船に乗ったときから、必ずその日が来るのはわかっていた。
そして遂にその日が訪れた。
青森ワッツ vs 秋田ノーザンハピネッツ
思えば開幕早々、大内で行われた秋田のホーム戦。
観戦に行った俺は、終始、今まで感じた事の無い不思議な気持ちでいた。
まだ自分の中でどっちつかずだったのか、気持ちがうまく切り替わってなかったのか。
ハピネッツブースターも、なんだか俺に話しかけていいのかわからない距離感があったり、よそよそしさというか、変なアウェー感というか。
そして試合が始まると「今年のハピネッツいいなぁ~」
なんて思いながら、1点を争う好ゲームに手を握りしめ、気がつけばワッツの勝利を心底願ってる自分。
この試合ワッツは僅差で負けた。
人の気持ちってそう簡単にかわれるものじゃ無い。
でも俺の中では、開幕からすぐ、ものすごく大きな力で変わっていったのだ。
正直ハピネッツのブースターであることは変わらない。
しかしこの試合を境に、青森ワッツが完全に俺の身体の一部になった。
それからのシーズンは、その身体に喜びと悔しさを刻み続けた。
そして自分のアナウンスミスは心の底から猛省した。
そうやって共に闘ってきた。
そして迎えた青森ワッツホームゲーム、対秋田戦。
弘前会場と言うことも有り、相当の数のハピブーが来場されることは容易に予想でき、そして現実のものとなった。
2日間、会場の半分をピンク色に染めたハピネッツブースター。
bjリーグの楽しみ方から何から何まで知り尽くした、bjリーグ史上最強のブースター。
しかし俺の中でそれはそんなに問題では無かった。
すごいのはずっと前から知ってるからね。
なにより、ワッツブースターの飛躍的急成長が、圧倒的なハピブーに十分太刀打ちできるレベルまで来ていたと思ったからだ。
応援歴は違っても、まだまだ本当の楽しみ方は知らなくても、チームに勝って欲しいと言う思いはどちらも変わらず一緒なのだから。
こちらは史上最高の1年生ブースターなのだ!
その答えは、試合が始まってすぐ出始めた。
案の定、DJブースのすぐ後ろから襲いかかるハピブーの声は、俺のそばのモニターから聞こえるディフェンスやオフェンスの音源を簡単にかき消した。
それは、俺がリズムを取れなくなるほどだった。
すぐさまモニターのボリュームを上げる。
ここで、一瞬でも問題視しなかった自分を恥じる。
それは、想像を超えるすごさだったから。
この立場で、自分の地元の、しかもついこの間まで一緒に同じように声を上げたなじみのブーストを聞くこと等、1年前は想像もしていなかった。
「これはホームか?アウェイか?」
そしてDJブースの真ん前は、アウェイのHCが指揮を執る主戦場。
アウェイ中村和雄HCのパフォーマンスをこの位置から観るとは…。
しかし、そんな俺の個人的内情など関係なく、その圧倒的なブーストと真っ向勝負したのがワッツブースターだった。
前半こそ大きくビハインドとなったが、ワッツの真骨頂でもある後半からの怒濤の逆転劇。
ワッツブースターのブーストは、次第に最強ブースターの周波数を上回り始めた。
この時点でワッツブースターのすごさは、俺の想像を遥かに超えていた。
そして、首位秋田を撃破!
その瞬間レベルメーターはピークを振り切った。
そして俺の目にはうっすらと涙が…。
翌日のセカンドゲームはしっかりやられた。
ハピネッツは本来のチームらしさを取り戻し、さすがの勝利となった。
さらに増員されたハピネッツブースターにより、ワッツの試合では今期最高の来場者数となった。
そして俺は思った。
これが東北ダービーだ。
こんな最高の2日間はない。
さすがにいろんな方々から声をかけて頂いた。
ワッツブースターの皆さんからは、いつもの変わらず
「今日もがんばりましょう!勝ちましょう!」
試合終了後は
「ハピネッツブースターはやっぱりすごいですね!」
そして、よく知ってるハピネッツブースターの方々からは、
「やりづらいでしょ!」
「悪いけど秋田がもらうよーー!」
「シャバさんがんばってね!」
でも、本当にうれしかった言葉が一番多く聞こえてきたのだ。
「ワッツのブースターやばいね!本当すごい!」
「ワッツのブースターさんに、いろいろよくしてもらったよ。」
「場所教えてもらったり席ゆずってもらったり、青森の人っていいね!」
その声を聞いたとき本当にたまらなかった。
俺がとやかくいうことでもなく、心配することでもなく、そこには青森県民としての人間性やマナーがしっかりあって、人を思いやるプライオリティの高さが、弘前会場を幸せな空間にしてくれたんだと。
秋田の皆さん、いかがでしたかこの2日間。
言葉は悪いかもしれませんが、40分間は、威信をかけた戦争です。
でも、それ以外は地域もなにも関係なく、ファミリーだと思ってます。
今回の青森 vs 秋田は、試合以外の部分を含めても本当に最高の時間だったんじゃないかなって思う。
個人的には、秋田からボランティアさんがたくさん来てくれた時点で泣けましたが(^^)
もちろん、会場の問題(土禁だったり、1階フロアで飲食できなかったり…)など、まだまだ課題はありますが、俺は俺の立場でもう少し、秋田の良いところを青森でもどんどん実現できるよう、そして、青森の良いところをどんどん引き出せるようがんばります!
おこがましいかもしれませんが、それが今回俺が青森のMCを引き受けた大きな意味の一つでもあり、互いの栄光のための架け橋となれるよう、微力ながらがんばります!(たとえいろいろ言われてもね!)
さあ!次はプレイオフ!
こうなったら青森は6位ギリでなんて言わない。
4位でホーム権(修正(^^))を勝ち取り、そっからハピネッツに挑みます!
青森には、この2日間クレイジーピンクから強烈に受けた影響をしっかり胸に刻んだ、ファンタスティックブルーブースターがついている!
だから待っててくださいよ!
必ずイースタンのてっぺんで!
そして遂にその日が訪れた。
青森ワッツ vs 秋田ノーザンハピネッツ
思えば開幕早々、大内で行われた秋田のホーム戦。
観戦に行った俺は、終始、今まで感じた事の無い不思議な気持ちでいた。
まだ自分の中でどっちつかずだったのか、気持ちがうまく切り替わってなかったのか。
ハピネッツブースターも、なんだか俺に話しかけていいのかわからない距離感があったり、よそよそしさというか、変なアウェー感というか。
そして試合が始まると「今年のハピネッツいいなぁ~」
なんて思いながら、1点を争う好ゲームに手を握りしめ、気がつけばワッツの勝利を心底願ってる自分。
この試合ワッツは僅差で負けた。
人の気持ちってそう簡単にかわれるものじゃ無い。
でも俺の中では、開幕からすぐ、ものすごく大きな力で変わっていったのだ。
正直ハピネッツのブースターであることは変わらない。
しかしこの試合を境に、青森ワッツが完全に俺の身体の一部になった。
それからのシーズンは、その身体に喜びと悔しさを刻み続けた。
そして自分のアナウンスミスは心の底から猛省した。
そうやって共に闘ってきた。
そして迎えた青森ワッツホームゲーム、対秋田戦。
弘前会場と言うことも有り、相当の数のハピブーが来場されることは容易に予想でき、そして現実のものとなった。
2日間、会場の半分をピンク色に染めたハピネッツブースター。
bjリーグの楽しみ方から何から何まで知り尽くした、bjリーグ史上最強のブースター。
しかし俺の中でそれはそんなに問題では無かった。
すごいのはずっと前から知ってるからね。
なにより、ワッツブースターの飛躍的急成長が、圧倒的なハピブーに十分太刀打ちできるレベルまで来ていたと思ったからだ。
応援歴は違っても、まだまだ本当の楽しみ方は知らなくても、チームに勝って欲しいと言う思いはどちらも変わらず一緒なのだから。
こちらは史上最高の1年生ブースターなのだ!
その答えは、試合が始まってすぐ出始めた。
案の定、DJブースのすぐ後ろから襲いかかるハピブーの声は、俺のそばのモニターから聞こえるディフェンスやオフェンスの音源を簡単にかき消した。
それは、俺がリズムを取れなくなるほどだった。
すぐさまモニターのボリュームを上げる。
ここで、一瞬でも問題視しなかった自分を恥じる。
それは、想像を超えるすごさだったから。
この立場で、自分の地元の、しかもついこの間まで一緒に同じように声を上げたなじみのブーストを聞くこと等、1年前は想像もしていなかった。
「これはホームか?アウェイか?」
そしてDJブースの真ん前は、アウェイのHCが指揮を執る主戦場。
アウェイ中村和雄HCのパフォーマンスをこの位置から観るとは…。
しかし、そんな俺の個人的内情など関係なく、その圧倒的なブーストと真っ向勝負したのがワッツブースターだった。
前半こそ大きくビハインドとなったが、ワッツの真骨頂でもある後半からの怒濤の逆転劇。
ワッツブースターのブーストは、次第に最強ブースターの周波数を上回り始めた。
この時点でワッツブースターのすごさは、俺の想像を遥かに超えていた。
そして、首位秋田を撃破!
その瞬間レベルメーターはピークを振り切った。
そして俺の目にはうっすらと涙が…。
翌日のセカンドゲームはしっかりやられた。
ハピネッツは本来のチームらしさを取り戻し、さすがの勝利となった。
さらに増員されたハピネッツブースターにより、ワッツの試合では今期最高の来場者数となった。
そして俺は思った。
これが東北ダービーだ。
こんな最高の2日間はない。
さすがにいろんな方々から声をかけて頂いた。
ワッツブースターの皆さんからは、いつもの変わらず
「今日もがんばりましょう!勝ちましょう!」
試合終了後は
「ハピネッツブースターはやっぱりすごいですね!」
そして、よく知ってるハピネッツブースターの方々からは、
「やりづらいでしょ!」
「悪いけど秋田がもらうよーー!」
「シャバさんがんばってね!」
でも、本当にうれしかった言葉が一番多く聞こえてきたのだ。
「ワッツのブースターやばいね!本当すごい!」
「ワッツのブースターさんに、いろいろよくしてもらったよ。」
「場所教えてもらったり席ゆずってもらったり、青森の人っていいね!」
その声を聞いたとき本当にたまらなかった。
俺がとやかくいうことでもなく、心配することでもなく、そこには青森県民としての人間性やマナーがしっかりあって、人を思いやるプライオリティの高さが、弘前会場を幸せな空間にしてくれたんだと。
秋田の皆さん、いかがでしたかこの2日間。
言葉は悪いかもしれませんが、40分間は、威信をかけた戦争です。
でも、それ以外は地域もなにも関係なく、ファミリーだと思ってます。
今回の青森 vs 秋田は、試合以外の部分を含めても本当に最高の時間だったんじゃないかなって思う。
個人的には、秋田からボランティアさんがたくさん来てくれた時点で泣けましたが(^^)
もちろん、会場の問題(土禁だったり、1階フロアで飲食できなかったり…)など、まだまだ課題はありますが、俺は俺の立場でもう少し、秋田の良いところを青森でもどんどん実現できるよう、そして、青森の良いところをどんどん引き出せるようがんばります!
おこがましいかもしれませんが、それが今回俺が青森のMCを引き受けた大きな意味の一つでもあり、互いの栄光のための架け橋となれるよう、微力ながらがんばります!(たとえいろいろ言われてもね!)
さあ!次はプレイオフ!
こうなったら青森は6位ギリでなんて言わない。
4位でホーム権(修正(^^))を勝ち取り、そっからハピネッツに挑みます!
青森には、この2日間クレイジーピンクから強烈に受けた影響をしっかり胸に刻んだ、ファンタスティックブルーブースターがついている!
だから待っててくださいよ!
必ずイースタンのてっぺんで!