辺の「お友達」ばかりを優遇招待し、
しかもその数が1万人を超える大イベントとなり、
こりゃ税金の無駄遣いじゃねぇか!
これはもう明らかな「公職選挙法違反」だ!
とお怒りの野党。
首相退陣へ追い込むぞ!と。

大手マスメディアも諸手を挙げて大々的に報道。
すると当時の招待客のリストは早々に廃棄処分され、
どういうメンバーが来ていたか、
わからないよう証拠を隠滅したという報道が続く。

左派寄りの青木理は「朝」の番組で、
これを猛烈に批判していた。

これに加え「桜を見る会」の前日に、
「安倍支援者」を集めて、
ホテル・ニューオータニでやった前夜祭が、
一人5000円という「異常」に安い値段で、
行われていたことにも言及。
これも明らかに「アウト」だろう!と、
これまた野党と大手マスメディアは怒り心頭!
要約すると、こんなカンジか。
でもって、

この異常価格を批判する「野党」が、
当該のホテル・ニューオータニに対し、
「正確な明細書を見せろ!」と詰め寄ると、
ニューオータニは、
それはご勘弁を・・・と泣き入れ。
そりゃそうだ、
お得意様の個人情報をホイホイ出すような店に、
ロクな店はナイ。
ニューオータニは至極、まともな商売人だった。

そんなゴタゴタいうなら、
来年の「桜を見る会」は中止します!
と政府発表。
すると「疑惑は深まった」と、
更なる盛り上げにかかる野党と大手メディア。

桜を見る会中止というトカゲのしっぽ切りで、
済む問題じゃねえ!と、
特に左派の朝日系は鼻息が荒い。

おかげで「桜を見る会」に招待された
「芸能人」たちまで、
とんだ迷惑を被るコトとなった。
可哀そうに・・・

この招待客の中には「半グレ」もいたと。
さらに招待した人物の中には「詐欺師」もいたので、
とんでもナイ「会」だった!
というのが大手マスメディアの論調。

こうなると招待客全員犯罪者扱いだ。

特に百田尚樹ら虎ノ門グループの招待は、
すこぶる気に入らないらしい。

更に、
こんな状況の真っ只中。

今度は「国民的超大人気女優」の沢尻エリカが、
麻薬取締法違反でパクられたというニュース。
これに「コント赤信号」のラサール石井が軸となり、
鳩山由紀夫、町山智浩、立川談四楼、室井佑月らが反応。

スケープゴートだ!と、
関暁夫やベンジャミンフルフォードばりの、
「都市伝説」みたいなハナシを
真面目にツィート。

すると右寄りの論壇はもちろんのこと、
あの堀江貴文までが「お前らバカか?」と揶揄する始末。
お互いホントにイイ大人が、どうしたものかと・・・

そういえばラサール石井はその昔、
TBS 系ラジオのレギュラー番組において、
ノストラダムスの大予言で、
世界史を学ぶべし!
と、レギュラーコーナーまで設け、
さんざんやっていて、
それを真に受けた中坊だった潮風太子は、
五島勉のノストラダムスシリーズを読みこみ、
解ったつもりになって、
得意気になっていたものだったが、
実際のところ当時から世界史の知識は、
受験にはたいして役立たなかった。
ついでに「予言」も役に立たなかった。

都市伝説好きのラサール石井ならでは…
と久しぶりに唸った。

で、肝心のGSOMIAはというと。
安倍政権が倒れれば、
政権が変わったので…という理由で、
引っ込める予定だったであろう韓国の、
アテは残念ハズレてしまい、
はて、どうするのやら?とみていたら、

韓国側が廃棄前日の直前ギリギリになって
「破棄は一旦棚上げにして延長したるわ!」と、
吉本新喜劇の池乃めだか師匠のネタ、
顔負けのオチで終了。

何なんだったんだ?
この一連の騒ぎは一体・・・

それでも振り上げたこぶしを、
下ろせなくなった野党は連日、
1日3億円かかるという国会で、
殆どの時間、
議論をこの桜の件に費やし、
安倍政権をぶっ潰す!
とやっている。
と、大々的に嬉々として報道する、
大手マスメディア。

で、どうだろう?
いや、なんでだろう?
この温度の低さは・・・・。
今から30年前くらいなら、
リクルート事件のように大炎上して、
皆が怒り狂うとこなんだろう・・・・・

しかし、なんでこんなに皆が「怒らない」んだろう?と。
怒っているのは野党とテレビと新聞の世界だけ?

こういうときはシンプルに考えるのがベストだ。

恐らく考えるに、
この「野党」と大手マスメディアは「正義層」なんだろうと・・・
多分そうだ。

で、なんで潮風太子や私メの周辺層は、
皆一応に「アタマ」に来ないのか?
と言えば、
間違いなく「庶民層」だからだろうと。
いや「正義層」からすると「愚民層」となるか。

ならば正直に「庶民感覚」で書こう。
いや愚民感覚か。

確かに公職選挙法違反なんでしょう。
イケナイことはイケナイですよね。
いや、そうでしょう。

それが「正義」という定義のもとに担保されているのなら。

でもね・・・
実際に庶民として生きていくコトって、
そんなキレイごとばかり言ってらんないんですよ。

首相主催の桜を見る会に呼ばれることなんざ、
私メは一生ナイでしょう。
だからと言って、
やっかんだり妬んだりってコトはナイです私は。

呼ばれた人に対しては素直な気持ちで、
「よかったですね」と言えます。
行ったからと言って批判もしません。
出来ません。

だって1万人規模の桜を見る会でしょ。
出店が出てたとなると、
出店先はもとより仕入れの業者、
農家に魚屋→漁師、食肉業の人達や、
輸送のバス会社だって儲かるし、
ハイヤー・タクシーだって。
地元の美容院だって繁盛したでしょう。

それにともなって普段は行かない着物店も恩恵に与れるし、
洋服だって皆、高価なブランドものを着ていくでしょ。
靴店もそう・・・宿泊するとなると、
ニューオータニ以外でも近隣のホテルに宿泊するワケで、
これも恩恵に与れる人がでるし、
これが映像として電波に乗れば、
「あの着物イイネ」とか「あのファッションはイイネ」とか、
ポチっとなって、
ミーハーたちのひとググりで、
新たなビジネスチャンスが生まれることだって・・・

昔の人は、
こういうことを「風が吹けば桶屋が儲かる」と言ったもの。

それが来年以降はナシ?と・・・
来年の皮算用のアテが外れた人達の悔しさといったら・・・
「正義のための犠牲」ですな。
お気の毒に。

ニューオータニが一人5000円で前夜祭パーティーを開いた。
「これは安すぎる~っ!」と国会質疑で怒っている議員がいた。

庶民の立ち話で書くと、
「もう今はあれだけのホテルでも損して得取れじゃないと、
ホント埋まんないんだね・・・」
「宣伝費用でしょ」
「ニューオータニがあの値段でってなると、
他のホテルにも影響出ちゃうなぁ・・・
ホテル業界的には余計な事、
言いやがってってカンジじゃね?」

「確かにバブル期に比べると、
ここ最近、ニューオータニで結婚式って、
話をトンと聞かなくなったもんな・・・」
「昔は予約が取れなかったんだよなぁ」
「あの頃は相当ボッタくってたんだよ」
ということである。

適正価格になると「怒る」という議員様。
これが「正義の見方」。

ちょっと前まで、
仕分けだのなんだのと言って、
公共工事費をどんどん削減していった「実績」があるのに、
今度は「安すぎる~っ!」って?

じゃ「看板」次第ではディスカウントは認めないと?

「久兵衛」の寿司が、
こんな値段で食えるか!と怒る野党議員と、
大手マスメディアのコメンテーターの面々。

久兵衛といえば、
ホテルオークラでの訴訟問題があったでしょ?
ああいう名店だって今どきブランドに胡坐かいて、
商売できる時代じゃナイんですよ。
ホテル側から「花を添えてくれませんか」ってなれば、
値段云々じゃなくなるのが今の時代。

それに、高級店の寿司を食う人たちを、
やっかむってのも、
如何なものかと・・・

私、潮風太子なんぞ、
この先一生、久兵衛とか数寄屋橋次郎とか行くことは、
絶対にナイです。
断言できます。
いや、ほとんどの「庶民層」読者の皆さんはそうでしょう。

だからといって、
それを「イイナいいな」と妬んだりやっかんだりするような、
下品な人間に私はなりたくない!デス。

そりゃ煩悩の塊の潮風太子ですから、
そういう名店の寿司に興味はありますよ。
でもね。
家族4人で「たかだか」7000円程度の、
格安寿司「くら寿司」で、
ビックらぽん!のガチャで大喜びしている、
子供の顔を見る方が、
よっぽど、私にはプライスレスの価値があります。
そういう超高級店に行く金があれば、
私は「家族」で行ける店を選択します。

まぁ、せいぜい「銚子丸」か、
「がってん寿司」が高級店レベルってな、
人生を送るのでしょう私は。

でもそれが「庶民層」の現実です。

「正義層」の人達にはわからないでしょう。
イイんです。
だからこうして「庶民層」の人達限定向けに、
しょうもないブログ書いてるワケです。
2人称書きで。

「はした金」を稼ぐために日々、
どんだけみんな苦労しているか?

「ああいう人たち」には、分からないんだろうなと・・・

それが「皆」が野党や大手マスメディアの思惑通りに、
怒らない最大の原因なんじゃないかと。

あ、そうそう書き忘れるトコだった・・・

この「正義層」に対して如何わしさを感じるのには、
もう一つ理由があるのかと。
「庶民層」からの愚かな視点ですケド。

散々、言論の自由だの民主主義が揺らいでいるだの、
もっともらしいことを言い続ける「正義層」の方々。

じゃあ、なんで香港での中国共産党による「暴挙」について、
一切語らないのか?
ウィグル自治区での虐待、虐殺問題についても・・・

誰がどう見ても中国共産党は、
「民主主義的」な観点からすると、
完全に「アウト」でしょ?
あの香港での状況みれば。

でも誰も言えない・・・・
言ってはイケナイ。
タブー案件。これこそ都市伝説だ。
子供達まで自由と民主主義のために戦っているのに・・・
見て見ぬふりか・・・?
イジメの現場だろうコレこそ!バカか?
ウソの翻訳テロップまで流して。

こうして多くの香港市民や子供達が、
真の自由と民主主義のために必死に抵抗している。
こういう異常事態を、
何とも思わない神経を疑う。
日本の戦後教育の原点って何だったんだっけ?
全部ハッタリだったのか!

現在「向こう側」からも発信できない、
こちら側からも「発信」してもハネられる。
言論の不自由な状態が今、ソコにあるのに・・・・

それと、こういう不毛な議論に隠れて、
小さい記事になってしまったが、

和歌山のビルの工事現場で、
通勤途中の若い銀行員の頭に、
鉄パイプが落下、直撃!
若い銀行員がお亡くなりになった・・・

明らかにコストカットの犠牲だ!

特に「仕分け騒動」以降、
建設現場の状況は明らかに激変した。
平成不況に追い打ちをかけた結果だ。
その結果がコレ。

何故そうなるのか?
そんなことも分からん「正義層」に、
日本の未来を託せないから、
仕方なし、
とりあえず最低限の現状維持ができている、
安倍政権が続いているワケで、
代わりがいたら、
とっくに政権は交代している。
そんなことは皆わかっているのだ。

といっても、
「正義の見方」と「庶民の見方」には、
相当な溝というか決定的な断層が、
いつの間にかできていたということが、
こうしてみるに最近よくわかった。

こういう状況だから、
なにも変わらない。
これは残念なことである反面、
この国の構図を理解し易くもしている。
そう、正義の層は理想を荘厳に語り、
愚民層をバカ呼ばわりして喜び、
庶民層は己の置かれた状況で、
それぞれ身の丈に合った毎日を送るだけ。
その上でこうしてコッソリ、
正義層を裸の王様と陰口をたたく。
これが庶民層のサイレントマジョリティーなりだ。

でもこの先、どうなることやら・・・・

ではまた次回。


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身の丈に合うって・・・

2019-11-12 11:54:23 | インポート
最近はPAYPAYだとかAIRPAYとか、
なんやらかんやら携帯電話のアプリで支払うという、
キャッシュレス決済の時代だという。

とは言いつつ、どうもイマイチあの手の、
「他人に財布」預けるような感覚が理解出来ず、
「旧人類」の潮風太子はいまだに、
SUICAとPASMOしか日常的に使用していない。
あとはクレジットカードか・・・
これもチケット入手とかネットでの買い物とか、
突発事態に備えての、
あくまで補助ツールとして所持しているだけで、
利用後すぐに一括払いで支払いをしているため、
〇ヶ月分割とかリボ払いとやらに使うことはナイです。

今では例のキャッシュレス決済で、
自販機で飲み物を購入することも可能だが、
これまた自販機で飲み物を購入する際、
どうしても「小銭」で購入してしまう性分。

ということで先日、
寒かったので缶コーヒーを購入しようと、
500円玉を自販機に投入するも、
返却口にカランとはじき出される・・・
2,3度繰り返してムッとしつつ、
「入れ方悪りぃのかな?」と思うと同時に、
「いや、まさかの今や昔の500ウォン変造硬貨?」
なんて思いながら手のひらにある500円硬貨をみてみると、

なんと昭和58年モノ。
「ありゃこれが原因か!」と少々ビックリ。

この手の「古銭」は最近の自販機や両替機では使用不可のようで、
「怪しいコイン」扱い。
店員のいるコンビニやスーパーでしか使用できないので、
仕方なし財布から1000円札を出して購入。

ただ、こうして安易に「お札」を両替してしまうと、
アッという間に小銭が消えてしまうのは、
「サラリーマンあるある」。

この11月というボーナス前の月は、
ほとんどのサラリーマンたちにとって金難の月で、
前半余計な出費をどれだけ抑えて乗り切るか?
本当に神経を使いますな(笑)

そういえば、この500円玉が登場したのが、
私、潮風太子が中1の頃の昭和57年と。

そして、今回手にした500円玉が中2だった頃の、
昭和58年の36年前。
そしてウチのバカ息子1号が現在、
中2病の中2真っ只中と。
これも何かの縁か・・・?
この500円古銭しばらく保管しておくことにした次第。

今から36年前の潮風太子は、
ちょうど「進学塾」へ通っていた頃。
受験戦争世代なもので…
もちろん親に言われて行ったってだけで、
ほとんど「効果」ありませんでしたケドね。
それが現在の有様ですから。

ただ毎日忙しいだけの貧乏暮らし。

こんなハズじゃあなかったんですがねぇ・・・

しかし我々の頃と比べると、
ホント今なんか少子化で受験なんぞ超楽チンと思いきや、
どうもそうではナイらしく・・・

羽生田文科大臣の問題発言。
国公立の大学共通試験の英語の試験において、
最近の受験生は英語スキルが低すぎるので、
民間企業の行う「英語試験」を
導入することになっていたと。


本受験プラス、
民間の英語試験の受験料プラスそれに伴う講習やら模試など、
また地方の受験生には高額な交通費(宿泊費)まで、
費用が余計に掛かってしまい、
更なる負担となることや、
マークシート式ではない記述式となるため、
採点は「バイト」によるものとなり、
果たして公平公正な採点ができるのか?という疑念。
対象受験生は約50万人という。
なるほど。

するとこれに反対した受験生を中心にした現役大学生など、
若者たちが反発してデモが起きたと。
また例によって、
このデモの件は殆どの大手マスコミは、
大々的に報道をしなかった。

ほどなく大災害が毎週起きて、
その都度、大規模災害となってしまったり、
人気芸人チュートリアルの徳井が「納税」をしていなかったことで、
大騒動に発展したりと、
なかなかセンターニュースとして取り上げにくかったようだが、
いやいや、これ日本の未来の教育問題として、
とても重要なニュースだったハズ。

そんなドサクサ紛れに、
コッソリ英語の試験をやってしまおうと、
思っていた矢先、
受験生諸君は、
「自分の身の丈に合わせて勝負して頑張れ」と、
アホな文科大臣がついホンネを言ってしまい、
これを「言葉狩り」風にマスメディアが取り上げたことで、
皮肉なことに、
この件が、
ようやく世間の日の目を浴びることとなったと。

まぁ要するに貧乏人は、
大学なんか無理して行かないで、
さっさと働けよ!と。
ほぉなるほど。

すると、あれよあれよと、
この英語の試験の問題点が次々に発覚。
おまけに安倍内閣閣僚のスキャンダルも次々と発覚し、
閣僚辞任のドミノ現象。
立憲民主党を中心とした野党は連日、
国会で安倍総理の任命責任追及で国会はすったもんだ。

結局は来年度施行されるハズだった、
外部民間企業(ベネッセなど)による英語の試験は、
見送ることになり、
オジャンと・・・

これに振り回される受験生と教育現場そして親たち。

しかし正直言うと私メ個人としては、
「身の丈に合った人生を送れ」ってのは、
理解できます。
身の丈に合った人生を送りなさいという、
それなりに結果を出した「オトナの忠告」としては、
分からないでもナイ。
羽生田大臣は勝ち組代表のような元医師ですからね。

ただ、この人「身の丈に合う」という意味を、
どの程度理解できているのか?
という点においては、
素朴な疑問は持たざるを得ないんですな。

今から36年前の我が国はというと、
たいていの「進学塾」で、
「これからは英語の資格を取得する時代です!
さぁ皆さん英検を受験しましょう!」
ってな調子で当時まだ草創期にあった英検の、
受験推奨キャンペーンが展開されていた。

かくしてオツムのイイ子たちは、
こぞって英検を受験したもの。

大学生までに2級取得が目標!
これが当時のスローガンだった。

が、そのうち英検だけでは実用的でないとかになって、
TOEICやらTOEFL、IELTSだのと始まる。
超大手企業や公務員の採用試験でも、
この手の資格所有者を「優遇」する傾向となった。

英検推奨キャンペーンから36年が過ぎた今、
自動翻訳システムが飛躍的な発展を遂げ、
携帯電話のアプリですら、
英会話いや何十か国の言語を、
即、翻訳できるまでになった。
このままAI化が進めば「通訳」はいらなくなるだろうという、
未来予測をする経済学者、言語学者もいる。

それでも、やはり人間同士「直接会話」が基本、
「読み書き」できて初めて英語が理解できたことになる!
と、いまでも「英語資格神話」は我が国で息づいている。

が、どうだろう?
今の日本。
口は達者だけど「中身」そのものがカラッポってな、
人間ばかりになってきていないだろうか?
英語はペラペラなんだけど、
なんの技術も持っていないとか、
それはもう、
プラモデルもつくったことがナイという、
ヒモすらまともに結べない手先の不器用な輩とか、
設計図をみても立体図がまったくイメージできない輩とか、
数字を見てもまったくピンとこず、
とんでもないミスを毎回毎回しでかす輩とか・・・
こういう優秀な学生が、
難関突破で「工業系企業」に入社すると、
残念、
ブルーカラー側の「現場」に配属されてしまうと、
どうなるか?
「Youは何しに我が社へ?」となる。

また外国人クライアントと談笑の折、

葛飾北斎とか安藤広重、菱川師宣といった、
「日本人画家」の絵画について、
初歩的な質問をされたにも拘わらず、
恥ずかしげもなく「私、まったく存じません」とか言って、
「あなたは本当に日本人ですか?」と、
クライアントから子バカに窘められる、
日本文化にまったく無知なアホとか、
それどころか相手は初老の知的教養の高い人物というのに、
「クラシック音楽のハナシとかされても、
全然わかんないんすよねぇ」とか言って、
自分の得意なジャンルのこと以外「無知」でかまわないと、
本気で思っている愚か者等々・・・

英語がペラペラであることが逆に、
むしろ厚顔無恥を晒してしまっている、
珍妙な若手エリート社員が会社を滅ぼす?
なんて事態が所々で発生・・・
というのが現在「現場」で起きているということを、
どのくらい承知しているのだろう?

本当の身の丈に合った教育とは何なのか?

その昔、貧乏で上の学校に行けず、
「金の卵」と呼ばれた、
地方出身者の集団就職組の人達の技術力が、
この国の繁栄の基盤を築いてくれた。
我々世代以降は、
その「遺産」を食いつぶしているというのが、
今の現状。

現在、確実に日本の現場レベルでは、
あらゆるジャンルにおいて技術力が、
年々低下の一途を辿っている。

富裕層が身の丈に合ったエリート教育をするのは結構。

ではエリートになれそうにない層をどうフォローするのか?
それこそ政治の役割だろう。
職人の育成について、
まったく無関心な現在の在り方には、
ほとほと疑問というか危惧を感じざるを得ない。
職人の数がどんどん減少していっている。
物凄いスピードで。

この先例えば大工や鳶がいなくなったら、
どうなるか?
町工場の旋盤工やフライス工がいなくなってしまったら・・・
農家や漁師、林業に携わる人がいなくなったら・・・
英語力も大切だが、
日本古来からなる伝統的な技術力に関して、
まったく無頓着過ぎ。

こういう「教育」も幼少期から始めないといけない。

その程度の教育すら満足にできないクセに、
とにかく国際レベルの英語力を!とは・・・・

こういうニュースを見ると、
つくづく思うのだが、
こんなんで大丈夫かニッポン?
まずはこの国のレベルに合った、
現時点での「身の丈」を知らないと・・・・
ちょっとムリしちゃいないか?

ではまた次回。


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