また明日・・・なんて書いておきながら、
最後のオチが予定通りになるかと思いきや、
二転三転、想像だにしなかった展開となってしまい、
書き直し、書き直ししているウチに、
こんな状況となってしまいました。
毎回おいでいただいていた皆さまに、まずお詫びから。
m(__)m
かれこれ12回ほど書き直したものの、
どうも納得がいかなかったので全部ボツにし、
改めてココの住人の皆さんは、
先刻承知のハナシから始まりますが、
今一度、自身の整理も込めて、
最初から書き出すことで書くリズムを作り、
一気に書き上げようかと思いました。
今回は長文な上、
あくまでプライベートネタなのでスルーしていただいてもOKです。
では、お時間ありましたら、
ひとつお付き合いのほど・・・・
今週は愚息のサッカーネタにて候。
愚息がサッカーを始めたのが「年長さん」のとき、
それから6年生になった現在まで続いている。
キャリア丸6年を超えた。
幼少期からの延長モードで流れ的に、そのクラブチームに所属。
ところがココが地元では、それなりに名の通った名門クラブチーム。
親としては別にそんなところに入れたつもりはなかったものの、
すこぶる友達関係が良かったこともあって辞めると言わない。
ズルズルと「サッカー地獄」へ・・・
2年生ぐらいまでは1人抜けた存在の選手がいたものの、
あとは、それこそドングリの背比べ。
現在Aチームのエースコーチ(総監督)が、
当チーム始まって以来の弱小チームというほどの状況で、
まぁダラダラとしたカンジでサッカーごっこを続けていたものの、
鬼コーチの熱血指導の下、次第にチビッ子サッカークラブは、
闘う集団へと変貌をとげることとなる。
3年生になると徐々に「やる気スイッチ」の入る子と、
「遊び」の域のままの子とに別れてくるようになる。
4年生になると次第にメンバーも増えてきて、
チームも連戦連敗の状況から常勝軍団へと変わっていった・・・
やがてAチームとBチームに分けることとなり、
当然のことながらウチの愚息はBチームに割り振られた。
体が小さい割にすばしっこいものの、
キック力がナイ上、
接触プレーを嫌って逃げるクセがある愚息には、
DFは務まらない。
よってFWのポジションを自力で確保するしかない。
サッカーには野球のように平等な「打順」というのがナイ、
よってチャンスは自分で作る以外方法がナイのがサッカー。
コツコツと基礎練習をキッチリこなせば上手くなるのに、
どうも、そこまでやる気スイッチが入らない愚息。
いつしか万年Bチームの選手というレッテルを貼られるようになった。
時折、Bチームの試合ながら好調なときAチームに昇格という、
チャンスに恵まれるも、Aチームでの試合では結果が残せず、
再びBチームへ逆戻り・・・あと1ゴール決めていれば、
という試合が何試合あったことか・・・
特に忘れられないのが、
3年生のとき当時はライバルだったRくんと、
この試合で得点を多く決めた方がAチームのレギュラーという試合で、
ことごとく大チャンスに大フカシの我が愚息。
「お前もう、やるポジションないぞ!」と激を飛ばされるも、
結局、結果が出せなかった。
対照的にRくんはサイドからの鮮やかなシュートを決めて、
チームが劇的な逆転勝利・・・
コーチたちに決定的な印象を残すことが出来た。
Rくんの「やる気スイッチ」が完全に入り、
これで勝負アリ。
それ以来、実力差は開く一方となる・・・
それが3年前のちょうど今頃。
あと1点先に決めていれば・・・
さすがに親として悔しくて、その夜は眠れなかった。
その後はBチームのFWというポジションに落ち着く。
そんな中、とある地方の某ローカル大会で、
どういうわけか絶好調となりゴールを連発!
その結果、なんとAチームと決勝を戦うことに。
当然大敗を喫したものの、コーチと審査員から活躍を評価され、
初の優秀選手賞を獲得。
ところが、そこで頑張ればいいものを、
また怠け癖・・・・
練習しなければ当然上手くなるハズもなく、
次第にまた皆に差をつけられるようになってしまう。
それからはBチームの控えFWの選手という扱いでベンチを温める日々。
後半からの登場が常となる。
例の不祥事では一か月間の謹慎処分も経験した。
次の転機は4年生の夏休みの合宿遠征のとき。
当時のBチームのコーチがサイドバックにコンバートを試みたところ、
これがピタリとハマり、負け続けていたチームが快進撃を始め大躍進。
この遠征以来、サイドバックでの先発出場の機会が増えることに。
ようやく居場所を見つけたかに思えるも、
Aチームのエースコーチは、それに難色を示す。
親としては、どうでもいいから全試合出場できるような選手にしてもらいたい。
というのがホンネ。
ただ、これ以降しばらくの間「シュートシーン」を撮ることはなかった(笑)
再び転機がやってきたのは5年生のとき。
インフルエンザやらケガやらでFWの選手が皆、
欠場となった大会でのこと、
仕方なし元FWの愚息が急遽、FWを久々に務めることに。
すると、DF生活が功を奏してか、これまたドハマりで、
それみろ、やっぱりアイツはFWだろ・・・ということとなり、
再びFWへ。
とはいえFWは点を決めてこそFW。
学年が上がればレベルも上がる。
それは、どこのチームも同じ・・・・
キーパーの子も成長して「大きな壁」となってくるにつれ、
トゥーキックのコロコロシュートでは入らなくなってしまう。
さらに追い打ちをかけるように下の学年に、
凄いストライカーが現れると、
学年で最も重要な大会である県大会予選において、
1学年下の子を格上げ昇格させ、
Bチームの「助っ人」エースストライカーに任命。
よって愚息は再びベンチウォーマーへ・・・・
この試合負けたら予選敗退という重要な試合でも、
やはりベンチウォーマー。
3-0と勝負が決した後半残り5分で、
ようやく登場したときには、
さすがに愚息に対して「激怒」してしまった。
オマエは、ここまで評価が低いのか・・・と。
もう辞めろ!と言ってしまったのは書くまでもナイ。
それでも絶対に辞めないと言い張るバカ息子。
かといって、やる気スイッチが入るワケでもなく、
サッカースクールに行っても淡々とメニューをこなして帰ってくるだけ。
試合があるときは友達に会いに行くような「遊び」感覚から、
なかなか抜け出せない・・・・
ハッキリ言って金と時間のムダ。
そんな愚息に対して、さぞや仲間たちのイジメがあるだろうと思いきや、
ムードメーカーの愚息のことを悪く言う子が本当にいないのには、
毎回驚かされる。
愚息がPKを外して負けたときも、
外した直後スグに駆けつけて慰めてくれたTくんには泣かされた。
「ゲーム機」を没収したとき「2点決めたら返してやる」と言ったら、
やたらめったら愚息にパスを回しコーチに怒られてもなお、
しつこくパスを回してくれたDFのEくんは今や大親友だ。
エンジェルパスのおかげでキッチリ2点決めて、
愚息がゲームを回収できたことを
チームの皆が喜んでいた光景には、
なんとも嬉しいやら恥ずかしいやらだった。
そして5年生の終わりごろBチームのキーパーだった、
Dくんが思うところあって「退団」すると、
今度は繋ぎや冗談半分でやっていたキーパーというポジションを、
「ほかにやれる奴がいないから」という理由で、
我が愚息がやる(やらされる)ことになってしまった。
ま、要するに「球拾い」。
なんて思っていたら、
どういうわけか昼休みのドッチボールの成果なのか?
思いのほか、それなりにこなしてしまうことに。
さすがにAチームのレベルでは通用しないものの、
ソコソコの試合なら無難にこなすことができるようになってきた。
キーパーグローブも一応買ってやった。

でも親としては複雑な心境で、
途中交代こそナイものの、
ハッキリ言ってマイナス要因しかないポジション。
ビデオ撮影もピンチの場面しか撮り高がナイ。
かといって他にできる人がいないとなれば、
誰かがやらねばならない「仕事」。
こういう経験も将来のためには絶対に必要だ。
と頭では理解しているのだが・・・
そんな感じでここまで来たものの、
ちょうど一か月前に「辞めろ!」「辞めない」で大騒動。
まったくやる気がみられない愚息に対し、
最後通告として6月末をもって退団することと、
愚息に言い渡した。
よって8月の遠征合宿には参加しない!ということが決定。
本当に申込書を出さず愚息の退団宣言を待っていたら、
各方面から「どうして合宿にこないのか?」とメールは来るわ、
妙な憶測を呼びヘンなウワサは立つわ、
それと仲間たちから「どうして来ないんだ?」と、
かなり言われたらしい我が愚息。
ようやく、「これじゃ、さすがにマズい」と思ったのか、
1週間ほど学校から帰ると近くのグランドへサッカーの練習に・・・
炎天下の中、連日練習に励みだした。
その上、普段はゲーマー仲間でもある、
学校の同級生のサッカー部の子たちが、
練習に付き合ってくれたおかげで、
2VS1のハンデマッチなど、
かなりハードなメニューをこなすことができた。
それと毎朝、夕に10回のリフティングを必ずやることを課す。
10回というのは、あくまで習慣づけをさせるためで、
いきなり100回とか言っても3日坊主になってしまうため、
面倒でも毎日確実に継続できる数字設定として、
10回としただけ。
もっとも実際には、いざやり始めれば100回以上はやるのだ。
とにかく毎日ボールに触れさせることに重きを置いた。
するとBチームの大会試合前日、
「クラブチーム」での練習時に、
Aチームのエースコーチが動きの良さが目についたのか?
「オイ、ちゃんと練習してきたな!明日FWの先発で使うから頑張れ」
と愚息をわざわざ呼び出して言ってくれたという。
さすがに、長年名コーチとして君臨している人だけあって、
これが見事に的中!
初戦を落としてしまいローカル戦に回るも、
その後4連勝してローカル戦の決勝へとコマを進め、
さすがに決勝戦は「格上チーム」相手ということもあり、
4-1で敗退し「ローカル準優勝」という結果になるも、
ほとんどの得点に絡み自身も5試合で7得点(うちPK戦の決勝ゴールあり)、
という夏の珍事を引き起こしやがった・・・
大会終了後メンバーを集め、
今回のMVPにウチの愚息を推挙してくれた。
もちろん公式のMVPでないチーム内でのハナシ。

すると全員一致同意の異議ナシということで、
本来ならクラブ預かりとなる準優勝の盾を「MVP」の代わりに、
我が愚息に進呈してくださった。
改めて「遠征来いよ~」と仲間たちから言われたらしく、
帰宅後「どうしても行きたいので行かせてください」と泣きを入れてきた。
仕方ナイ、行かせてやるかということで、
締切りをとうに1週間も過ぎているのでダメだろうが、
一応、コーチに自分の口で「行かせてください」と言って来い!
と練習に送り出した。
練習から帰った愚息に「どうだったよ」と聞くと、
「わかった、じゃ来い!」と言っていただいたという。

おそらくBチームキーパーが主な「仕事」となろうが、
何試合かはFWでも出場させてもらえるかもしれない。
まぁ結果はどうあれ要は「準備力」が大事なのだ。
とにかく今は「一所懸命」に頑張るコト。
これが将来何かに必ずや生きてくる。
そう信じたいモンです。親としては・・・・
そして、そういうチームを熱心に毎試合応援し続ける我々父兄。
本当にマリーンズファンじゃないが、
どんな場所であっても必ず行って応援を続けてきた。
まず「選手の息子」中心の生活。
この6年間、どこの家庭もそう。
あるお父さんは、子供の為に会社を辞めてまで、
家族全員で「選手の息子」を全面バックアップ。
また仕事が終わって帰宅してもなお、
子供の練習に付き合うお父さんたちは皆だ。
かくいう私メもキーパーのパントキックと、
コーナーキックに関しては、
自分で言うのもおこがましいですケド、
かなり上手くなったと思います。
例えると野球のノッカーみたいなもので・・・
まぁこういっちゃなんだけれども、
自分の人生を乗っけなければ、
とてもじゃないがガキのサッカーとはいえ、
サッカーチームの応援なんて続けることはできないんですマジで。
これは子供もサッカーもJリーグのサッカーも同じ。
まったく同じ・・・
そしてサッカーで1点取るのがどれだけ大変か?
1点を守り切ることがどれだけ大変か?
どれだけ家族全員の協力体制が必要か?
そして勝つためには、
どれだけ多くの応援者含め「運」をかき集めなけれなならいのか?
強豪チームから1点もぎ取る為にどれだけの努力をしなければならないか?
真の強豪チームほど例え練習試合だろうが親善試合だろうが、
試合で「手抜き」は一切しないことなど、
サッカーの世界ではジュニアもプロも皆同じことは常識中の常識。
何度も繰り返し書くけれども、
野球は良くも悪くも、どこまでいっても絶対的エンターテイメントのスポーツ。
しかし、サッカーは子供もプロも例外なく「戦争」そのものなのだ。
だからサッカーに関しては「冗談」が一切通じない。
よっていい加減なことは絶対に書いてはいけない。
野球では自虐的なギャグはOK!だ。むしろ彩となる。
が、サッカー場のスタンドで、
自軍の自虐的なギャクを声高に言おうものなら、
確実に袋叩きに遭う。
試合中食事をしながらノンビリ観ている者など、まぁいない。
それが証拠にビール売りの姉さんが試合中に現れナイのがサッカー。
すべては、その1点のために・・・たかが1点のために・・・
あと1点のために・・・・

そういうコトを知ってて言っているのか?どうなのか?
もっと地べたの目線で物事を見るってコトが、
ど~して出来ないのだろうか?
この「先生」は。
駄文、長文にして大変失礼いたしました。
m(__)m
ではまた。
最後のオチが予定通りになるかと思いきや、
二転三転、想像だにしなかった展開となってしまい、
書き直し、書き直ししているウチに、
こんな状況となってしまいました。
毎回おいでいただいていた皆さまに、まずお詫びから。
m(__)m
かれこれ12回ほど書き直したものの、
どうも納得がいかなかったので全部ボツにし、
改めてココの住人の皆さんは、
先刻承知のハナシから始まりますが、
今一度、自身の整理も込めて、
最初から書き出すことで書くリズムを作り、
一気に書き上げようかと思いました。
今回は長文な上、
あくまでプライベートネタなのでスルーしていただいてもOKです。
では、お時間ありましたら、
ひとつお付き合いのほど・・・・
今週は愚息のサッカーネタにて候。
愚息がサッカーを始めたのが「年長さん」のとき、
それから6年生になった現在まで続いている。
キャリア丸6年を超えた。
幼少期からの延長モードで流れ的に、そのクラブチームに所属。
ところがココが地元では、それなりに名の通った名門クラブチーム。
親としては別にそんなところに入れたつもりはなかったものの、
すこぶる友達関係が良かったこともあって辞めると言わない。
ズルズルと「サッカー地獄」へ・・・
2年生ぐらいまでは1人抜けた存在の選手がいたものの、
あとは、それこそドングリの背比べ。
現在Aチームのエースコーチ(総監督)が、
当チーム始まって以来の弱小チームというほどの状況で、
まぁダラダラとしたカンジでサッカーごっこを続けていたものの、
鬼コーチの熱血指導の下、次第にチビッ子サッカークラブは、
闘う集団へと変貌をとげることとなる。
3年生になると徐々に「やる気スイッチ」の入る子と、
「遊び」の域のままの子とに別れてくるようになる。
4年生になると次第にメンバーも増えてきて、
チームも連戦連敗の状況から常勝軍団へと変わっていった・・・
やがてAチームとBチームに分けることとなり、
当然のことながらウチの愚息はBチームに割り振られた。
体が小さい割にすばしっこいものの、
キック力がナイ上、
接触プレーを嫌って逃げるクセがある愚息には、
DFは務まらない。
よってFWのポジションを自力で確保するしかない。
サッカーには野球のように平等な「打順」というのがナイ、
よってチャンスは自分で作る以外方法がナイのがサッカー。
コツコツと基礎練習をキッチリこなせば上手くなるのに、
どうも、そこまでやる気スイッチが入らない愚息。
いつしか万年Bチームの選手というレッテルを貼られるようになった。
時折、Bチームの試合ながら好調なときAチームに昇格という、
チャンスに恵まれるも、Aチームでの試合では結果が残せず、
再びBチームへ逆戻り・・・あと1ゴール決めていれば、
という試合が何試合あったことか・・・
特に忘れられないのが、
3年生のとき当時はライバルだったRくんと、
この試合で得点を多く決めた方がAチームのレギュラーという試合で、
ことごとく大チャンスに大フカシの我が愚息。
「お前もう、やるポジションないぞ!」と激を飛ばされるも、
結局、結果が出せなかった。
対照的にRくんはサイドからの鮮やかなシュートを決めて、
チームが劇的な逆転勝利・・・
コーチたちに決定的な印象を残すことが出来た。
Rくんの「やる気スイッチ」が完全に入り、
これで勝負アリ。
それ以来、実力差は開く一方となる・・・
それが3年前のちょうど今頃。
あと1点先に決めていれば・・・
さすがに親として悔しくて、その夜は眠れなかった。
その後はBチームのFWというポジションに落ち着く。
そんな中、とある地方の某ローカル大会で、
どういうわけか絶好調となりゴールを連発!
その結果、なんとAチームと決勝を戦うことに。
当然大敗を喫したものの、コーチと審査員から活躍を評価され、
初の優秀選手賞を獲得。
ところが、そこで頑張ればいいものを、
また怠け癖・・・・
練習しなければ当然上手くなるハズもなく、
次第にまた皆に差をつけられるようになってしまう。
それからはBチームの控えFWの選手という扱いでベンチを温める日々。
後半からの登場が常となる。
例の不祥事では一か月間の謹慎処分も経験した。
次の転機は4年生の夏休みの合宿遠征のとき。
当時のBチームのコーチがサイドバックにコンバートを試みたところ、
これがピタリとハマり、負け続けていたチームが快進撃を始め大躍進。
この遠征以来、サイドバックでの先発出場の機会が増えることに。
ようやく居場所を見つけたかに思えるも、
Aチームのエースコーチは、それに難色を示す。
親としては、どうでもいいから全試合出場できるような選手にしてもらいたい。
というのがホンネ。
ただ、これ以降しばらくの間「シュートシーン」を撮ることはなかった(笑)
再び転機がやってきたのは5年生のとき。
インフルエンザやらケガやらでFWの選手が皆、
欠場となった大会でのこと、
仕方なし元FWの愚息が急遽、FWを久々に務めることに。
すると、DF生活が功を奏してか、これまたドハマりで、
それみろ、やっぱりアイツはFWだろ・・・ということとなり、
再びFWへ。
とはいえFWは点を決めてこそFW。
学年が上がればレベルも上がる。
それは、どこのチームも同じ・・・・
キーパーの子も成長して「大きな壁」となってくるにつれ、
トゥーキックのコロコロシュートでは入らなくなってしまう。
さらに追い打ちをかけるように下の学年に、
凄いストライカーが現れると、
学年で最も重要な大会である県大会予選において、
1学年下の子を格上げ昇格させ、
Bチームの「助っ人」エースストライカーに任命。
よって愚息は再びベンチウォーマーへ・・・・
この試合負けたら予選敗退という重要な試合でも、
やはりベンチウォーマー。
3-0と勝負が決した後半残り5分で、
ようやく登場したときには、
さすがに愚息に対して「激怒」してしまった。
オマエは、ここまで評価が低いのか・・・と。
もう辞めろ!と言ってしまったのは書くまでもナイ。
それでも絶対に辞めないと言い張るバカ息子。
かといって、やる気スイッチが入るワケでもなく、
サッカースクールに行っても淡々とメニューをこなして帰ってくるだけ。
試合があるときは友達に会いに行くような「遊び」感覚から、
なかなか抜け出せない・・・・
ハッキリ言って金と時間のムダ。
そんな愚息に対して、さぞや仲間たちのイジメがあるだろうと思いきや、
ムードメーカーの愚息のことを悪く言う子が本当にいないのには、
毎回驚かされる。
愚息がPKを外して負けたときも、
外した直後スグに駆けつけて慰めてくれたTくんには泣かされた。
「ゲーム機」を没収したとき「2点決めたら返してやる」と言ったら、
やたらめったら愚息にパスを回しコーチに怒られてもなお、
しつこくパスを回してくれたDFのEくんは今や大親友だ。
エンジェルパスのおかげでキッチリ2点決めて、
愚息がゲームを回収できたことを
チームの皆が喜んでいた光景には、
なんとも嬉しいやら恥ずかしいやらだった。
そして5年生の終わりごろBチームのキーパーだった、
Dくんが思うところあって「退団」すると、
今度は繋ぎや冗談半分でやっていたキーパーというポジションを、
「ほかにやれる奴がいないから」という理由で、
我が愚息がやる(やらされる)ことになってしまった。
ま、要するに「球拾い」。
なんて思っていたら、
どういうわけか昼休みのドッチボールの成果なのか?
思いのほか、それなりにこなしてしまうことに。
さすがにAチームのレベルでは通用しないものの、
ソコソコの試合なら無難にこなすことができるようになってきた。
キーパーグローブも一応買ってやった。
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でも親としては複雑な心境で、
途中交代こそナイものの、
ハッキリ言ってマイナス要因しかないポジション。
ビデオ撮影もピンチの場面しか撮り高がナイ。
かといって他にできる人がいないとなれば、
誰かがやらねばならない「仕事」。
こういう経験も将来のためには絶対に必要だ。
と頭では理解しているのだが・・・
そんな感じでここまで来たものの、
ちょうど一か月前に「辞めろ!」「辞めない」で大騒動。
まったくやる気がみられない愚息に対し、
最後通告として6月末をもって退団することと、
愚息に言い渡した。
よって8月の遠征合宿には参加しない!ということが決定。
本当に申込書を出さず愚息の退団宣言を待っていたら、
各方面から「どうして合宿にこないのか?」とメールは来るわ、
妙な憶測を呼びヘンなウワサは立つわ、
それと仲間たちから「どうして来ないんだ?」と、
かなり言われたらしい我が愚息。
ようやく、「これじゃ、さすがにマズい」と思ったのか、
1週間ほど学校から帰ると近くのグランドへサッカーの練習に・・・
炎天下の中、連日練習に励みだした。
その上、普段はゲーマー仲間でもある、
学校の同級生のサッカー部の子たちが、
練習に付き合ってくれたおかげで、
2VS1のハンデマッチなど、
かなりハードなメニューをこなすことができた。
それと毎朝、夕に10回のリフティングを必ずやることを課す。
10回というのは、あくまで習慣づけをさせるためで、
いきなり100回とか言っても3日坊主になってしまうため、
面倒でも毎日確実に継続できる数字設定として、
10回としただけ。
もっとも実際には、いざやり始めれば100回以上はやるのだ。
とにかく毎日ボールに触れさせることに重きを置いた。
するとBチームの大会試合前日、
「クラブチーム」での練習時に、
Aチームのエースコーチが動きの良さが目についたのか?
「オイ、ちゃんと練習してきたな!明日FWの先発で使うから頑張れ」
と愚息をわざわざ呼び出して言ってくれたという。
さすがに、長年名コーチとして君臨している人だけあって、
これが見事に的中!
初戦を落としてしまいローカル戦に回るも、
その後4連勝してローカル戦の決勝へとコマを進め、
さすがに決勝戦は「格上チーム」相手ということもあり、
4-1で敗退し「ローカル準優勝」という結果になるも、
ほとんどの得点に絡み自身も5試合で7得点(うちPK戦の決勝ゴールあり)、
という夏の珍事を引き起こしやがった・・・
大会終了後メンバーを集め、
今回のMVPにウチの愚息を推挙してくれた。
もちろん公式のMVPでないチーム内でのハナシ。
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すると全員一致同意の異議ナシということで、
本来ならクラブ預かりとなる準優勝の盾を「MVP」の代わりに、
我が愚息に進呈してくださった。
改めて「遠征来いよ~」と仲間たちから言われたらしく、
帰宅後「どうしても行きたいので行かせてください」と泣きを入れてきた。
仕方ナイ、行かせてやるかということで、
締切りをとうに1週間も過ぎているのでダメだろうが、
一応、コーチに自分の口で「行かせてください」と言って来い!
と練習に送り出した。
練習から帰った愚息に「どうだったよ」と聞くと、
「わかった、じゃ来い!」と言っていただいたという。
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おそらくBチームキーパーが主な「仕事」となろうが、
何試合かはFWでも出場させてもらえるかもしれない。
まぁ結果はどうあれ要は「準備力」が大事なのだ。
とにかく今は「一所懸命」に頑張るコト。
これが将来何かに必ずや生きてくる。
そう信じたいモンです。親としては・・・・
そして、そういうチームを熱心に毎試合応援し続ける我々父兄。
本当にマリーンズファンじゃないが、
どんな場所であっても必ず行って応援を続けてきた。
まず「選手の息子」中心の生活。
この6年間、どこの家庭もそう。
あるお父さんは、子供の為に会社を辞めてまで、
家族全員で「選手の息子」を全面バックアップ。
また仕事が終わって帰宅してもなお、
子供の練習に付き合うお父さんたちは皆だ。
かくいう私メもキーパーのパントキックと、
コーナーキックに関しては、
自分で言うのもおこがましいですケド、
かなり上手くなったと思います。
例えると野球のノッカーみたいなもので・・・
まぁこういっちゃなんだけれども、
自分の人生を乗っけなければ、
とてもじゃないがガキのサッカーとはいえ、
サッカーチームの応援なんて続けることはできないんですマジで。
これは子供もサッカーもJリーグのサッカーも同じ。
まったく同じ・・・
そしてサッカーで1点取るのがどれだけ大変か?
1点を守り切ることがどれだけ大変か?
どれだけ家族全員の協力体制が必要か?
そして勝つためには、
どれだけ多くの応援者含め「運」をかき集めなけれなならいのか?
強豪チームから1点もぎ取る為にどれだけの努力をしなければならないか?
真の強豪チームほど例え練習試合だろうが親善試合だろうが、
試合で「手抜き」は一切しないことなど、
サッカーの世界ではジュニアもプロも皆同じことは常識中の常識。
何度も繰り返し書くけれども、
野球は良くも悪くも、どこまでいっても絶対的エンターテイメントのスポーツ。
しかし、サッカーは子供もプロも例外なく「戦争」そのものなのだ。
だからサッカーに関しては「冗談」が一切通じない。
よっていい加減なことは絶対に書いてはいけない。
野球では自虐的なギャグはOK!だ。むしろ彩となる。
が、サッカー場のスタンドで、
自軍の自虐的なギャクを声高に言おうものなら、
確実に袋叩きに遭う。
試合中食事をしながらノンビリ観ている者など、まぁいない。
それが証拠にビール売りの姉さんが試合中に現れナイのがサッカー。
すべては、その1点のために・・・たかが1点のために・・・
あと1点のために・・・・
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そういうコトを知ってて言っているのか?どうなのか?
もっと地べたの目線で物事を見るってコトが、
ど~して出来ないのだろうか?
この「先生」は。
駄文、長文にして大変失礼いたしました。
m(__)m
ではまた。