続・笑う蜘蛛の糸

1969年生まれの私、
潮風太子が第2団塊世代特有の視点で書く
コッソリ系ブログです。

古くて新しいサウンド?

2017-02-04 02:37:13 | インポート
ブログ界の暗黙の了解としてヤング層とオッサン群との領域は、
双方それぞれ住み分けるというのが仁義というもの。
それは重々承知した上ながら敢えて、
たまには若い人たちの領域にちょっとばかし「侵入」して、
今週はコッソリ若作りな音楽ネタなど・・・・

最近、というか昨年秋あたりから完全にハマってしまった私メ。
Suchmos(サチモス)なるバンドがソレ。
昨年夏あたりからJ-WAVE(FM局)で、
やたらとSuchmosの曲がかかっていて、
なんだコリャ?って思っているうちに
昨年9月頃からはCMソング(ホンダVEZEL)に
STAYTUNEという曲が起用されるようになり、
この曲がバンバン地上波で流れるようになった。

そして先月25日この曲も収録されている、
ニューアルバムTHE KIDSが発売され、
潮風太子には珍しく発売初日に購入・・・

もうこのバンドについては若い人達がブログやら
ツイッターにインスタグラムにウキペディアなどで、
ガンガン詳細について書き込んであるので、
ここでは、そのへんのところは割愛しますが、
(興味のある方は、その手のネット資料をご覧ください)
はじめてSTAYTUNEという曲を聴いたとき、
「あれ?これジャミロクワイあるあるソングじゃん!」
って思わず笑ってしまったと同時にネットで検索して、
YouTubeで動画をみたら、
これまたPVまでジャミロクワイのパクリネタ(笑)
それも我々世代とは程遠い20代の若者のバンドだってんだから、
ビックリです(◎_◎;)
お前らどんだけジャミロクワイ好きなんだよ?ってなカンジで、
観ているウチに完全にハマっていった次第。

やはり本人達のインタビューなどを見たり読んだりすると、
ジャミロクワイ超リスペクトだそうで。

ジャミロクワイってウチらの世代とソックリ被りで、
80~90年代前半におけるユーロビート路線の最終形
ってなカンジのバンドでやんしたな。

蛇足ながら、ちなみにジャミロクワイのボーカルのジェイソン・ケイは、
潮風太子と同い年(別に書くまでもナイか・・・)。

この曲に限らず、このSuchmosというバンド。
80年代~90年代のJazzファンク系やブラコン系(古っ!)
を得意としているカンジなので、
私、潮風太子のようなオッサンでも聴きやすい。

その昔こういうの、
よく買ったばかりの車のカーステレオで、
カセットテープをガチャリと決め夜の首都高ぶっ飛ばしながら(時効成立)
聴いてたもんです。

ところが哀しいかな、この手の曲って当時の女には、
全然ウケが悪うござんしてね(笑)

ユーミン、達郎、チャゲ&飛鳥、米米CLUBじゃなきゃダメだったんですわ。

それが時代を超えて、今この時代に「文系女子」を中心に、
Suchmosがウケ始めていると。

また、このバンドの興味深いところとして、
このCDの発売元がスペースシャワーミュージックという、
ケーブルテレビ系のインディーズなマイナーレーベルで、
いわゆる「大手」からではナイという点。

よって、このアルバムが発売された時も、
コレといって大手マスメディア向けの大々的な宣伝もなく、
地上波の名だたる音楽番組に販宣目的での出演もなく、
しいて言えば地方のFM局を回っての、
地味な宣伝活動ぐらい。

近々のライブも地方のライブハウスで、
3500円(ワンドリンク)みたいなところでやっていたり、
いまだに「対バン」LIVEをやってるようなバンドってトコが、
なんとも好感が持ててイイんですな。

星野源とは対照的で。

それでも発売から1週間足らずで13万枚を売り上げたというから、
やはり恐るべきバンドであることには疑いの余地ナシ。
ひょっとすると今年とんでもない大ブレイクをするのでは?
などと久々に期待大!

とにかく曲が全部、潮風太子好みなサウンドで、
これまでだとオリジナルラブとかピチカートファイヴくらいしか、
メジャーになれなかった、この手のサウンドが、
「今までありそうで無かったサウンド」という評価で、
確実に世に広まっていることが面白い!

さぁどこまでブレイクしていくか、
今後とくと注目していきたい!!なと。

ところで、最近のCDはこういうものなのか?
久しぶりに購入したもので知らないのだけれど、

PCに一旦取り込んでからandroidの携帯に、
取り入れたら曲名、バンド名ともに
「不明」とのクレジット・・・

さらに「正規」で購入したCDなのに、
ウチのカーステレオに挿入したら、これまた。
「海賊版」扱いのクレジットとな?

いやいや、これには正直参りましたな。
確かにコピー対策なんでしょうが、
この曲なんて曲だったっけ?ってな時に、
曲がNO TITLEじゃね・・・
これも時代なんでしょうか?
それともマイナーなレーベル特有のモノなんでしょうか?

もっとも、その昔レコードからテープにコピーして、
こんな風にバンド名と曲名を手作り手書きで、
作ってたんですケドねぇ・・・
すっかり便利さにかまけて横着になったということなんでしょうかな。

これまた「温故知新」かと。

興味のある方は一聴アレ!
今週はちょっとばかし若ぶって書いてみやした。

また来週。

PS.携帯電話の方への取り込み問題は、
この手のコトに詳しい人から教わって解決できました。

カーステレオの方はムリみたいですが、
とりあえず聴けるだけマシかと・・・
ホントこういう機器に疎くなってきたジジイには難しい・・・


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2 コメント

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Unknown (だいすけ)
2017-02-07 07:45:28
さすが、太子。
色んな視点お持ちで、隙がない
ですなあ。
聴いてみましたが、確かに
聴きやすいし今時の、女の子の
合唱やダンスユニットの曲では
ないので、親しみ易いし
それでいて、クールな感じで
いいですね。
この手の音楽ってのは、昔から
縁遠くて、ドライブでも専ら
カーラジオで、今や落語がBGM。
志ん朝聴きながら高速をぶっ飛ばす
なんて無理なので、あいも変わらず
安全運転、エコドライブですなあ。
これからも、世に疎いおっさんに
太子の触覚に触る何かを
色々とご紹介お願いしますね。
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Unknown (潮風太子)
2017-02-07 22:42:19
Re:だいすけ様

もうこの手のコード進行・アレンジの曲は、
20世紀末で完全に出尽くしたと思っていたら、
いやいやどうしてどうして。
まさか21世紀の日本の若手ミュージシャンが、
リサイクル活用するとは思ってもみなかったので、
まんまと「引っ掛かって」しまいました・・・
大手マスメディアや大手広告代理店の力に頼らず、
ネットメディア中心のマイナー路線で突き進むというコンセプト。
こういうのが、これからの新しい音楽ビジネスのスタイルに、
なっていくのではないかと思い注目しています。

無料でYouTubeで公開しつつも実は「麻薬」的な催眠をかけて、
欲求を高めてさせていくという手法・・・。
新たな一つのビジネスモデルになるかもしれません。

まぁ最近の落語もそういう風潮が無きにしも非ずですよね。
落語知識が増えていけばいくほどに「寄席」に行ってみたい!
LIVEで聴いてみたくなるという欲求が出てくる!
あれと同じで(^^)
確かに落語は「ドライヴ感」こそありませんが、
3代目志ん朝の「芝浜」なんか一人で聴いていると、
無意識のうちに目が潤んできて、
感情が高ぶってしまうので運転中だと、
十二分に危険な「サウンド」だと思いますよ(笑)


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