50年位昔、中学でインフルエンザが流行したとき、「あと一人で学級閉鎖なんだ」と
なんだか懇願するようにつぶやいた奴がいました。
なるほどと思った有志が期待にこたえるために連れだって保健室へ行き、
体温計を湯につけ、めでたく2年2組は学級閉鎖を勝ち取りました。
その日の午後はボウリング大会となり、その後3日間毎日ボウリング大会三昧の日々をしました。
しかし、なんちゃって学級閉鎖が明ける頃みんな本当にインフルエンザにかかってしまい、
学級閉鎖前より欠席者が増えて、引き続き本当の学級閉鎖となりました。