続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

新たな票田の芽に思ふ

2020-07-29 01:12:53 | 日記
またこういうニュースですか…
とネトウヨがザワつきそうですな。

こういうニュースを地上波では、
嬉しそうに報道して、
右派、左派をけしかけて楽しむ、
恒例の一大イベント情報発信!
ってなカンジ?

なんでまた、
こんなネトウヨ的ニュースを
取り上げたかというと…

ちとばかし気になるコトがあるもので。

今の自分の立場から、
あえて一石投じの一筆を。

少々遅れネタで、
お恥ずかしいのですが、
7月5日東京都知事選挙ネタを。

潮風太子にとっては、
どうでもいいニュースだったものの、
ウチのバカ息子(長男)が、
珍しく、
政治のハナシを始めた…

どうりで原因不明のウィルスが、
地球を襲うようになったワケだなと(笑)
まさかお前の口から都知事選?…(@_@;)

ところが話題は…というと、
まさかの桜井誠。

在特会のボスいや、
今や政党、
国民第一党党首となった、
あの桜井誠とな?
これにはさすがに驚いた。

ヘイトスピーチでお馴染み、
シナ、朝鮮大嫌いの排外主義者にして、
流石にネトウヨの間でも、
賛否分かれる極右思想の活動家である、
桜井誠に関心アリとは…
一体なんでまた?
と思い、
ちょいとハナシを聞くと、
意外なコトバ。

「桜井誠のYouTube面白いよ」
という。
YouTube?

以前、在特会のデモを、
都内某所で見た際、
参加者の面々が、
酔っ払いながら口汚いコトバで、
シナ人朝鮮人と連呼しながら、
「デモ行進」する光景に、
靖国に眠る「英霊」に対する、
冒涜だと思って以来、
彼らは真の愛国者ではナイと判断し、
一線を引いて見る、
スタンスにしていたのだが…
まさか愚息から、
その名前が出るとは…

念のため久々、
桜井誠関係のYouTube動画を
いくつかチェック。
相変わらずの桜井節は健在とはいえ、
だいぶ刺々しいイメージが、
払しょくされていて、
さすがに歳取ってきたのかなぁと苦笑。
しかし前回2016年都知事選に、
出馬した時とは、
選挙スタイルをずいぶんと、
変えていることにも驚いた。

特に注目すべき発言として、
一つ挙げるならば、
桜井氏曰く
「韓国とは国交を断絶すべき」
という主張。

かつては朝鮮人憎しというのが、
絶対的スタンスだったハズだったが、
ここにきて「国交は断絶すべし!でも、
文化交流とか経済交流は可能、
なぜなら台湾と日本の関係が
そうだから」
という、
旧型左派(パヨク)からすると、
これまでの狂犬的な発言と引き合わせれば、
ツッコミどころ満載な発言なのだが、
これが今どきの若い世代にとっては、
新鮮かつ腑に落ちる考え方らしい。

簡単な書き方で書くと、
「親同士仲が悪いのは、
もう仕方ないから、
ほっといて自分らは勝手に、
別路線にて仲良くやらせていただく。
なるほど、その手があったか!」
というカンジか。

その背景には、やはりイイものはイイ、
好きなものは好きという、
KPOPや韓流ドラマ、映画といった、
韓流ブームの一連の流れに加え、
韓国サイドにおいても、
著書・反日種族主義が韓国国内で、
ベストセラーになるなど、
韓国政府が政策としてやってきた、
反日教育、反日政策に対し、
疑念や反感、嫌悪感を持つ世代が、
現れ始めたというのも、
影響しているように見える。

これまで反日一辺倒だと思っていた、
韓国人のイメージが若い世代になると、
ねじれ現象として
認識されつつあるのが現状。

そこを巧みに勝機と捉えた、
桜井誠の戦略に、
なるほど。。。と唸ってしまった。
そして選挙結果。
桜井誠 5位 178784票という結果。
かの時の人、立花孝志にも圧勝、
当然のことながら、
この件に関して大手マスメディアは、
一切の沈黙を決め込んだ。
前回の選挙より約6万票の増票となった。


この選挙結果を、
ネトウヨ批判の急先鋒、
古谷経衡(毎回コラムを当方実は、
結構楽しみに読んでいるのだが)は、
ネトウヨ層のクソ票みたいな
ニュアンスで、
コラムに書かれていたが、
残念ながら、その見立ては違う。
新たな「若い層」による、
増票とみた方が的確だろう。

このほかにもアンチ桜井派の諸氏が、
排外主義者の台頭などと、
危機感を盛んに煽る文章を、
いたるところで披露しているが、
共通していえるのは彼等には、
どうも地べたの目線で、
モノが見るという思考がナイらしい。
常に上から目線でモノをいう。

これは今から30年ほど前だろうか、
我々が学生の頃~
青年期の時代に流行した、
朝から生テレビ的な、
ディベートテクニックの一つで、
俺は博識、オマエはバカ!
だからオレの勝ち!といった、
宮台真司などがよくやる討論手法の
流れから成るものなのだが、
これは30年前なら
通用する発想であって、
現代においては正直、
時代遅れな手法と言わざるを得ない。

当方はこうみる。
桜井シンパの固定票は約10万票それか、
その8割程度で、
今回の新規票のなかには、
国交断絶という強硬策ながらも、
逆にその方が、
お互い仲良くしたい同士(同志)が、
オープンな関係を再構築する、
手段となるならば、
それもまたアリじゃね?という、
近未来志向派がココに乗って、
「意思表示」をしたという、
ひとつの現象だったのではなかろうかと。
つまり一人の候補者の主張に対し、
二つの複線票が発生した現象。
各停線と快速線的というか、
一つのプラットホームに、
2つの同一方向へ向かう2ユニット、
始発と終点は違うケド…
そんなカンジといえばどうだろう?

中高生までが「反応」をみせた背景には、
そういう点が多分にあったと、
地べたの目線で私、潮風太子は、
感じた次第。

もはや旧型ネトウヨも旧型左派、
また我々の世代も含め旧型人間派にも、
いよいよ思考転換の時期が
来ているのだが、
これがまた「長年のアカ」とは
是如何にで、
なかなか、これまでの己の思想を、
簡単に否定、
変節できないものまた現実。

プライドといえば格好がいいが、
それでも、
やはり時代に上手く対応すべきは、
対応できる「器量」ってもの、
必要なのではないかと・・・

やはり見ていて旧型思考派は最近、
正直なところイタい。
誰とはこれ以上書かないが。

同世代の私から見ても、
相当にイタく見える。
すでに時代遅れとなっている
考えなのに、
でも、それを絶対に認めない・・・・
彼等。
常に私は正しいの一点張り。
由緒正しきディベートの手法、
いまだ健在ナリか?

昨年末、今ではすっかり紳士となり、
全社員の模範となっている、
武闘派「青」系右翼団体の、
元構成員だったSさんと長時間対談。

いろいろお教えいただいたが、
中でも興味深かったトークに、
Sさんはじめホンモノの右翼は、
いわゆるネトウヨ的な
反中反朝ではないハズというハナシ。

もっともSさんが活動していた、
約40年前当時は、
こういう問題は存在しなかったという。
1995年以降になって一連の問題が、
次々と勃発したからだ。
なのでSさんはサヨクには、
当然否定的な考えのようだが、
近代ネトウヨにも
否定的な考えをお持ちで、
ちょっと驚いたと同時に、
これこそが保守愛国の精神なんだなと、
納得と同時に目からウロコだった。

これから、どんどん選挙に行っていた、
お「年寄り」が減少の一途を辿る。
そして、新たな世代が
「大票田」となっていく。
新たな世代を取り込み始めた桜井票。
あまり甘く見ない方がイイ。
もう何を言わんやである。
ふと気になったので一筆候。
ではまた次回。
























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五十一にして天命を知る?

2020-07-28 15:58:21 | 日記
急遽、職場の後輩から頼まれた、
社内報の穴埋め記事(映画ネタ)が、
案外と反響があったせいなのか?
それとも前フリのテストだったか・・・

すぐさま矢継ぎ早、
奴から頼まれた次の「仕事」が、
組合の代議員の仕事とな。

組合の仕事は10年ほど前にお役御免となり、
今は同世代の昔ながらの熱血野郎たちと、
信頼のおける後輩たちに、
とっくの昔、後進を譲ったハズ。
その後も紆余曲折あったものの、
なんとか組織としては維持できているのだから、
あえて「老兵」は余計な意見や口出しはせず、
時折、ヤバそうなときだけ、
やさしく「進言」する程度の関係性を保ってきたつもり。

ただでさえ多忙な状況は十分わかっているだろうに、
よくもまぁシラ~っと頼んできたものだ。
当然のことながらアホか!と、
一喝するも事情を聞けば、
「う~ん」となってしまい、
とある事情であるものの「長老枠」という、
特別枠で2年間のみの、
敗戦処理同然の中継ぎ役を
あえて引き受けることに。
といっても、
その前に当然、選挙があるので、
これに当選しなければ・・・
という条件つきではあったが・・・

先日、開票結果がでて

結果はご覧の通り・・・・

黄色のラインに潮風太子が、
世を忍ぶ仮の姿で使っている氏名が書かれている。
定員6名の選挙枠で2位当選・・・
これだけみると「おめでたいハナシ」なのだが、
それこそ火中の栗を拾うが如し、
いばらの道の第一歩に過ぎない
苦行の序章ナリだ。

さすがに詳細は書けないものの、
よくありがちな巷の噺のヒトツとして、
お読みいただければ幸いと思い一筆。

簡単に書くと、
当所属の支部と他支部とのパワーバランスが、
崩れてしまい今や他支部が主流派となり、
当支部は「抵抗勢力扱い」と、
受け止められているかのよう。
とのこと。
当支部からの要求より、
別支部(現正規軍)の意見優先という
傾向が最近特に顕著となり、
これを面白くないと思っているらしい。

ただ交渉手順についてが、
イマイチよくわからないので、
一方的なハナシだけでは…とも思うが。

元々は当支部が主流派だった。

しかし、この10年ほどの間、
ちょいちょい「お家騒動」があったりで、
革命の革命みたいに二転三転しているうち、
安定勢力の他支部の発言権が、
どんどん強固となり、
遂には専従の座まで・・・
気がつけば組合本部の要職は他支部で固められ、
その間、いいタイミングで当支部の「先輩方」は次々と、
これまた特進で会社の要職へと出世と・・・
これが「正規ルート組」の反発を生み、
内部紛争を生み出す結果となっているのだから、
会社的には巧妙なやり方ではある。
が、これも会社という組織の現実なのだ。

その結果、
とりあえず委員長枠はウチといっても、
実権は・・・という状況とのこと。
とはいえ当支部にも、
同世代代表のやる気満々のYがいたりと、
巻き返しは十分可能かと思われたが、
支部の「長老」と「新興勢力組」との、
対立構図が次第に表面化してゆく。

遂には党大会会議などでやる、
ウチらの世代特有の
「とりあえず批判」型の、
Yの交渉スタイルも裏目に出たのか、
本部サイドからはYの交渉スタイルが、
対立カラーの発色源に利用され、
逆にウチの若い衆連中からYは、
胡散臭がられてしまう憂き目に・・・・

ちょいちょい今は時代が違うんだから、
もっと地べたの目線に立ってモノ言わなきゃ、
下が誰もついてこないぞ・・・と、
Yにも度々忠告はしていたが、
そう簡単に人格なんて変えられるものではナイ。
が、潮風太子的には、
これまでの功績を考慮すると、
彼を安易に批判する気にもなれない。

また、逆にこういう「鉄砲玉」を
うまく使いこなせない、
組織全体にも問題があるにはある。
が、今は平成を経て令和の時代。
昭和ではナイ。
縦社会なんて思想が通用しないことは、
解かっていなければならないのだが・・・
Yのやる気は支部きっての熱血漢だけに、
なんとも歯痒い心境ナリ。
どっちにも困ったものだ・・・・

かくしてYより年下ながら、
皆を取りまとめてくれている支部長と、
支部執行役員の面々から、
Yさんを下ろしますので、
潮風さんここをなんとか・・・と、
三顧の礼で頭を下げられると、
さすがに断りにくい。

というのも、現執行部役員の主流派は、
かつて潮風太子が組合の仕事をしていた頃、
熱血漢の革命軍の看板を掲げて、
支部の「革命選挙」に勝利し、
本部のそれこそ殴りこんできた連中で、
ともに社と業界の未来を熱く語り合った間柄の面々。
継続は力なりとはよくいったもので、
結果として彼らは今や
「正規軍」の中枢へと昇華した。

要するに、
彼等の過去を知り気心知れた連中に対し、
「ケンカ」を売ったり、
あるいは「懐柔」を図る役をやれ!
ということである。
が、
これはポーズに過ぎず、
実態的には、
コロナ禍の影響で、
来年以降の賃金交渉なんざ、
確実にカット、カットの連発で、
組合員からの批判続出は必至という、
現実問題、極めて深刻な状況であること、
そこで上記のような「子芝居」を打ったりして、
支部の特に上の層組に対し、
「力及ばず・・・」ってな説得させる役にさせる。
「長老」が言ってもこんな状況なんだから・・・
これで皆に納得していただき、
この難局を乗り切りたい・・・
というのがホンネなのだろう。
一方、今回の選挙とて、
棄権87、白票9、無効1・・・
約27%4人に一人の組合員が、
今回のメンバーというか組合に対し、
不満を表明しているようなもので、
実は、この数を甘く見てはいけない。
これこそが現組合に対する、
正直な無言の意見であり、
現在の支部最大の問題点でもあるのだ。
まずそこをキチンと
認識しなくてはならないのだが。
どうなんだろう?

幸い潮風太子が勤務する社は、
あれだけ皆が春闘のたび、
猛烈批判していた「内部留保」の金が、
この大ピンチでモノをいい、
なんとか給与、賞与ともに、
100パーセント支給を達成することができた。
が、
来年以降は確実に大幅減額となる。
減額程度で済むかも怪しい。

昼行燈の異端児、
潮風太子相変わらず、
のらりくらりとこれまで平穏に、
マリーンズ談義ばっかのヲタク野郎という、
スタイルは変えるつもりは毛頭ナイが、
そうもいってられない状況となったか・・・

まさかこの歳になって、
「悪役」の依頼がくるとは・・・(笑)
ま、あらかじめ打つべき手は
早め早めに打っときますケド。

正解もハッピーエンドもナイ、
この難問、
どう解くか・・・
選挙の当選通知が来たその日、
愛読する我がニッカンスポーツの
占いコーナーの我が魚王星の欄を読むと、
(これは知る人ぞ知る有名コーナー)

こんな占い結果が・・・
まさに神の思し召しか?
これを天命というのならば、
なんというコトだろう?

さて、この先どうなることやら・・・・
かくして余計な仕事がまたひとつ、
増えた・・・・

ではまた。

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バスに乗る前に知っておくべきこと8(コロナ編)

2020-07-07 04:15:00 | 日記
このシリーズ撤退したハズでしたが、
前回の7同様、
一時完結宣言撤回ということでご容赦のほど・・・

この自粛期間中、
いろいろな業界の方々から、
さまざまな「情報」が寄せられ、
何を書くか迷うと同時に、
聞き取りや裏取りに、
時間をかけたりしたので、
なかなか出せずじまいでした・・・

自粛期間中に書けなかったネタとはいえ、
ちょいとボツにするワケには、
いかなそうなネタを順に。

今回は「バス編」。

コロナによる国内移動制限解除と、
例の10万円給付が呼び水となり、
ようやく人々は「活動」を始め、
経済も動き出した。
が、このコロナダメージは今後、
重大かつ深刻な社会問題となっていくだろう。
いろいろな面において・・・
とはいえ、
正直なところ世界的に見たら、
日本におけるコロナウィルスの被害が、
「この程度」の被害で済んだのは、
奇跡的といってよい。

当初、政府発表では、
約41万人の死者を想定していたことを、
今一度思い出してほしい・・・
と言いたいところだが、
ここ最近どうだろう?

ちょいと緩み過ぎちゃいないか日本?
そんな中、
数社のバスの関係者から異口同音に、
「コロナはもう収束しているのに、
いつまで前の座席を座れないようしているんだ」
という苦情が最近、
多数寄せられているとの情報。

路線バスに乗ると、
こういう光景をみたことはナイだろうか?

左右最前列の2席にロープを張って、
座れないようにして、
さらに運転席より前に出ないようにと、
養生テープでライン引きをしているバスを。

しかし最近では、
こうした「苦情」に押し切られて、
最前席を事実上「解禁」するバス会社が、
出始めているという。

かなり冷徹な書き方だが、
「コロナウィルス問題」は、
実際のところ未だ何ら解決していない。

破綻寸前に陥った経済を、
動かさざるを得ない状態となったため、
仕方なく「自粛要請解除」として、
無理矢理「収束」したかのような、
雰囲気にしているだけで、
未だにワクチンも開発されていなければ、
治療法も「仮説」に頼る手探りの状態。
なんら終息の目処もたっていない。
移動制限解除や自粛緩和をした途端、
検査数が増えたからとはいえ、
感染者数が再び上昇カーブを描き出した。
重症患者あるいは死者が再び増加するのも、
時間の問題か?

北朝鮮と芸能人の不倫のニュースが、
地上波のワイドショーに出てくると、
すっかり「平和な世の中」になったと、
多くの日本人は勘違いする。

第2波のパンデミックがやってきても、
なんら不思議でもなんでもナイのに・・・

幸運にも第1波は、
日本の医療従事者の皆さんの、
まさにヒポクラテスの誓いそのままに、
愚直なまでに誠実な仕事ぶりにより、
最悪の状態は、
なんとか回避できたか?
といった状況。
が…
ここから単刀直入な書き方にて失礼。

運賃箱に最も近い最前席に、
「コロナウィルス陽性患者」が乗車し、
ゲホゲホっとやっただけで、
運転士はもとより乗客全員が、
確実に感染者となる。
全滅必至。
路線バスの車内でクラスター発生!
となったらどうなる?

でも、ほとんどの人は、
そんなことは考えない。
ネガティブなことだから考えない。
でも・・・
そう!路線バスでも、
コロナテロは可能なのだ。
というコト。

路線バスの乗降において乗客全員、
どうしても運賃箱を通過するため、
運賃箱周辺にコロナウィルスが、
ばら撒かれてしまうと、
乗客全員確実に感染してしまう。
回避絶対的不可避。
コロナウィルスの飛沫に関しては、
最近、公表された
「富岳」のシュミレーション映像で、
お解りかと思うが、
あれが路線バス車内で発生したら・・・

これまで我が国では、
路線バスや通勤電車で、
クラスター感染は発生していないが、
これも、ほとんど奇跡的といってよい。

でも奇跡なんかそうそう続かない。
ひとたび満員電車や、
路線バス車内でクラスター感染が発生したら・・・
いや、例えば複数の路線バスの運転士から、
ウィルスの陽性反応が確認されたら…

たちまち、
国内は大パニックとなるだろう。

日に日に乗客の数も増え、
ようやくバス会社にとっても、
毎日200万円近い「赤字」を出し続けた状況から、
脱しつつある状況、
とはいえ、
これも奇跡の連続の上の、
砂上の楼閣のような、
安全神話の上に成り立っているコト。
こういうことをもっとマスメディアは、
報じるべきだろうに・・・

そんなにトイレで不倫するお笑いタレントの情報が、
今すぐに必要か?

実際問題、
今日明日にでも
「路線バス車内でクラスター感染が発生しました」
なんてニュースが流れても、
なんら不思議でも何でもないと、
バス業界の現場の人たちは思っている。

ホストたちから陽性反応…
昼カラでクラスター感染…
という最近の地上波ニュース。
「夜の世界」とか「気の緩み」
なんて言われると、
多くの民衆は酒絡みが原因と、
勝手に思い込み始めている。

したがって当然のことながら、
多くの人達は、
「自分はかからないだろう」という気に、
往々にしてなってしまう。

しかし現在、
バス業界内で囁かれているのは、
「恐らくウチらも、
みんなすでに感染してんだろうな」
という自虐的な噂話。
実際、運転士全員にPCM検査を、
義務付けるという方針にした、
バス会社を聞かない。

万が一いや出るべくして、
大勢の感染者が出た!
なんてことになろうものなら、
もう日本経済は死に体の一途へ、
真っ逆さま一直線となる。
影響は、あまりにデカ過ぎる。
だから、
今は絶対に「コロナの検査」なんかしない。
これがバス業界のコロナ問題における、
暗黙の共通認識らしい。

コロナ自粛期間中、
世間全体が、
ステイホーム期間中だった頃にあっても、
日本の鉄道や路線バスは、
連日運行を続けた。
空っぽの料金箱で帰社する日々も、
医療従事者の皆さんや、
ともすると「感染者」の人達が、
病院へと向かう足として、
路線バスは走り続けた。

かくして「ごく当たり前」の、
パズルのパーツの一部が如く、
運行を続けていた日本の路線バス・・・
そう路線バスにはビフォーコロナも、
アフターコロナもナイのである。

そう考えると、
もう少し皆も、
それ相当の緊張感を更に持つべき、
ではなかろうか?
とまで書けば、
前席封鎖を批判している面々が、
いかに無責任な思考であるか、
ということも、
解かろうかというもの。

一度、路線バスでクラスターが発生、
あるいは運転士の大量感染発覚!
こんなニュースが公になったら、
また後出しジャンケン大得意の、
ワイドショーのコメンターどもは、
やれ「バス会社の責任は重大」だの、
「こうなるであろうことは、
常識で考えて、
誰だって解ることだろ」
と、したり顔で弁を振るうのだ。
さぁ誰が責任取るんでしょうか?
最悪の事態となった場合。

と、大手マスメディアが一切、
取り上げようとしないので、
こんなクソブログ如きが、
コッソリと一筆。
バスに乗る前に知っておくべきコト!
ではまた。














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