筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

万葉集/巻10-1844 季節を詠んだ歌【春(はる)】

2023年03月24日 | 20.万葉の花鳥風月

万葉集には、春・夏・秋・冬の季節ごと歌が詠まれています。
今日、紹介する季節を詠んだ歌は、【春(はる)】です。

万葉集/巻10-1844  作者/不明


冬(ふゆ)過ぎて 春(はる)来るらし 朝日さす 春日(かすが)の山に 霞(かすみ)たなびく

【意味】冬(ふゆ)が過ぎて春(はる)がやって来たようです。朝日がさす春日(かすが)の山に霞(かすみ)がたなびいています。

万葉の時代の季節感は今の私たちの感覚とどう違っていたのでしょう。 万葉の時代の暦は、旧暦(きゅうれき)と言われ、私たちが現在使っている太陽暦とは違っていました。旧暦でいうところの、春・夏・秋・冬は、私たちの今の感覚からすると「ちょっと早いんじゃないの?」って感じです。


※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 散歩道の花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

20.万葉の花鳥風月」カテゴリの最新記事