二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

佐々木の代理人のコメント

2024-12-11 | 佐々木朗希
24/12/11(水) 04:47 スポニチ 佐々木朗希のジョエル・ウルフ代理人に聞く<一問一答(1)>「朗希は米国に来る途中だ」   文中(*)は投稿者の注釈
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241211s00001007069000c.html 

> ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(54)が10日(日本時間11日)、
 ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。日米合わせて約100人の報道陣を前に現状などについて説明した。

 ウルフ氏と一問一答は以下の通り。

 ――佐々木は近々、米国に来るのか?

 「来る途中だ。どこにいるかははっきりと言いたくない。山本が2024年いた場所 (投稿者注: LA) と同じではない。
  (はっきり言えない)理由は、ご存知のとおり、最近、山本と、皆さんの誰かではなく、他の何人か、つまりメディアとは呼びませんが、カメラを持った日本人との間に問題があったから。
  大谷さんにも問題があったことは知っていますので、私たちは彼のプライバシーを守りたい」

 ――プレゼンで望むことは?

 「私たちの方からチームには何のガイダンスも与えない。(そこで何ができるかも)日本人選手にアピールできるかどうかの試金石の一部になる」

 ――過去2年、佐々木を知っているということだが、いつ代理人を引き受けることが決まったのか。論議を呼ぶ佐々木の代理人を務める難しさは?

 「彼に会ったとき、すぐに彼の代理人になりたいと思ったが、彼が私を選ぶまで待たなければならなかった。関係は相互のものでなければならない。
  私は筒香嘉智との共通の友人を通じて彼に会った。ミーティングがセッティングされ、そこで彼が米国に来ることを決意し、早く来たいと望んでいることがすぐにわかった。
  このような状況には関わったことがなかったので非常に驚かされた。
  プロセスやロードマップも正確にはわからなかったから、非常に困難になることはわかっていたし、実現させるために何かできると彼に保証することもできなかった。
  彼は私が彼と一緒にその挑戦に立ち向かう覚悟があることを確認したがっていた。非常に困難であり、メディアから多くの批判を受けることになるだろうと彼はわかっていた。
  自らをこれほど困難な立場に置いたことに、私は朗希とその家族に非常に大きな敬意を抱いている。皆さんもご存知のとおり、彼はその立場に身を置いたために大いに批判された。
  それでも彼は決して引き下がらず、自分が望んだことから決して逸脱しなかった。内面的に強くなり、決意を固め、決して諦めなかった」

 ――筒香、佐々木と初めて会ったのはいつか 「2021年か2022年の冬だ。その頃だ」

 ――千葉ロッテがポスティングしたことに驚かされたか?

 「イエス。驚いた。うれしい驚きだった。千葉ロッテは彼に敬意を持って接してくれた。とても寛大だったと思う。チームと組織にとってとても難しい決断をした。
  ここ(アメリカの)多くのチームのやり方とは違い、彼らは単にお金や財政だけを基準にしたのではなく、選手とチーム全体にとって最善と思われる決断をした」

 ――投手としての彼をどう思うか?

 「彼は偉大な投手の一人になる素晴らしい可能性を秘めた若手投手だと思う。彼は非常に練習熱心だ。
  私はそれを直接見てきましたが、素晴らしい才能であり、だからこそ多くのチームが彼にエキサイトしているのだと思う。
  完成した作品がどのようなものになるか、まだ誰もわからない。彼の投球を何度も見ましたが、初めて見たのは千葉での試合だった。
  私は岩隈と一緒に彼の投球を見に行き、その試合で彼は千賀と投げ合った。
  最初の3、4イニングはほぼすべての速球が161、162キロ。千賀も彼に匹敵しようとし、私は千賀があれほど速い球を投げられるとは知らなかった。
  ただ、千賀は3イニング目までに疲労し、交代しなければならなかった。今まで見たことのない才能を目撃した」

 ――まだ成長の必要があるか 「彼にはまだ成長の余地がたくさんあり、彼自身もそれをわかっている。それが彼がアメリカに来たい理由の一部だと思う」

 ――お金でも、場所でもないとすれば、チーム選びのプライオリティは何なのか?

 「これがこのプロセスの珍しい部分だ。山本、千賀の場合は契約交渉であり、契約に関してが議論の大部分を占めていた。ただ、今回は金額は最後の部分に過ぎない。
  なぜなら、ほとんどの場合、金額は基本的に同じだからだ。500万ドルかもしれないし、600万ドルかもしれないし、700万ドルかもしれない。
  それに基づいて決定を下すわけではなく、他のすべてのことに基づいて決定を下す。ドラフトのようなものだが、(選ぶ側は)反対だ。
  すべてのチームが彼を欲しがっていて、支払う余裕がありますが、私たちが選ぶことができる。私は非常に良い立場にいる。
  私の決断ではないが、過去25年間、私はアマチュアドラフトに参加し、選手やその両親と一緒に電話のそばに座り、チームが私たちを選ぶかどうかを知るために電話を待たなければならなかった。
  今、状況は逆転した。彼を欲しがっている他のすべてのチームの方が様子を見なければならない。私にとっては少し楽しい経験になっているが、朗希は自分が行きたいところを選べる。
  どのチームにも(金銭的な)余裕があり、文字通り選手が自分の好きなチームを選べるような状況は今まで経験したことがない」

 ――ダルビッシュと佐々木について話したか。それについて何か言えることは? 「昨日、ダルビッシュ有と話した。そこでの話は明かせない

 ――佐々木は大谷翔平からアドバイスを受けるのか。彼らの関係は? 「私にはわからない。その話はしていない」

24/12/11(水) 04:47 スポニチ 佐々木朗希のジョエル・ウルフ代理人に聞く<一問一答(2)>接触してきたのは「20チーム以上だ」 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241211s00001007073000c.html

 ――佐々木朗希の状況について言えることは?

 「彼の周囲の人間からは、長い間待った後で、ついに(メジャー入りを)進められることに彼は非常にハッピーで、安堵だ(と聞いている)。
  彼は千葉ロッテ、願いを聞き入れてくれた松本さん(松本尚樹球団本部長)に感謝している。

  千葉ロッテやNPBの最高のファンが落胆していることも理解しているが、MLBでいいプレーをして彼らにも敬意を表すことを望んでいる。
  多くの人にとって理解するのが難しいことを彼はわかっているが、(メジャー入りは)彼に取って長い間の夢だった。いつかみんなに理解して、受け入れてほしい」

 ――今後のプロセスは?

 「数はまだわからないが、幾つかのチームとのミーティングをセットアップする。
  朗希は公平で、オープンな心で臨み、みんなにチャンスを与え、話を聞きたいと願っている。
  何人かのWBCのチームメイト(*)とも話す。私の話を聞き、チームのプレゼンを聞きたいと思っている。
  その後に日本に帰り、母親、親しい友人と話し、アメリカに戻ってどんなステップを踏むかを決断する


(*) 23年WBCメンバーでMLB選手 = 大谷、山本(LAD) / ダルビシュ、松井(SDP) / 今永(CHC)/[鈴木] / 吉田(BOS)

 ――あと数年待てば大金を手にできたが、その点で佐々木を説得したか?

 「朗希を説得できる人は誰もいない。朗希が私たちを説得する。彼は自分で自分の船を操縦し、彼がボスだ。
  前に言ったように、野球にも、朗希の観点では人生にも絶対的なものはない。だから私たちはみんな長い間このゲームに携わってきました。
  私も長い間このゲームに携わってきたが、何も保証されていない。だから彼に、2年後には絶対に3億ドルか4億ドルの契約が取れるとは言えない。
  それが約束できるとか、絶対であるとは言えない。状況次第ではそうなる可能性もあるが、怪我は起こるし、いろいろなことが起こる。
  彼の人生で起こったこと(*)を考えると、彼は世界をとても違った目で見ているように思う」

(*) 東日本大震災の津波で祖父母と父と自宅を失う。

 ――佐々木は今、ワクワクしているのか、安堵しているのか?

 「ようやく(アメリカに)来ることができてホッとしていると同時に、すべてのチームから連絡が来るのを楽しみにしているそうだ。
  早く終え、早く出発したがっている。チームで活動を始めたいが、プロセスを経なければならないこともわかっている

   ↑この部分から推測するに、希望球団は既に決まっていると考えていよいかと。

 ――すでに何チームが接触してきたのか?  「たくさんだ。30チームではないが、20チーム以上だ」

24/12/11(水) 08:10 スポニチ 佐々木朗希“事前取引”の噂は「全て虚偽」とウルフ代理人 早期渡米決意の理由も明かす 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/11/kiji/20241211s00001007084000c.html

 ――今後のプロセスは。

 「他の選手との契約の経験上、型にはめようとすべきではない。
  現在のプランは明日戻り、次の数日でミーティングし、できれば来週からチームに会うスケジュールを決めていきたい。チーム数はわからない。
  朗希はクリスマス前に日本に帰るつもりで、日本に1、2週間滞在する。
  アメリカに戻る前にプランを立て、その時点で彼がいくつかの都市を訪れ、直接会ってさらにミーティングを行うかを話し合う予定だ。
  それは最初のミーティングがどのように進むか、いくつのミーティングをするか次第なので、未定のままにしておきたい。

  チームは既にビデオ、パワーポイント、PDFなどでプレゼンを始めている。適切な時間をかけてほしいから、厳しいデッドラインは設けていない。いくつかのチームはすでに始めている」

 ――2025年のボーナスプールでの契約。

 「メディア、リーグの間で朗希に関する事前に決められた取引などについて、いくつかの告発や申し立てがあったが、全て虚偽のものだ。MLBは当然のことながら、誰にとっても公平なものとなるよう望んでいた。
  そのため、彼らは事前に多数の関係者に話を聞き、それが正しいものであることを確認してきた。
  (2025年のボーナスプールでの契約は)彼自身と千葉ロッテにとって最良の契約を得る最良の機会となり、千葉にもその機会が与えられることになる。
  だから、チームがより多額の国際ボーナスを有している時期に入るように、この時点でポスティングするのは理にかなっている」

 ――西海岸が希望か。

 「彼はそのことを重要視して取り上げたことは一度もない。私たちが日本の選手たちに情報を提供する際、彼らに提供している情報の一つは、日本からの直行便と、家族が訪れるのにかかる時間だ。
  5、10年前なら、彼らはそれをもう少し重視していたかもしれないが、今では日本から米国のほとんどの主要都市に直行便で行ける」

 ※日本からロサンゼルス国際空港には、JAL (日本航空)・ANA (全日空)・アメリカン航空・ デルタ航空・ユナイテッド航空・シンガポール航空が直行便を就航。
  日本からサンディエゴ国際空港まで、JAL (日本航空) が成田空港から直行便を運航。 JAL便は日本から唯一の直行便で、毎日運航。(火・水・金・日)

 ――ルーキー契約で渡米してくる理由。

 「彼の人生で起きたいくつかの出来事、彼の人生で起きたいくつかの悲劇を見れば、彼は何事も当然のこととは思っていないことが分かる。
  野球界の一部の人々が想定しているように、2年後に彼が山本のような契約を結ぶことは絶対確実ではない。
  野球はそういうふうにはいかない。彼はトミー・ジョン手術を受けるかもしれない。彼は肩を2回負傷した。脇腹を負傷したこともある。思い通りになるとはかぎらない。
  もう一つは、高校時代からずっとメジャーリーグに来ることが彼の夢だったということ。ダルビッシュ有、田中、松坂のような選手に憧れて育った。彼がずっとやりたかったことだ」

 ※年代別では、各選手のMLBでの活躍時期は、佐々木朗希の小学生時代が、BOSの松坂大輔、小学高学年~高校でTEX/CHCのダルビシュ、中学~高校でNYYの田中将大となるようです。


 ――日本でのメディアとの問題とは。

 「彼は若くしてMLBでプレーしたいと表明し、日本ではそれが非常に失礼で、慣習に逆らうよう行為とみなされ、(日本の)メディアは彼に対して多くの否定的な報道をしてきた。
  多くの人がそれに同調し、彼と彼の家族について誤った噂を流し、彼の精神状態に非常に悪影響を与えた」

 ――スモールマーケットチームとの契約はあり得るか。

 「もちろんだ。彼がこれまでメディア絡みで楽しい経験をしていないことを考えると、小規模な中規模市場のチームの方が着地点としてより有益かもしれないという議論もある。小規模な市場にいることは彼にとって有益かもしれない」

 ――佐々木の人柄。

 「朗希はどちらかというと物静かだが、ユーモアのセンスがあり、とても機知に富んでいる。口数は多くはない。彼は必ずしも口数が多い人が好きというわけではない。
  時々、彼と話をして、とても重要なことを話し、最後に何か質問があるか尋ねると、彼はこう言う。“ずいぶんしゃべりましたね”(笑い)」


24/12/11(水) 14:22 日刊スポーツ 佐々木朗希の代理人が会見 大都市ではなく、スモールマーケットのチームと契約する可能性も https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202412110000492.html
> ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が10日(日本時間11日)、
 ダラスで開催されているウインターミーティングで会見し、佐々木に関する質問に答えた。

  佐々木が移籍先を決めるにあたって重視しているポイントを問われると
 「完全には分からない。なぜなら、私が彼と知り合ってからまだ2年ちょっとで、これまでのやりとりではポスティングが実現するかどうかが最大の問題だった」と前置きした上で
 「私が言える範囲では、彼が2024年に限らず、過去を含めたチームの成績 や 全体的な成功(*1)を気にかけているということ。
  彼はメジャーの試合をよく見ているし、WBCのチームメート(*2)の試合にも注目している。
ロッテでも外国人選手にチーム環境や投手育成について多くの質問をしていた」と、
  成績や育成を含めた総合的な観点でチームを見ていると明かした。

   また、佐々木の移籍先として有力候補に挙がっているドジャースとの密約説などが取り沙汰されたが、それらには
 「朗希の状況についてはメディア、MLB、NPBでさまざまな議論があった。すでに契約が決まっているなどの噂が出たが、それらは全て嘘。
  ただし、MLBはこのプロセスが全てのチームにとって公平であることを確かめるため、多くの関係者に話を聞いて調査し、公平性を確認した」と、完全に否定した。
 
  また、佐々木と日本メディアとの関係にも言及。
 「彼は若い時からMLBでのプレーを望んでいたが、日本ではそれが敬意を欠き、慣習に逆らう行為とみなされることから、日本のメディアは彼に対して多くの否定的な報道をしてきた。
  そして多くの人がそれに同調し、彼と彼の家族について誤った情報を流し、彼の精神状態に非常に悪影響を与えた」と指摘。

 「彼がこれまでメディア関連であまり良い経験をしていないことを考えれば、より小規模なチームの方が彼にとっては有益かもしれないが、実際に彼がどう見ているかは分からない」と、
  これまでの経緯を踏まえれば、ニューヨークやロサンゼルスのような大都市ではなく、スモールマーケット(*3)のチームと契約する可能性もあるとした。


  (*1) 全体的な成功 = Regular Season、Post Season (WC、NL/ALDS、NL/ALCS、World Series) の成績と推定。


  (*2) 23年WBCメンバーでMLB選手 = 大谷、山本(LAD) / ダルビシュ、松井(SDP) / 今永(CHC)/[鈴木] / 吉田(BOS)


  (*3) 球団収入:NYM 441、SFG 465、TEX 473、PHL 486、ATL 521、 CUB 541、HOU 544、BOS 557、LAD 637、NYY 720 高い→ 数値=M$ (数字)=PS順位
          ③                ⑤    ⑨            ⑩          ①    ②

         MIN 309、BAL 310、MIL 317、WSH 323、ARI 331 / SEA 374、TOR 383、LAA 407、STL 422、SDP 427、    球団収入上位 11位 までに、PS進出 7チーム [63.6%] 
                                                          ⑥

     ←低い OAK 241、MIA 274、KCR 276、TBR 280、PIT 287、 DET 294、CLE 295、CIN 303、COL 305、CHW 308、
                     ⑧               ⑦    ④ 

マリナーズ、今冬は日本のエース佐々木朗希を「優先」

2024-12-11 | 佐々木朗希
24/12/10(火) 10:19 Seatle Times Adam Jude マリナーズ、今冬は日本のエース佐々木朗希を「優先」 
https://www.seattletimes.com/sports/mariners/mariners-making-japanese-ace-roki-sasaki-a-priority-this-winter/ (google訳)

> ダラス — マリナーズは今年、メジャーリーグで最も生産性の高い先発投手陣を擁しており、MLBのほぼすべての球団が羨むような先発ローテーションを組んでいる。
 そして今、マリナーズは世界で最も才能のある投手の一人をチームに加えることを決意している。
  クラブ幹部のジェリー・ディポトとジャスティン・ホランダーは、この冬MLBに飛び込む23歳の日本人天才、佐々木朗希を獲得するチャンスについて慎重ながらも楽観的な見方を示した。
 少なくとも、彼らは彼に最高の投球を披露するつもりだ。

 「私たちには語るべき良い話がある」とディポト監督は月曜日、MLBウィンターミーティング初日の終わりに語った。

  佐々木は月曜日、日本プロ野球の所属球団である千葉ロッテマリーンズから正式にポスティングされ、彼と代理人のジョエル・ウルフは45日間の猶予期間をMLB球団と交渉することになった。
 これにより、契約締結の期限は1月23日となる。佐々木は、リーグの2025年国際契約期間が始まる1月15日以降まで契約しないことはほぼ確実だ。

  マリナーズは、投手育成プログラムを中心にプレゼンテーションを行う機会に備えてきた。
 このプログラムでは、過去数年間でローガン・ギルバート、ジョージ・カービー、ブライス・ミラー、ブライアン・ウーという4人の定評ある地元出身の先発投手を輩出している。

 「私たちは過去4シーズンで本当に良いチームとしての地位を確立してきました」とディポト監督は語った。
 「私たちは毎年、混戦状態にあります。私たちは素晴らしい環境でプレーしています。我々のローテーションは、リーグ最高のものではないにしても、リーグ最高のローテーションの 1つです。
  必要に応じて 6人ローテーションに対応できる体制は、ほとんどのチームよりも整っていると思います。

 「我々にとって有利になる可能性のあるポジティブな要素がたくさんあります。

  これは、マリナーズのメジャーリーグで高く評価されている投手コーチのピート・ウッドワースとトレント・ブランク、
 そして投手のためのクラブの高度なプロセスを中心に構築された、説得力のある売り込みになるかもしれません。

 「我々は、フィールドでの成功からプレー環境まで、我々の投手プログラム、投手コーチを称賛することについて話し合ってきました」とディポトは語りました。

  そしておそらく何よりも、投手の負傷がスポーツ界で大きな懸念となっている時代に、マリナーズは先発投手が比較的健康でいられるように支援してきたことを強調するだろうとディポトは語りました。

 「我々は投手陣をうまく起用し、彼らが最高の自分になれるよう手助けし、マウンドに留まり、イニングを投げ続けるよう支援している」と同氏は語った。
 「野球界を見渡しても、これは珍しいことだ。そして、私は決してそれを当然のこととは考えたくない」。

  ホランダー氏は、佐々木のような選手にとって、組織全体の投手文化が最大のセールスポイントであると指摘した。
 「我々は、投手陣と、我々の強みについて彼らが考えていることについて時間をかけて話し合った。我々は何をすべきか?何を改善できるか?」とホランダー氏は語った。
 「彼らから寄せられる共通のテーマやフィードバックは、彼らが互いにどれだけ気を配り、隣にいる人を信頼しているかということだ。隣にいる人が他の投手であろうと、アナリストであろうと、投手コーチやトレーナーであろうと。
  スタッフの間には信頼と成長と発展の真の文化があり、多くの点で大きな家族のような存在で、これは我々のグループの中でかなりユニークなことだと思う
」。

  佐々木は確かに独自の個性を持っている。
 身長6フィート2インチの長身右投手は、高校時代に時速101マイルを記録し、大谷翔平の国内記録を破った。その後、2022年4月にNPBで20歳にして19奪三振の完全試合を達成した。
  NPBでの4シーズンで64試合に出場した佐々木は、414回 2/3イニングで防御率2.02、524奪三振、91与四球を記録している。彼の速球は時速90マイル後半で、破壊的なスプリットボールを持っている。
 彼は今年、斜筋と肩の負傷のため、111イニングの登板にとどまった。

  来シーズンMLBにやってくる日本の23歳の猛烈な投手、佐々木朗希選手を紹介します🇯🇵
  切望される国際フリーエージェントはどこに着地するのでしょうか? pic.twitter.com/IcucRwCNQZ — MLB (@MLB) 2024年11月12日

  ロサンゼルス・ドジャースが佐々木選手獲得の最有力候補と見られており、サンディエゴ・パドレスもその候補に挙がっています。パドレスのベテラン先発投手ダルビッシュ有は佐々木選手の師匠と言われています。
  佐々木選手は25歳未満であるため、MLBは彼をアマチュアと分類し、国際ボーナスプールシステムの対象としています。
 これは、2017年12月に23歳でロサンゼルス・エンゼルスと230万ドルで契約した大谷選手が最初にMLBに来たときのポスティングプロセスでした。
  もう一人の日本人スター、山本由伸にとっては違ったプロセスだった。昨年の冬、彼は25歳でドジャースと12年3億2500万ドルの契約を結んだが、これは投手としては史上最高額の契約だ。
  マリナーズは2025年のボーナスプール資金として約750万ドルを用意しており、これはMLBのどの球団でも最高額と並ぶ。
 「私の予想では…30チームがオファーを出すだろう」とディポト氏は語った。「そしてそのうちの一定数のチームが(交渉で)第2ラウンドか第3ラウンドに進むことになるだろう。そして我々にとって、それが優先事項だ


  佐々木朗希争奪戦で、西海岸にも関わらず、あまり名前が挙がらないのは、SEAじゃ先発投手は数が揃っており、打撃陣が課題だからですね。
 投手育成という点では、近年最も成功し、一番驚くべきことは、“健康を保っている”ということです。
  これは彼らの先発投手陣がピーク年齢で、四球が少なく、コントロールが良い投手が多いという事と無関係ではないでしょう。
 無駄な四球を出さず、少ない球数で長いイニングを投げられれば、必然的にERAも下がり、攻撃のリズムも良くなります。
  仮に佐々木朗希が加入した場合、先発投手の一部をTradeに出し、打者を獲得するプランのようです。
 また、GMは先発ローテーションが確立しているのにも関わらず、「6人ローテーション」にも言及するなど、LADを意識したPRになっています。
 SEAは2017年の大谷翔平選手のポスティングにも縁があり、SEAファンは、SEAに来るものだと考えていたそうです。FA前のオールスター戦での「Come To Seattle!!」の大合唱が記憶に新しい。
  SEAと比べて、自前の育成投手の実績に乏しい(Tradeで有望株を放出した) SDP がLADの対抗馬に挙がる事自体、変なのですよ。

佐々木朗希はパドレス?

2024-12-10 | 佐々木朗希
24/12\10火) 15:29 東スポ 佐々木朗希の獲得にパドレス監督が絶対の自信「最終的にはウチに入団する」と断言 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/326822
> MLBネットワークのラジオ番組でも「我々は間違いなく候補になる。最終的にはパドレスに入団するだろう」とまで言い切ったシルト監督。

24/12/10(火) 09:38 スポニチ パドレス指揮官「自分の遺産を作るチャンス」佐々木朗希にラブコール 球団初のWS制覇へ共闘願う 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241210s00001007084000c.html

> パドレスのマイク・シルト監督(56)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。
ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)に言及した。
  ポスティングシステム申請が大リーグ機構(MLB)に受理されたばかりの右腕について、シルト監督は
 「もしオープンな市場競争があるのなら、私たちは多くの理由から良い場所にいると感じている。ひとつは、サンディエゴにいるということ。
  我々は毎晩、球場のチケットを完売させている。非常に競争力のある球団だ
」とパドレスはメジャー屈指の球団と胸を張り
 「彼がやってきて、最初のワールドシリーズ制覇に貢献し、自分の遺産を作るチャンスだ」と球団初のワールドチャンピオンを佐々木とともに成し遂げたいと呼びかけた。
  そして「我々は、日本にルーツを持つゼネラル・マネージャーがダルビッシュの獲得に乗り出している。我々はダルビッシュをトレードで獲得し、松井を獲得した。
  AJ・プレラーGMは数年前に日本語を学び、ダルビッシュを獲得した。(球団アドバイザーの)野茂(英雄)は明らかに日本人として存在感があり、世界的に尊敬されている。
 我々は、彼をパドレスで獲得するための真の競争機会を得ることができる、さまざまなものを手に入れてきたからね
」と自信をのぞかせた。
 また、2023年のWBCでも佐々木を指導するなどしたダルビッシュの存在についても
 「リスペクトのレベルは間違いなくあると思う。間違いなくと言っていい。日本市場のどの選手からも、ダルビッシュに対する尊敬の念があるのは当然だ」とし
 「有は関与するだろう。どの程度かはダルビッシュ次第だし、もちろんAJ・プレラーもその手助けをするだろう。
  私は、ダルビッシュが自分のできることをすることで、正当な位置を占めると確信している
」と佐々木争奪戦で尽力してほしいとした。 


24/12/10(火) 10:41 スポニチ ドジャース・ロバーツ監督「話せない」佐々木朗希の質問に口つぐむ 日本選手から見た球団魅力は力説 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241210s00001007099000c.html

> ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が9日[月](日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。
 ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)について頑なに口をつぐんだ。
  日本からもう1人、投手が来ると佐々木のメジャー挑戦についてメディアから問われた指揮官は「彼については何も言えない。聞いたところではとても才能がある」と語るにとどめた。
 さらに、佐々木朗希に対する印象については「話せない」とし、そのことは話せないのか?と再度、メディアから質問が及ぶと「話せない」と繰り返し、口をつぐんだ。
 ドジャースは野茂英雄をはじめ、石井一久、黒田博樹、ダルビッシュ有と多くの日本選手がプレー。現在も大谷翔平、山本由伸が所属する。日本選手にとって良い着地点になる理由について
 「スタッフ、マイナーリーグスタッフ、トレーニングスタッフ、フロントオフィス、野球運営サイドに日本語を話せるインフラがあると思う。
  我々はそれを本当にカバーしている。日本との関係も良好だ
」とした。
 続けて「私たちはこの30年間、日本人選手と多くの関係を築いてきました。ロサンゼルスの話をするのは当然だが、ロサンゼルスにはリトル東京がある。
 アジア人、特に日本人のコミュニティはとても充実している。気候は、北海道や北日本ではなく、東京や南下した西海岸が日本に近いことを助長していると思う。
 また、ファンも多い。来日する選手たちは勝ちたいと思っていると思う。私たちは今、そして長い間、勝つために作られていると思う
」と
 球団が日本の選手にとって過ごしやすい環境にあると語った。

  佐々木朗希投手に関して、各監督やGMのコメントを読むととても面白いです。(SEA、BOS、ARI、LAA)
 つまり、本気で獲得を狙っている球団と、「どうせLADでしょ」的な関心度が低い、理解度が低い球団があり、コメントを読めば、すぐ分かります。
 WMで佐々木本人に面談しプレゼンするには、相当の予習と練習が必要で、その点、SDPのシルト監督やGMには敬意を評します。まるで記者たち相手にその場でプレゼンを始める勢いだ。 
  対照的に、LADの監督やGMは抑制的なコメントに終始しています。
 これは昨年の大谷翔平のFA交渉でロバーツ監督が失言したのも影響しているでしょうし、事前の佐々木側との“裏取引”を疑われたくないからです。

  結論から言えば、佐々木朗希のポスティングによる移籍は、今日の交渉解禁からスタートするのではなく、
 球団の日本担当スカウトが最初に佐々木(高校生)に接触する段階から始まり、そのゴールは、千葉ロッテマリーンズがポスティングを発表した日が終点なんです。
 既にこの時点で本人の希望球団、移籍先は、数年間を経て選別されているはずです。数億ドルを捨てて、渡米するわけですから、並大抵の意思ではない。
 ポスティング後の45日間の交渉でその決断が揺らいだり、変わったりするとはとても思えない。「既に勝負あり」なのです。

  LADの今オフの最大のターゲットは佐々木朗希です。万一、SDPに佐々木朗希を奪わた場合は、大惨事・大損失といって良いでしょう。
 大方の予想通り、LADに移籍した場合は、SDPのシルト監督は壮大なフラグを事前に立てた“ピエロ”になってしまう。
  佐々木投手がSDPに移籍した場合のメリット/デメリットを挙げていくと、圧倒的にLAD側が有利なわけです。
 例えるなら、“花束を持って少し離れた位置で両手を広げて佐々木を待っているLAD”と、“佐々木の足首に這ってしがみついているSDP”と言ったところでしょうか。
 SDPが過剰に対抗馬として持ち上げられる理由は、「アンチ・ドジャース」です。LADに戦力が偏るのをLAD以外の球団関係者、メディアは好まない。

  SDPのチーム事情は、以下の記事を読むと、その一端が垣間見えます。


24/12/10(火) 04:27 MLBTR Darragh McDonald パドレスとルイス・アラエスの契約延長に勢いなし 
https://www.mlbtraderumors.com/2024/12/no-momentum-towards-extension-between-padres-luis-arraez.html (google訳)

> 内野手の Luis Arráez [27-246d] は、フリーエージェントになるまであと1年だ。彼は契約延長に前向きな姿勢を示しているが、その点については何も進展していないようだ。
 アスレチックのデニス・リンの報道によると、フライアーズ(SDP) は「まだアラエスと本格的な契約延長交渉を行っていない」という。
  契約延長交渉がまだ行われていないという事実は、必ずしも後日行われないという意味ではない。伝統的に、クラブはこの時期を選手獲得に注力するために使い、契約延長は春季トレーニングが近づくまで残しておく。
 しかし、リンの報告によると、サンディエゴのフロントオフィス内ではアラエスの価値について議論があり、これが将来的に契約延長交渉が活発化する可能性を低下させている可能性がある。

  それに加えて、現在も予算の問題が続いている。オーナーのピーター・サイドラーが存命中、パドレスは野球界で最も積極的なクラブの1つだったが、明らかに持続不可能だった。
 2023年9月、サイドラーの健康状態の悪化のニュースとともに、彼らの債務返済比率がMLBの規制に準拠していないと報じられた。


  クラブはMannyのような選手に9桁の契約を交わしていた。
 Machado [32-157d] 、Xander Bogaerts [32-070d]、Fernando Tatis Jr. [25-343d]、Joe Musgrove [32-006d]、ダルビッシュ有 [38-117d]、
 そしてその他の注目すべき取引で、彼らは小規模市場の二番手という球団のイメージを一新しようとした。

 その金を放出する一方で、ダイヤモンド・スポーツ・グループとのテレビ契約が破綻したため、入ってくる金は減っていった。

  2024年に向けて、球団は給与を削減する必要があったが、そのための選択肢は限られていた。前述の取引はすべてかなり規模が大きく、そのためトレードが困難だった。
 たとえパドレスが興味を示したとしても、これらの選手全員の契約には完全なトレード禁止条項がある。これらすべての要因と先発陣の厚みのなさが、Juan Soto [ 26-047d] のトレードにつながったようだ。
 これにより、フライアーズ(SDP) は予算を大幅に削減し、競争力バランス税を回避しながら、 Michael King [29-199d] や Drew Thorpe [24-070d] などの投手を呼び戻すことができた。
 ソープは後に Dylan Cease [28-348d] とのトレードで売却された。

  2024年に入ると、予算が再び問題になる可能性がある。今オフシーズンはまだ目立った動きはないが、RosterResourceは2025年の給与総額を 2億1000万ドル と予測しており、2024年より4000万ドル以上高い。
 また、CBTの数字は 2億4400万ドル と予測されており、2025年の基本給 2億4100万ドル をわずかに上回る。


  2025年に球団がどのような給与パラメータを設定しているのかは不明だが、リンは予算が再び逼迫していると示唆している。
 同氏の報告によると、フライアーズ(SDP) は捕手の Kyle Higashioka [34-235d] とDanny Jansen [29-240d] に興味を持っていたが、この2人の捕手が比較的控えめな契約を結んだにもかかわらず、契約は成立しなかった。
 ヒガシオカはレンジャーズから2年間で 1350万ドル を獲得したが、ジャンセンはレイズから1年間で 850万ドル で合意した。これは、球団がこの冬に多くの資金力で動いていることを示唆するものではない。

  アラエスは、実質的に2023年のソトと同じ立場にあるため、支出余力を確保するための移籍候補として推測される。彼は球団の最終年を迎え、他の数人の選手が長期契約で拘束されている中、かなりの給与を稼ぐ予定だ。
  シースとキングもFAまであと1年だが、どちらもトレードされる可能性は低いようだ。サンディエゴの先発陣は、この2人とダルビッシュで構成された強力なフロント3人だが、それ以降は不安定になる。
 Joe Musgrove [32-007d] は10月にトミー・ジョン手術を受けたため、2025年シーズン全体を欠場する可能性が高い。
 Martín Pérez* [33-251d] はフリーエージェントになったばかり。
 Matt Waldron [28-076d] と Randy Vásquez [26-038d] はバックエンドの選択肢だが、現時点ではどちらも完全に確立されていない。
 どちらかといえば、チームはそのグループに人材を追加する必要があるため、キングやシースを外すことはあまり意味がないだろう。

  一方、アラエスはトレード候補としての方が理にかなっているかもしれない。彼は3年連続で打撃タイトルを獲得した、ゲームで最高のコンタクトヒッターの1人だが、四球は少なく、パワーもあまりない。
 彼は通算打席の6.9%で四球を出したが、三振は6.8%に過ぎず、シーズンで10本以上のホームランを打ったことはない。彼の打率.323/出塁率.372/長打率.418は、wRC+120に相当する。
 これは今日の野球界ではユニークなアプローチであり、アラエスは得意とする分野では明らかに最高だが、そのプロフィールは限られている。
 彼は盗塁数も多くなく、主なポジションである二塁と一塁のどちらでも守備が強いとは考えられていない。

  MLBTR寄稿者のマット・シュワルツは、2025年のアラエスの年俸を 1460万ドル と予想している。これはソトが2024年に受け取る予定の金額よりはるかに少ないが、有用だが限られた選手にとってはそれでもかなりの金額だ。
 パドレスがアラエスを投手と交換するなら、三塁にマチャド、遊撃手にボガーツ、二塁にジェイク・クロネンワースという内野陣ができて、おそらくその節約分を使って一塁のより安価なオプションを狙うだろう。
 リンは、球団としては2024年シーズン開始時のようにボガーツを二塁に置きたいと考えているが、
 Ha-Seong Kim [29-055d] がフリーエージェントとなり、肩の手術のため2025年シーズン開始を欠場する可能性が高いため、遊撃手には解決策が必要だと書いている。
 これは主に推測だが、フロントオフィスがアラエスの価値に納得していないというリンの報告は、契約延長よりもトレードに傾く可能性もある。
 球団運営部長のA.J.プレラーは、2023年のソトのトレードが示したように、痛みを伴う場合でも大胆な攻撃を恐れない傾向があるため、フライアーズ(SDP) がトレード市場を揺るがすなら、今後数週間は注目すべき球団になる可能性がある。

  売却対象にはなりそうにない選手の 1人は、リリーフ投手の Robert Suarez [33-284d] だ。
 リンによると、彼の契約には 2025年以降のオプトアウト条項があり、トレード交渉が複雑になるため、パドレスは彼を引き留める傾向があるという。
 この右投手は 2025年に 1,000万ドル、その後 2年間はそれぞれ 800万ドルの報酬を受け取る予定だが、最後の 2シーズンは契約を破棄することもできる。
 彼は 2024年に 2.77 という堅実な防御率を記録したばかりで、球団は間違いなくそのような成績に興味を持つだろうが、この契約には多くのマイナス面がある。
 スアレスが何らかの目立った怪我を負った場合、彼は間違いなくオプトアウトのチャンスを断り、その 2年間は契約に残るだろう。
 そのマイナス面を考えると、球団は目立った見返りを放棄したり、契約の全額を引き受けたりすることに消極的になるかもしれない。

  リン氏はまた、パドレスは外野手 Jurickson Profar [31-294d] との「再会の可能性に自信はないとしても、期待している」と付け加えた。
 2023年シーズンで散々な成績を残したプロファーは、2024年にわずか100万ドルの保証でサンディエゴと契約した。
 プロファーはその後、打率.280、出塁率.380、長打率.459、wRC+139を記録したため、これは球団にとって大きなバーゲンとなった。
 プロファーとプレラーは長い付き合いで、プロファーが国際アマチュアとして契約した当時、プレラーはレンジャーズで働いていた。パドレスに来て以来、プレラーはプロファーと複数回契約している。
  しかし、プロファーはキャリア最高の年を迎えた今、金もうけを狙っているのかもしれない。(※ボラス クライアント) MLBTRは、プロファーが4500万ドルの保証付き3年契約を結ぶ可能性があると予想した。
 プロファーがその程度の金額を求めているとしても、前述の給与制限を考えると、サンディエゴからそれを得るのは難しいかもしれない。


 結論:SDPは相当、厳しい状況にあり、佐々木朗希のポスティングにすがるしかないまでに、追い込まれている。時間はSDPに味方しない。2025年シーズンに勝つしかWS制覇のチャンスはない。

   このような球団に、佐々木投手は、自身のピーク年齢の 6年間 を捧げるべきでしょうか? 
  否。おそらく即戦力として、初年度から酷使され、TJ手術が必要になり、1~1.5年 (実質2年) 休むことになるでしょう。そうなれば、日本人ファンにとって大惨事です。

佐々木朗希の今後の予定

2024-12-10 | 佐々木朗希
24/12/10(火) 02:30 スポニチ 杉浦大介通信員 アストロズGM 朗希獲り「イエス」参戦意思表明「彼は気に入っている中の一人」
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241209s00001007374000c.html
> 佐々木は既に渡米し、交渉に備えている。


24/12/10(火) 00:15 Jon Heyman https://twitter.com/JonHeyman/status/1866139651779518483
> 佐々木朗希がポスティングされました。 受付期間は12月10日(火)から1月23日(木) 午後5時(東部時間)まで。

LAD:https://www.reddit.com/r/Dodgers/comments/1habzmp/roki_sasaki_has_been_posted_the_window_runs_from/

24/12/10(火) 01:52 サンスポ ロッテ、佐々木朗希のポスティング申請をMLBが受理したと正式に発表 交渉期間は12月10日から25年1月24日まで
https://www.sanspo.com/article/20241210-RNOA3X4KVJDELDB3FFIYNEXOTM/

> ロッテは10日、佐々木朗希投手(23)のポスティングシステムによる移籍交渉の手続きをMLBへ申請し受理されたと正式に発表した。
 米球団との交渉期間は 米国東海岸時間 10日[火] 午前 8時 (日本時間 12月10日[火] 22時) から 2024年1月 24日[木] 午前 8時 (同 1月24日[木] 22時) まで。
                                       ※ 時刻を見れば、実質、23日[水]まで。今回は終了時刻は重要ではない。1月15日(水) 、25年契約の開始直後にサインする可能性もある。

> また全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者は9日(日本時間10日)に「早ければ12月15日(日)にも関心のあるMLB球団との面談を開始する」と自身Xに投稿した。


24/12/10(火) 00:26 Francys Romero https://x.com/francysromeroFR/status/1866142419387088947 
> 「佐々木朗希は関心のあるチームと会議を行い、その後は静かな期間となり、休暇を利用して日本に渡航する。1月初旬に米国に戻り、手続きを継続する予定だ。
           12/10(火)~12(木) ~12/15(日) 16(月)~         契約不可            ~1/14(火) 1/15(水)~1/23(木)  [現地時間]
                 24年契約                                            25年契約

r/baseball:https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1hack85/romero_roki_sasaki_will_be_in_meetings_with/

 この投稿が事実なら、残念ですね。すぐ決まらないので。


24/12/11(水) 08:10 スポニチ 佐々木朗希“事前取引”の噂は「全て虚偽」とウルフ代理人 早期渡米決意の理由も明かす 
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/11/kiji/20241211s00001007084000c.html

> ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(54)が10日(日本時間11日)、
 ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。日米合わせて約100人の報道陣を前に現状などについて説明した。

 ウルフ氏と米メディアとの主な一問一答は以下の通り。

 ――今後のプロセスは。

 「他の選手との契約の経験上、型にはめようとすべきではない。
  現在のプランは明日戻り、次の数日でミーティングし、できれば来週からチームに会うスケジュールを決めていきたい。チーム数はわからない。
  朗希はクリスマス前に日本に帰るつもりで、日本に1、2週間滞在する。
  アメリカに戻る前にプランを立て、その時点で彼がいくつかの都市を訪れ、直接会ってさらにミーティングを行うかを話し合う予定
だ。
  それは最初のミーティングがどのように進むか、いくつのミーティングをするか次第なので、未定のままにしておきたい。

  チームは既にビデオ、パワーポイント、PDFなどでプレゼンを始めている。適切な時間をかけてほしいから、厳しいデッドラインは設けていない。いくつかのチームはすでに始めている」

24/12/11(水) MLB https://www.mlb.com/news/roki-sasaki-draws-interest-from-reds
> The plan, Wolfe said, is to have Sasaki meet with clubs at a central location in the United States.
> ウルフ氏によると、計画は、佐々木を米国の中心地(*)に招いて各クラブと会わせることだという。 (google訳)
> 計画では、佐々木がアメリカの中心的な場所(*)でクラブと会うことになっているとウルフは言う。  (DeepL訳)

 (*) 各球団から均等の距離に近いテキサス州あたり?
 

24/12/12(木) 17:35 サンスポ 【MLB】カブスが佐々木朗希と接触か ホワイトソックスやヤンキースは近日中に面談と米メディア 
https://www.sanspo.com/article/20241212-OJYBTIYHHFJHRPOM56RR3LVQSQ/?outputType=theme_mlb

 【ダラス(米テキサス州)11日(日本時間12日)=山田結軌、竹濱江利子通信員】米大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するウインターミーティング(WM)は3日目が終了した。
 ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手(23)の獲得を狙う球団は既に動き出しており、複数の米メディアによると、カブスはプレゼン資料を大手代理人事務所ワッサーマンに提出したと報じた。
 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は「カブスは既に佐々木と接触した」と報じた。「情報筋によれば、カブスは移籍先候補の1球団として認知されている」と伝えた。

  代理人を務めるワッサーマンのジョエル・ウルフ氏(54)は10日にWM会場でメディアに対応。
 佐々木の獲得について問い合わせのあった球団数を「30球団ではないが、20球団以上」と明かし、週明けに面談を開始することを明かしていた。
 クリスマス休暇前に一時帰国する佐々木はこの日、ロサンゼルス近郊で午前中にキャッチボールなどを行い、当地で自主トレに励んでいる。

  面談する球団数を絞り込むための第一段階として書類選考があるようだ。
 ウルフ氏は「同僚のところに(球団資料の)メールがいく。3、4球団のプレゼンをみた。すでに映像やパワーポイント、PDF形式のプレゼンテーションの両方を送り始めている」と明かしていた。
 書類選考を通過した球団や朗希が求める球団は直接、会うことが設定されているもよう。
 複数の米メディアは、ホワイトソックスやヤンキースは近日中に面談の予定、と報じた。
 またウルフ氏は「市場の小さいチームの方がソフトランディング(軟着陸)できるかもしれない」とメディアやファンのプレッシャーが比較的、穏やかな球団も候補とした。


24/12/09(月) 10:00 Dodger Blue Matt Borelli 佐々木朗希、MLB移籍に「準備万端」 https://dodgerblue.com/roki-sasaki-has-been-ready-to-go-for-jump-to-mlb/2024/12/08/
> 佐々木朗希は、千葉ロッテマリーンズが彼を国際フリーエージェントとしてポスティングすることに合意したことで、MLBに飛び込む次の日本のスター選手になる予定で、ウィンターミーティング中に行われると予想されている。
 佐々木は、マリーンズでの4シーズンで30勝15敗、防御率2.02、WHIP0.88を記録し、すぐに日本プロ野球(NPB)で最高の投手の一人としての地位を確立した。

  最近23歳になった佐々木は、2023年マリーンズにポスティングを依頼したが、マリーンズは彼の要求を拒否した。
 元ピッツバーグ・パイレーツ外野手の Gregory Polanco (33 / DOM) は、過去2年間マリーンズでプレーしたが、ワシントン・ポスト紙のチェルシー・ジェーンズ記者によると、佐々木は以前からメジャーリーグへの移籍を狙っていたという。

 「彼は毎日、僕にメジャーリーグについて聞いてくる」と、ピッツバーグ・パイレーツ[NL 中] で 8シーズン プレーした千葉ロッテのチームメイト、グレゴリー・ポランコは語った。
 「僕がそこに行くと、彼は冗談を言うんだ。『このチームに行くよ、あのチームに行くよ!』って。もう行く気満々なんだ

  ポランコは、佐々木にあと数シーズン日本に残るよう説得しようとしたが、右腕はMLB行きに固執した。

 「山本がいなくなった今、彼は日本で最高の投手だ。彼は超速い球を投げる。背が高い。スプリットはヤバい。変化球も強い。 すべてだ」とポランコは語った。
 「彼には、彼は本当に若いから、もっと経験が必要だと伝えた。私は『もう少し残ってくれ』と言った。彼は『いや、行きたい』と言った

  佐々木はNPBで25歳、または6シーズンに達していないため、契約に制限のないMLBフリーエージェントになるのではなく、アマチュアフリーエージェントとして国際契約規則の対象となる。
  ​​ドジャースは2024年の国際契約期間に残っているボーナスプールの金額が最も多く、250万ドルである。
 これは、佐々木が突然利用可能になった場合に備えて確保されていると広く認識されていたが、11月までそうであるとは知られていなかった。

 しかし、佐々木が2025年の国際契約期間が始まる1月15日(水)までチームに加わらないため、ドジャースは同様の経済的優位性を持たない。しかし、彼らのボーナスプールは510万ドルに増加する。
  佐々木はワッサーマンのエージェント、ジョエル・ウルフに代理を依頼されている。彼の最も有名なクライアントには山本由伸やダルビッシュ有がいる。

 ドジャースの佐々木朗希獲得に影響を及ぼす「複雑な要因」とは?

  ドジャースは佐々木と契約する有力候補とされているが、一部のスカウトは佐々木が小規模な市場を好むのではないかと見ている。
 佐々木は2024年も速球の球速が落ちており、怪我を治しているのではないかとの見方もある。

 マット・ボレリ
 マット・ボレリは、Dodger Blue のスタッフライターとしてロサンゼルス・ドジャースを担当しており、ロサンゼルス・レイカーズに重点を置いた姉妹サイトである Lakers Nation でも同様の責任を担っています。
 また、RamsNewswire.com と RaidersNewswire.com にも寄稿しています。熱心なファンタジー スポーツ プレイヤーであるマットは、2014年の MLB Beat the Streak の共同優勝者でもあります。
 彼のお気に入りのドジャースの瞬間は、数ある中でも、2014 年のコロラド・ロッキーズ戦でのクレイトン・カーショウのノーヒットノーランです。

ロッテ・佐々木朗希、10日にも渡米

2024-12-09 | 佐々木朗希
24/12/08(日) 05:00 サンスポ ロッテ・佐々木朗希、10日にも渡米 https://www.sanspo.com/article/20241208-XTRZJQDTMRIYZMVGRZYQQ7RJHY/

> 今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)が10日にも渡米することが米球界関係者への取材で7日(土)、分かった。
  ポスティングの申請手続き期限は日本時間15日(日)に迫っており、近く獲得可能選手として公示される見込み。
 大リーグ機構から全30球団に契約可能選手として通知されると、45日間の交渉期間に入る。
 佐々木にはドラフト対象外の25歳未満の外国人選手はマイナー契約しか結べない「25歳ルール」が適用され、
 各球団は獲得に使える資金(国際プール金)が500~755万ドル(約7億5000万円-11億3400万円)と制限されている。移籍期間は1月15日から12月15日。

  米メディアは、契約時期について国際プール金がリセットされる2025年1月15日(水)以降になる見通しを示している。
 大谷、山本が在籍するドジャースのほか、ダルビッシュのいるパドレスも候補に挙がっていると報じられている。
  テキサス州ダラスでは9日(日本時間10日)に米大リーグのウインターミーティングが開幕する。
 球団幹部が一堂に集結し、移籍や選手獲得競争が活性化される中で、最速165キロ右腕も米国へ飛び立つ予定となっている。

24/12/10(火) 02:30 スポニチ 杉浦大介通信員 アストロズGM 朗希獲り「イエス」参戦意思表明「彼は気に入っている中の一人」
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/12/10/kiji/20241209s00001007374000c.html
> 佐々木は既に渡米し、交渉に備えている。


  Winter Meetings が9(月)~12日(木)に予定されていますから、ダラスに自ら出向いて獲得を希望している球団のプレゼンテーションを受けるということでしょうね。
 渡米が、来年の1月15日(水)以降だと、各GMや球団首脳は各地に散っていますから、拠点に呼び出したり、自ら訪ねるのも時間と費用が掛かります。
 これは勘違い。12/16以降は契約書にサインは出来ないが、交渉は可能のようです。

 日本時間の10日(火)に出発だと、LAまで約10時間、LAからダラスは約3時間のようです。(LAとの時差は16時間差、ダラスは中部時間で15時間差)
  現地では基本2球団が競りのソトなどと違って、一挙一投足、遥かに注目されるでしょう。
 面談数に関しては、希望する全ての球団ではなく、数球団になると思います。面談を希望しても、可能性ゼロの球団には、最初から代理人が断るはずです。
  
  契約内容に関しては、LADはこの日のために、数年間準備をしてきたことから、最初から双方にとって完璧なものになっているはずです。[マイナー契約]
 (競り合いを想定し佐々木側に有利な内容になっているはず) あとは代理人が内容を確認して、本人がサインするだけ。もちろん、契約書の細部まで確認した上の話です。
 LAD側も自分たちの医療機器で詳細な身体検査をしたいでしょうから、これにも半日程度かかるのではないでしょうか。
 身体検査前の、つまりサイン前の合意段階で、メディアにリークされるでしょうね。ただ、佐々木側の動きで移籍先がバレる可能性も。

  日程的に15日(日)までにLADとサインをして、年末年始は国内で挨拶回りをしたり家族や親族と過ごし、年明けに渡米、
 同じ代理人事務所で、先発投手としても同じ立場の山本由伸選手と1月中はLAで自主トレという形になるのではないでしょうか。
 大谷選手は左肩のリハビリ中で、合同自主トレのような形にならないと思います。(ドジャースタジアムは現在、フィールド部分は大規模な工事中)

  佐々木朗希視点だと、24年契約の方がはるかに好ましい。
  LADにとっても好ましい。(プール金が無駄にならない。獲得した際のインパクト、ニュースバリュー、名声が高まる)
  MLB全体にとっても、中南米の16歳の選手たちの握手契約を犠牲にしないで済む。

  25年契約だと約15日間、交渉期間が取れますが、希望先が明確なら、交渉を引き伸ばしても意味がないでしょうし、何よりキャンプまで時間がありません。
 また、1月中旬から下旬だと、ほとんどのFA先発投手の所属先が決まってしまい、複数の入札球団に待ってもらう事になります。
 相手先が即戦力と考えている場合、先発ローテーションの枠の問題もあります。
 意中の球団がLADなら、1月15日以降に一ヶ月先延ばす意味は薄い。年内に決まれば、LADファンに対する一足早い、クリスマスプレゼントになるでしょう。

  率直なところ、日本人視点だと、この移籍先の決定が、1月中旬から下旬まで先延ばしになるのは、気の長い話です。
 早く決まってスッキリしたいところ。本人も我々も。