またまた、コンタクトレンズに関することではなく恐縮です。当店併設のイワサキ眼科医院ではプロペシア(男性型脱毛症用薬)の処方をしています。眼科なのになぜプロペシアを?とよく質問されるのですが、私の知り合いで服用希望の方が多くいることとイワサキ眼科医院の院長先生も服用しているためです。
詳しくは↓をみて下さい。
http://www.iwasaki.or.jp/modules/news/article.php?storyid=42
今回、プロペシア錠剤の分割・粉砕に関する注意が報告されましたのでご案内します。
まず「調剤及び服用時、本剤を分割・粉砕しないで下さい。本剤が分割・粉砕した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人に、本剤を取り扱わせないで下さい。」という約束があります。
しかし分割・粉砕して服用している事例がが集積されており、その中には妊婦が分割・粉砕した粉に接触した事例も含まれておりました。妊婦が本剤の有効成分を吸収すると、本剤の薬理作用により、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがありますので、調剤される方や患者さまはご注意下さいますようお願い申し上げます。本剤はコーティングされているので、割れたり砕けたりしない限り、通常の取り扱いにおいて有効成分に接触することはありません。
読むと恐い内容ですが、意図的に割ったりしない限りは大丈夫です。しかし薬の管理については十分注意しましょう。コンタクトレンズも同様です。高度医療管理機器です。誤った(自己判断での)使用方法[使用期限の超過や消毒不良など]は重篤な障害を起こしてしまう可能性があります。最近、こういったことがらにあまりにも気をつかっていないような風潮があるように思います。
「くすり」は逆さまから読むと「りすく」→リスク→riskです。気をつけましょう。