鹿児島県立松陽高等学校公式blog

学校での活動等をお知らせします。

平成30年度美術科研修旅行3日目

2019-01-12 02:14:39 | 風景

◾️いよいよノートルダム寺院、そしてルーブル美術館へと向かいます!


◆9:00 若干小雨が降る中,ノートルダム寺院に向かいます。

観光地とはいえ早朝ということもあり、人影もまばらな印象です。

そのため,建物の内部構造やバラ窓なども細かく鑑賞することができました。天井が高く,石による重厚な造りはよりいっそう厳かな雰囲気を高めていました。

 

◆10:30 ルーブル美術館へ向かいます!

4時間ほどという短い時間の中で,より多くの作品を鑑賞できるように頑張ります!

絵画だけでなく彫刻作品も含め,本物の傑作を肌で感じることができた感動を忘れることはできないでしょう。

 

◆15:00 オランジュリー美術館でモネの睡蓮を体感します!

ルーブル美術館近くにあるオランジェリー美術館にも足を運びました。

楕円形の空間を上手く使ったインスタレーションはモネの世界観を体感する事ができます。

 本日の研修は,まさに美術作品との対話するということがテーマだったように感じ

ました。偉大な芸術家が制作に取り組んでいたと思われる同じ視線,距離感で作品を鑑賞することで作家の息吹も感じながら,細部に至るまで鑑賞することができました。偉大な作家からのメッセージを受け取り,今後の制作に活かして欲しいです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽科研修旅行3日目②

2019-01-11 22:20:55 | ・音楽科-研修旅行

午前の合唱レッスンのある国立音大へバスで移動。空気は冷たいが、今日は天気がよく青空が見える。近くでバスを降り、レッスン会場まで徒歩で向かった。

レッスンは、まず合唱のための準備運動から始まりました。アーロイス・グラスナー先生の理論的でありながら、丁寧で分かりやすいご指導で、わずか2時間のレッスンで、生徒たちの合唱がさらに素晴らしいものになりました。言葉の抑揚をうまく利用することやアクセントが2回続くことはないなど多くのことを教えてくださいました。

   

昼食はレストランで、スライスパン入りのコンソメスープ・チキンのグリル・野菜とライス添えなどをいただきました。

  

 午後はまず「シェーンブルン宮殿」に行きました。この宮殿は、その歴史的重要性、類い例のない豪華な内装や庭園によってユネスコ世界文化遺産になっています。みんなで、記念写真を撮りました。

   

ハプスブルク皇帝の夏の離宮だったこの宮殿は美しいバロック建築で、内部はそれぞれ豪華なつくりとなっています。

 その後、「シューベルトの生家」に行きました。シューベルトは「歌曲の王」と呼ばれ、作品には「野ばら」・「菩提樹」・「魔王」などがあります。生徒たちも興味深く見学していました。

   

 最後に「ハイリゲンシュタット」についての研修です。ベートーベンに関する様々なものを見たり聞いたりしてベートーベンについての理解を深めることができました。

   

夕食は昼とは別のレストランで、ミックスサラダ・ウィンナーシュニッツェル・ザッハーケーキなどを食べ、宿泊しているホテルに戻りました。

   

生徒たちは元気です。明日はウィーンでの残りの研修後、ザルツブルクに移動します。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽科研修旅行3日目①

2019-01-11 05:43:12 | ・音楽科-研修旅行

ウィーンで宿泊しているホテルのフロントの壁には世界各地の時刻を表す時計が掲示してあります。世界各地の方々が宿泊されるのでしょう。

 本日のウィーンの天気予報は、晴時々曇です。予想される最高気温はマイナス1℃、最低気温はマイナス2℃と昨日より寒くなりそうです。午後は室外での研修が続きますので、これまで以上にコートやマフラーが必需品となりそうです。

本日の研修内容は、午前中はウィーン国立音大での合唱レッスンです。レストランで昼食し、午後は研修②「シェーンブルン宮殿」、研修③「シューベルトの生家」、研修④「ハイリゲンシュタット」と続きます。

研修の様子等は、またご報告いたします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成30年度美術科研修旅行2日目

2019-01-11 03:00:37 | ・美術科-研修旅行

◼️いよいよフランスでの研修スタートです!

 快晴とまではいかないにしてもそこまで寒さも厳しくなく,天候にも恵まれた研修1日目になりそうです!下の画像はモンマルトの丘にあるサクレクール寺院からの様子です。フランス市街を一望できます。

 

◆6:00 朝食

参加者全員、特に体調を崩すこともなく美味しく朝食をとることができました。僅かな時間ですが,ホテルに滞在してみてあらためて世界各国から多くの人々が訪れていることを実感します。

朝食会場の様子。ビュッフェ形式。クロワッサンやフランスパンは絶品。


 

◆7:45 出発

 研修旅行のために全員で協力して作成した「研修ガイドブック」,「旅行のしおり」,「スケッチブック」を携え一日目の研修へ出発!

スケッチブックは本日の実技講習の際に使用する予定です。

 

◆9:00 ~モンマルトルの丘散策、サクレクール寺院見学。

パリで活躍した画家たちが、過ごした酒場や共同アトリエ「洗濯船」を散策しながらサクレクール寺院を目指しました。

 モンマルトルの丘というだけあり,勾配はかなり急です。

 

◆10:30 オルセー美術館 鑑賞

フランスにおいてルーブル美術館に次いで人気の高いオルセー美術館に向かいます。駅舎を改築してできた美術館として有名ですが,館内を歩くだけでもワクワクします。滞在時間に限りがあるため,印象派の作品を中心としながら鑑賞し,アカデミックな表現からの変遷を筆致の違いなど細かいところまで鑑賞することができました。

館内は駅のホームを彷彿とさせる作り。自然光の中で見る大理石の人体彫刻は肌の質感を際立たせてくれます。


◆14:30 ロダン美術館 鑑賞

近代彫刻の父と言われるロダンの作品を彼の生涯とともに鑑賞しました。決して順風満帆ではない彼の人生は作品にも如実に表れていて,彼を取り巻く人々も彼の表現においては重要な作品の要素であったことがわかりました。

庭園内は現在も改装中でまだまだ作品が増えていくようです。

制作工程やマケット(模型)も鑑賞することができます。

ロダンとカミーユとの関係も作品にとっては重要な部分だと言えるでしょう。


 

◆16:30 ~ グランショミエール美術学校にて実技講習

 

レオナルド藤田などのパリで活躍した作家を多数輩出した美術学校にて裸婦講習を受けました!2時間の講習は初日の最終プログラムとしてはかなりハードです。しかし,この研修旅行においては重要な講習ですので,今後の制作に活かすべく多くのことを学んで欲しいです。

少し古い学舎は,歴史を感じるとともに緊張感も高まります。

最後に簡単な講評をしていただきました。2時間という短い時間でしたが,各自充実した時間を過ごせたようです。今後の制作にも是非活かして欲しいです。

夕食にはカモ肉のコンフィをレストランでいただき,明日の英気を養いました。

いよいよ明日は,ルーブル美術館へ足を運びます。おそらく全ての作品を網羅することは難しいと思いますが,計画を立てて鑑賞して欲しいです!

 

 

 

 



 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽科研修旅行2日目②

2019-01-10 23:21:24 | ・音楽科-研修旅行

午前は、バスに乗ってまず「ウィーン楽友協会」を見学に行きました。最初に、建物の前で、MC23期生全員で記念写真を撮りました。

 

案内人のエミリーさんが分かりやすく丁寧に建物内部について説明してくださいました。ご存知のとおり、ここにはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートが開催される「黄金のホール」とも呼ばれる大ホールがあります。ホールの材料は主に木材で、ホール全体が楽器のようにできており、残響が2秒程度あるとのことでした。ちょうどピアノの調律が行われており、その音がホールを満たしている感じでした。(建物の中は撮影禁止)

次に、分離派会館(ゼセッション)に行きました。ここには、ベートーヴェン・フリーズなどが展示してありました。

  

この作品は第九交響曲に基づいており、「幸福への憧れ」「敵対する勢力」「歓喜の歌」の3つの部分に分かれています。

午後は、カイザーホールでのノーマン・シェトラー先生によるピアノレッスンでした。ピアノ専攻4名の生徒が一人ずつ先生からユーモアを交えながらの具体的で分かりやすい丁寧な指導をしていただきました。

    

レッスンしてもらう生徒はもちろんですが、他の生徒たちも真剣にレッスンを聴講していました。さすが音楽科の生徒たちです。

 シェトラー先生に対して、お礼にみんなで合唱しました。先生もたいへん喜ばれました。

最後は、19時~22時頃まで国立オペラ座で「セビリアの理髪師」を鑑賞しました。

  

  

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏はもちろんですが、役者の方々の魅力あふれる重厚な歌声も素晴らしいものでした。生徒たちの豊かな感性や鑑賞能力がさらに高まったものと考えます。 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽科研修旅行2日目①

2019-01-10 08:02:25 | ・音楽科-研修旅行

こちらは、1月10日の朝です。おはようございます。(日本は午後ですね。こんにちは。)

1日目は、鹿児島→東京→ミュンヘン→ウィーンと飛行機に3回搭乗し、ホテルまではバス乗車という大移動でした。一晩経ち、音楽科第23期生にいつもの元気さが戻っています。

本日のウィーンの天気予報は、雪です。気温は最高1℃、最低-1℃となっています。

さて、本日の朝食はバイキングです。

      

落ち着いた雰囲気のレストランで、それぞれ食べたいもの、飲みたいものを美味しくいただきました。

 今日の研修プログラムは、見学①「鑑賞バックステージツアー」、研修①「分離派会館(セセッシオン)」、ピアノレッスン(カイザーホール)、鑑賞①「国立オペラ座」セビリアの理髪師 です。

これから、8時30分にホテルを出発します。

西洋芸術の背景をなす風土に触れ、優れた作品を本場で直接鑑賞したり、優れた指導者から直接指導を受けたりできる充実した一日になると確信しています。

その様子は、またご報告いたします。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成30年度美術科研修旅行1日目

2019-01-10 02:11:55 | ・美術科-研修旅行

◼️美術科23期生(現2年生)フランスへ!

 今年度は「第2回全国九州総合文化祭」が12月に開催されたため,例年同時期に実施されている研修旅行が1月に実施されることになりました。冬休みが終わり,昨日始業式を終えたばかりでしたので,体調管理や準備等の心配もありましたが,予定通り鹿児島空港から羽田を経由し、約12時間のフライトの後,無事9日15時30分,憧れの芸術の都フランスへ到着しました!

鹿児島空港での結団式の様子。

機内食も美味しくいただきました!本日はサーモンを豆乳クリームで煮込んだイタリアンがメインディッシュでした。

無事,フランスへ到着!

天気は小雨といった感じですが,思っていたほど寒くはありませんでした。左手には懐かしい音速旅客機コンコルドのモニュメントが見えます。シャルル・ド・ゴール空港からパリ中心地へバスで移動します。

夕刻のラッシュ時ということもあり渋滞に遭遇。2020年は東京でオリンピックが開催されますが,2024年はフランス開催ということもあり,建設工事が行われている箇所が多いように感じました。

いよいよ凱旋門が見えてきました!クリスマスのイルミネーションとはまた違った趣が感じられます。

エッフェル塔付近を散策。タイミング良くエッフェル塔がキラキラ輝くシャンパンフラッシュも見ることができました!この時間帯になるとかなり冷え込んできました。

いよいよ明日から本格的な研修がスタートします。防寒対策,体調管理をしっかり行いながら充実した研修になるように頑張ります!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽科研修旅行1日目② ウィーンに向かいます。

2019-01-09 19:02:26 | ・音楽科-研修旅行

 予定通りに現地時刻 1月9日16:45 (日本時刻 1月10日 0:45)に 乗り継ぎの

ための空港ミュンヘン(ドイツ)に着きました。

 今からウィーンに向かいます。ウィーンのホテルに着くのは、現地時刻 22:00(日本

時刻 1月10日6:00)の予定です。約一日がかりの移動で少し疲れているようですが、

全員元気です。このような長時間移動は貴重な経験(勉強)になると思います。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽科研修旅行1日目① 順調に進んでいます。

2019-01-09 11:41:23 | ・音楽科-研修旅行

保護者の皆様、早朝より鹿児島空港でのお見送りありがとうございました。

現在、羽田空港の出国ゲートを出て、12:35発ミュンヘン行きの搭乗待ちです。

ミュンヘンで乗り継いで、ウィーン(オーストリア)に向かいます。

着くのは、日本時間で明日0時頃になる予定です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3学期,始動!

2019-01-08 19:13:31 | 学校行事

平成31年1月8日(火) 3学期始業式

皆さん,あけましておめとうございます。2019年が始まって,すでに

1週間が過ぎました。冬休みを有意義に過ごして,心も体も充電できたの

ではないでしょうか。今の学年で,クラスで過ごすのもあと3ヶ月ほどです。

出会った仲間たちと過ごす時間を大切にしていきましょう。

さて今日は,3学期の始業式が行われました。

式に先立ち,今回も表彰式が行われました。音楽部をはじめ,数多くの

受賞者が登壇し,賞状等が授与されました。

始業式では,東郷校長先生が新年が始まるに当たって,「松陽」という

校名や,校訓,校歌についてお考えになったことをお話しくださいました。

紀元1世紀後漢の時代から中国の地名として存在した「松陽」は,

どちらも縁起の良い漢字とだということを知り,在校生として誇らしく

なりますね。

また3番まである校歌と,「向学・高雅・貢献」の校訓とのつながりを

校長先生の自説ということでお話しになりましたが,各学年にふさわしい

校訓の順番になっているということについては納得した人も多かったの

ではないでしょうか。

「我学に向かいて,雅を高め,世の中に献を貢ぜん」

学校の柱となるものとして,壁に当たったら原点に向き合い,再び一歩を

踏み出していく。そうすることで進化と深化が実現し,限界点を超えられる!

この校長先生のお言葉を胸に,今年一年を頑張っていこう,そう思う始業式

でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする