万葉集には、山や川などの自然を詠んだ歌が多いようです。
万葉集に詠まれている「日本の自然が長く残っていくように」と願っています。
今日、紹介する自然を詠んだ歌は、【雨】です。
万葉集/巻7-1090 作者/不明
我妹子(わぎもこ)が 赤裳(あかも)の裾の ひづつらむ
今日(きょう)の小雨(こさめ)に 我(われ)さへ濡れな
【意味】いとしい妻の赤い裳の 裾が濡れているだろう
きょうの小雨にわたくしも 妻と一緒に濡れたいな
※「裳」女性が腰から下に着た衣。
※「ひづつ」泥で汚れる。水に濡れる。
※「な」願望。
万葉の時代の自然季節感は今の私と今の自然・・・
「日常生活で、どんな小さな自然気づくことがあれば」
万葉時代の豊かな自然に触れられる感じがしますよ。
※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用
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