ようやく、ほとぼり冷めたところで一筆をば。
前回の続きということで・・・例の千葉ジェッツネタにて。
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5月26日横浜アリーナ、コッソリと私メ参上いたしました!
横浜アリーナは及川光博のコンサート以来ですから、
19年ぶりっすかね。
皆さんご存知の通り雨男の潮風太子、
この日は室内競技のバスケの試合にふさわしい、
晴天のピーカン日和。
ど~していつもこうなんでしょ?
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とかなんとか言いながら、そうです!
2017ー2018年Bリーグファイナルは、
千葉ジェッツVSアルバルク東京との、
実はシーズン東地区の1位VS 2位の対戦。
アルバルク東京はプレーオフを下剋上で勝ち上がってきたチーム。
とはいえ東地区といえば、
アルバルク東京(トヨタ)、川崎ブレイブサンダース(東芝)、
昨シーズンの優勝チーム、
かの田臥勇太が所属するリンク栃木に、
渋谷サンロッカーズ(日立)、
レジェンド折茂武彦が選手兼オーナーのレバンガ北海道という、
リーグ屈指の激戦リーグで、
2位とはいえ千葉の46勝に対しアルバルク東京44勝の、
2勝差という僅差でシーズンを終えた互角の相手。
ネット下馬評では千葉の圧勝?と言われるも、
トヨタの金看板と船橋のローカルチームとの対戦。
結果として1位だった千葉と世界のトヨタとの対戦とみると、
いやいや、なかなか興味深く面白い対戦だと思います。
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って思ってたのは潮風太子くらいで、
当日朝の日刊スポーツでは、この世紀の一戦を、
3行広告扱いで報じていたのには笑った。
実際の世間の日本プロバスケに対する関心なんて、
まぁこんなもんなんでしょうなぁ・・・・
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この試合の入場者12005人のチケットsold out!
ちなみに船橋アリーナは満席で5000席弱なので、
普段の倍以上の観客数です。
私、潮風太子の見たカンジとしては、
手前贔屓な言い方で恐縮ですケド、
千葉ブースター6割、東京3割、一般客1割ってな印象。
そして両チームのブースターが共に赤いユニなので、
両サイド真っ赤っかに席が埋め尽くされていて、
ちょっと異様な雰囲気でした。
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ベンチ横の座席のチケットは60000円だそうで、
ボクシングの世界戦のリングサイド並みの料金にビックリ!
そこが早々に売り切れたってんですから、
いやいや今やバスケ熱恐るべしです。
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第1クォーター(以下Qにて表示)は、
アルバルク19-千葉18の1点差で終了。
ややお互い硬さもあってか双方ミスが目立ったものの、
そこは、やはり決勝戦だけあって互角の戦いぶり。
第2Q突入。
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第2Qに入るとアルバルクは中央の守りを固め、
千葉得意の富樫起点の中央突破対策に出ると、
外からの攻撃を余儀なくされる千葉ジェッツ。
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そして普段なら簡単に通る上からの緩いスルーパスが、
ことごとく読まれ簡単にインターセプトされるようになると、
速攻で連続レイアップ、ダンクシュートと立て続けに失点。
第2Q終了間際にはブザービーターでのダメ押し失点となり、
完全に流れはアルバルク東京サイドへ・・・
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ならば今や千葉ジェッツお得意の3ポイントシュート!
と行きたいところも、
この日は完全に封じられる展開となり、
なかなか3ポイントシュートが、
いつものように決まらずイライラが募る展開。
ことごとくハズすハズす・・・
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それでもリーグ優勝チームの意地、
コツコツと地道に得点を重ね、
第3Q残り3分前には遂に5点差まで詰め寄るジェッツ!
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と思った矢先にちょっとしたミスから失点し、
そこから猛攻撃に遭い再び連続失点で13点差に・・・
これでガクッと来たのは選手だけでなく、
千葉ブースターも一緒。
応援のトーンが極端に落ちだすことに。
それとは逆に俄然、優勝ムードで盛り上がる、
アルバルク東京ブースターの応援!!
一段と声援がデカくなる横浜アリーナ。
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第4Qは完全にペースを失ったカンジの千葉ジェッツ。
もうボロボロの展開となり、
途中からメモの整理を始めたので、
試合をほとんど見てませんでした。
結果85-60で試合終了となり、
アルバルク東京の優勝にて今シーズンのファイナル終了!
そして一部マニア系バスケネット民たちの評価では、
この試合、史上最悪のファイナルと酷評される結果に・・・
いやジェッツの選手・スタッフみんな頑張ったし、
何よりアルバルクは徹底した研究で見事、ジェッツを攻略!
それとアルバルク東京のスローガン、
~流した汗は裏切らない~を、
まさに実践した結果となったワケで、
厳しい練習の成果だったと思いますよ。
アルバルク東京の選手・スタッフ・ブースターの皆さんに、
改めて心からお祝い申し上げ、拍手を送りたいと思います。
(当日、ちゃんと祝福の拍手しましたヨ)
ただね・・・
そう最大の敗因を挙げるなら、
それは私、「疫病神」の潮風太子が、
こんな大事な試合に、
よりによって参戦したコトでしょう多分。
ホントすみませんでした・・・
千葉ジェッツを心から愛するすべての皆さんに、
「炎上覚悟」で、この場をお借りして、
慎んでお詫び申し上げたいと思います。
ごめんなさい・・・・
m(__)m
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地元、新京成電鉄及び船橋新京成バスに後日、
こんなポスターが掲げられていた。
あ~やっぱ「祝・優勝!」ってポスターを見たかったなぁ・・・・
来シーズンは「優勝・Bリーグ日本一の完全優勝」となってから、
ガッツリ記事を書くようにしなきゃいけないか・・・?
それでも書きたいんだよなぁ・・・
じゃトンデモナイ連敗した時に逆疫病神として書くか・・・
いや、それこそ本物のジェッツブースターたちに「殺されそう」だ。
今後、二度と試合会場に来るな、記事書くな!って言われそうで、
怖い・・・・
どうしよう…と、
しょうもないオチがついたところで、
また次回。
この箱を満席にするのですから
バスケットの未来は明るいですよね。
もう中学生のレベルなら軟式野球
と同じくらい競技人口も多いですし、
日本人の体形もどんどん大型化
してますので、以前よりNBAに近く
なっていくのでしょう。
正直野球派としては脅威ですが、
冬場の屋内スポーツは観る側にも
優しいですし、見分を広めるため
今度一回行って観るのもいいかも。
また、Bリーグ関連の情報もいろいろ
教えてくださいね。
少なくともアメリカンフットボールよりは確実に、
今後さらなる成長が見込めるジャンルだと思います(笑)
ただ野球やサッカーのように底辺がまだ浅いので、
例えばルールがまだわかりづらかったり、
ルールを把握できないのでフォーメーションも、
理解しづらかったりと・・・その点、野球だと、
7回裏0-1で負けているシーン、
先頭バッターがフォアボールで出塁・・・、
次のバッターが6番で打率2割程度の中距離打者、
「ここは送り(バント)でしょ!」ってな会話に、
当然なりますよね?ってなカンジで、
もうほぼ全員が脳内で次のシーンが浮かぶレベルまで、
到達するくらいにならないと「定着」そして「発展」は、
していかないと思います。
正直、ここ数年が踏ん張りどころでしょう。
やがてマリーンズのように、
試合に負けても自虐的な笑いで、
一杯やれるようになったらホンモノかなと・・・・
そういう意味からすると日本におけるプロ野球ってホント、
プロスポーツ界の中でもモンスタービジネスなんだなと、
皮肉なことに改めて思い知らされましたよ(^^)
また負け試合を書く機会ありましたら・・・(汗)
それよりマリーンズ・・・ですね。。。(ふぅ)