万葉の歌碑を訪ねて
歌碑の設置場所/福岡県太宰府市
九州国立博物館西側アクセス入り口
万葉集/巻4-574 作者/大伴旅人(おおとものたびと)
ここにありて、筑紫(つくし)や何處(いづち)、白雲(しらくも)の、
たなびく山の、方(かた)にしあるらし
【意味】ここ(大和)から見て、筑紫(つくし)はどこの方向だろう。
白雲のたなびく山の方であるらしい。
大宰帥(だざいのそち)であった大伴旅人(おおとものたびと)は、730年大納言になって奈良の都に帰ることになります。
この歌は、旅人が都へ戻った後、大宰府を偲んで詠んだ歌です。
旅人は、帰京後一年もたたずに亡くなります。享年67歳でした。
写真下 歌碑が置かれている場所に桜の木があります。(写真を撮った日は満開でした。)
写真下 歌碑の解説案内板(写真では字が読めないと思います。
記載内容はブログ記載のとおりです。
写真下 九州国立博物館
万葉の歌碑とは
万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。
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