クリーニング屋さんに冬物のジャケ5着とスラ10本を取りに行く。
「スラックス、フラノは水洗いできないので、ダブル洗いは3本だけね」
「富良野?」
「北海道じゃないわよ」
「北海道を思い浮かべたのがわかりましたか?」
「わかった。すごい変な顔してたから」
会社でトイレに入って「さて」と放出を始めたら、後ろで
ドアをバタンと閉める音がする。
開けっ放しで後姿が丸見えだったらしい。
ドア閉めたの誰だったんだろうな。
おとといもらった和菓子の感触が餅系なので、晩飯の主食に
するつもりで焼き豚とブロッコリだけ買ってきた。
焼き豚とブロッコリを食い終わって、和菓子の包みを開いたら
きんつばだった。
ま、いいかな。おいしいし。
手帳に「晩飯→焼き豚6枚、蒸しブロッコリ、寛永堂のきんつば、バナナ1本」と書く。
神楽坂で鉄のろうそく立てを買う。
30年前に高山で買って以来。
成り行きでバナナハンガーを注文する。
イメージを伝えるのに描いた絵がヘタヘタで弱る。
その上、猫耳を着けた写真も撮ってもらう。こんなん使えるん?
なんか風呂場から湯のあふれる音がする。
行ってみるとあふれてる。
水だった。
「お風呂の給湯栓を開けてください」
「はい」
と湯の方をひねったつもりだったが、水の方だったらしい。
せっかくしゃべる給湯機なんだから、「水があふれています」と教えて欲しい。
いやその前に「そっちは給水栓です」とたしなめるとか、
「今日は水風呂ですか?」と確認してくれるとかしてくれるとうれしい。
出かけるのに短パンを履こうとしてたら、珍しく電話が鳴る。
音に慌てて短パンの右足の方へ両足突っ込んじゃって、
それがまたすっぽり深く入ってしまって抜けなくて、よせばいいのにピョンピョン
跳んじまって、跳べば跳ぶほど短パンが脱げなくなって、結局頭からこけた。
打ち所が悪くて何日かして発見されたりしら、この孤独死を発見した人は何だと思うだろう。