管理職研修の1日め。
「毎日新聞を読んでいる人、手を挙げてください」
「毎日本を読んでいる人、手を挙げてください」
「毎日本屋さんへ行っている人、手を挙げてください」
あともっと質問があったけど聞いてなかった。
「もしもし、あなた、全然手を挙げませんね」
バレてんじゃん。
「考えてたので」
「この方は、じっくり考えておられるそうです」
言い訳してちゃ管理職全然ダメじゃん。
「不精なので」
と言わなきゃ。
冬用の部屋着の尻がパックリ割れていた。
いつからだろう。
部屋着と言っても、そのまま外へ行くわけで。
スーパーへ行ったり、コンビニに行ったり、駐車場代を払いに行ったり、
本屋に行ったり、バスに乗ったり、埼京線に乗ったりしてたんだが。
新宿駅に「雨漏れ注意」の貼紙があった。
これだと読みは「あめもれ」だな。
「雨漏り」なら「あまもり」だが。
ま、どっちでもいいが。
コスモス書房に注文しておいた本を取りに行く。
注文しておいた本は以下のとおり。
「安全な妄想」
「散歩の収穫」
「知識ゼロからの浮世絵入門」
「新潮45/12月号」
「かりあげ君ベストセレクション」
「廃線探訪」
「CROSSBEAT/1月号」
「どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか」
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久しぶりに正しい目的地に向かって車を運転した。
ここんとこ毎週土曜は、早朝にバッテリーが上がらんように
そのへんグルグル3速でゴーッとふかしながら回って来るだけだったので、
目的地が自分の駐車場だったのだ。
冷蔵庫を開けたらピアニカぐらいの大きさの霜が落ちてきた。
でかい。
霜を冷やしてたような庫内の風景。
ガランガラン。
激落ちキューブを昨日の晩から水浸しのまま置いといたら、
茶色くなってた。
カビか錆びかはわからん。
そのまま急須の茶渋をこすったら、相変わらずよく落ちるのだが。
麺をゆでている間にラーメンどんぶりに湯を入れる。
小鉢の片栗粉を水で溶く。
どんぶりの湯をグルグルかき回し、溶いた片栗粉をゆっくり流し込む。
麺がちょうどゆであがったので、麺をどんぶりに移したら、どんぶりの上に山盛りになる。
片栗粉が多すぎたみたいで、どんぶりの湯がプルンプルンになっていたのだ。
よくわからんが上からしょうゆ味スープをかけてみる。
なんだかモンブランみたいになってしまった。
とりあえずかきまぜてみる。
全然混ざらない。
スープは麺にしみちゃうし、プルンプルンは透明なままだし。
なんてまずそうなんだ。
片栗粉を溶いていてちょうど麺がゆであがったあたりでは完璧だと思ったのだが。
フライパンに水を張り、コンロの上へ持って行こうとするのだが、
持つ手がよれよれで、ザブンザブンこぼしちゃって、床やらパンツやら
ビッショビショになる。フライパンの水は、すっかりこぼれてスッカラカンだ。
コンロの上にフライパンを置き、コップで水を張る。
こうすりゃいいのか。
全然こぼれないじゃん。